買っちまいました。 [コンピューター、携帯電話]
年明けに自作機を作って以来、遠ざかっていたパソコン熱が、店頭展示機を見て燃え盛ってしまいました。
実はデスクトップ自作機(コア2デュオの3Ghz)以外にDELLのXPSのノートを持っているんですが、12インチという大きさにもかかわらず大容量バッテリーを付けたため3KG弱という15インチ機と同じくらいの重さとなってしまい、持ち歩くのがおっくうになっておりました。これを旅先に持って行ってネット付きのビジネスホテルで翌日の宿の予約や観光スポットの検索なんかしていたのですが、自転車だと背中にずっしり来ます。そこに登場したウルトラモバイル「EEEPC」。大きさはばっちりなうえ、お値段もお手頃。XPSは17万円もしたのに、性能はそれなりといえ5万円弱。もう心はぐらぐらしていたのです。おっさんのくせに小さくてかわいいものにめっぽう弱い私。
そこへこのたびの新型機へのモデルチェンジで、1万円値段が下がったのでさあ大変。ぶちっと音がして、我慢のロックがはじけ飛んだのでした。登場したころにはなかったライバル機も充実して選択肢も広がってます。新鋭機は10インチに画面サイズがアップしてしまったので対象外。8.9インチだからこそ魅かれたのです。だって、12インチだったらあるんですから。迷いに迷って購入したのがこれ。
ASUSのEeePC901-X。オープン価格59800円だったのが49900円になった時点で購入。
1.6GhzのCPU、1GBのメモリー、無線ランにブルートゥース、とどめに12GBのSSD。これ一台で追加投資なしで何でもできます。(グラフィックチップがしょぼいので3DゲームやDVD視聴以外は…ですが。ちなみにCDROMもDVDROMもありませんのでソフトのインストールには外付けドライブが別途必要です。)
載っているのはクレジットカードサイズの会員証です。
標準でオフィスソフトもインストール済みですので、ぜいたくを言わなければそれこそ何でもできます。
ただ一つ欠点をあげるならドライブ容量の少なさ。最近ではノートでも120GBはあたりまえ。それなのに12GB。しかもドライブはOS入りの4GBとデータ用の8GBの2個のドライブに物理的に分かれて搭載されていますので、ソフトをインストールしようとすると努力が必要です。
しかし私はMS-DOS世代。CPUは1Mhz(Ghzじゃないよー。0.001Ghzだ。)、メモリーは640KB(MBじゃないよー。0.64MBだ。)HDDはよくて20MB、物によってはフロッピーしかついていないパソコンが4,50万円で売っていた時代を過ごした世代です。たった4MBのメモリーをあっちに振り分けこっちに振り分けしたことも・・・。(遠い目)
何しろ今のようにメモリーを自動認識してソフトが勝手に使うなんてことはなく、ソフトごとに手動で起動用のAUTOEXEC.BATの中を書き換えてメモリーを振り分けないと何にもできなかったし。
燃えましたねー。容量との戦い。
いらないソフトやドライバーはどんどん削って、4GBのドライブに1.4GBの空きを確保。ここに絶対必要なウィルスソフトをインストールして完成です。
さあ、こいつをもって自転車やバイクでビジネスホテルのはしごをやろっかなあ。
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こんにちわ!
確かにかつてのPCは容量のやり繰りとの闘いでしたね!
サードパーティのユーティティ・ソフトを使ったりして、640MBのコンベンショナル・メモリの領域をどれだけ減らさずにOSを起動させるかを競い合った記憶があります。
一太郎に添付されていたATOK(後に単独でも販売)が第7世代に入った時に、ATOK7H(1M超えた領域へ常駐)とATOK7E(EMS領域へ常駐)がLAN-PACK版一太郎にバンドルされてました。
コンベンショナル・メモリへは数キロバイトしか占有せず、重宝してました。この時使っていたのがPC-98で、i486DXにHDDがたしか100MB程度搭載されていて、お値段100万円超だったと記憶しています。標準実装1.6MBのメモリに10MBを追加実装するとプラス10万円くらい必要でした。仕事用なので自腹じゃありません。
ハイテク企業に転職後、仕事で外出時にSUNのLap-topのSpark-Stationを使っていました。IBMの5550-seriesのLap-topも使いましたが、欧米人の設計したLap-topって、クルマで移動する前提なので、思いっきり重いんです。その時の苦痛が脳裏にしみこんでいるせいか、プライベートではノートは使っていません。
買うとしたら私も小振りな8インチ前後の画面サイズのものにすると思います。屋外での携帯性や耐衝撃性を考慮すると大画面はネガティブな要素が多いと感じています。
ところでディスク容量が少ないですね。マイクロドライブとかシリコンディスクなんですか?せめて20~40GBのHDD1発くらい欲しいところですね。
by kanchi (2008-11-07 21:49)
kanchiさま、思わずひざを打つコメントありがとうございます。
わたしはmsxから入りましたので当然メモリーの苦労なんぞ知りませんでした。そこに登場したエプソンPC386。
CPUが1.6Mhzでもゲームやるには早すぎてクロックダウンスイッチがついていたのが今では懐かしいです。
NEC製は高かったですねー。
はじめて買ったラップトップがダイナブックの、DOS5と一太郎3とロータス123をROMではじめてオンボード搭載したやつでした。液晶もモノクロだったなあ。
まだhddはオプションだった時代です。
当時単体で購入すれば10万円ほどした(しかもメディアはフロッピー1枚!)一太郎をこの機械で初めて使い、WIN3.1でパソコンにワープロソフトが標準搭載されるまで漫画の原作など書いてました。このノートは今でも持っています。しかもまだどこも壊れてません。
901-xのドライブはシリコンディスクです。
黎明期のUMPC(ウルトラモバイル)ですのでSSD容量やスピードはHDDに完全に負けてますが、回転部分がないのは、バイクや自転車で持ち歩くには最高です。
それに逆に容量が少ないことで堕落していたパソコン熱が再燃したのが一番の収穫でした。
by MHR (2008-11-08 00:03)
ありましたねぇ~ 動作クロック変更のスイッチ。
NECの98VXというモデルではインテルのi80286とNECの汎用CPU(レーザ・プリンタなどで広く採用)のV30と2つのCPU搭載モデルもありました。
もうちょっと昔の時代、「ラジオの制作」という雑誌ではレシートのロール紙よりちょっと大きい巻紙に穴を開け、フォトトランジスタかなにかで読みとって、パソコンの入力インターフェースにするという制作記事などがありました。今時の人にはパンチカードなど知らないんでしょうね。
パンチカードといえば道路公団もプラスティック製の料金所用のパンチカード使っていました。公団でのバイトの際に渡され、料金徴収人に渡すと、料金徴収対象外となるカードでした。
ところで世界的な需要の冷え込みでエルピーダ・メモリがものすごい大赤字を出しているそうですが、半年ぐらい後にはシリコンディスク関連商品は値上がりするかもしれませんね。
by kanchi (2008-11-10 01:50)