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復活・・・したのか?ツノダのサターン??? [ZUNOWの自転車など]

日曜日朝。
そこそこのいい天気ですが、風が強く、それが冷たいときてます。
しかし母に健康診断の結果をみられ、自転車復活を宣言してしまった手前、出発せざるを得ないわたし。
そうこうしているうちに11時。
やっと重い腰をあげ復活したばかりのランドナーにこれまた数年眠っていたほぼ新品のバッグをつけます。
こっちがフロント。暑いのやら寒いのやら判断がつかず、ウインドブレーカーや防寒具を一式持って行きます。

BAG1.jpg
こっちがリアのサドルバッグ。工具とパナソニックのエアポンプが入ってます。
RBAG1.jpg

あと今回の新兵器。
Fフォークにはこれ。

METER2.jpg

実はコードレスのメーターでした。上の写真はセンサーで、スポークについたマグネットの磁力をホイール1回転ごとに拾います。その信号を無線でハンドル上のメーターに送るのです。

METER1.jpg

家を出て、国道301号線に出てゆるいのぼりをよっこいしょって感じで走ります。
目標は25KM先の道の駅。
バイクなら30分弱で着きますが、自転車だと2時間はかかります。
なぜならずっと登りだから・・・。

「おおっ意外といけるじゃん」

・・・・・・・。
いけるわけがありません。何しろメタボなんですから。

最初の峠についた時点でもう負け。心が負け。
この峠を越えて一度下ってしまうと帰りも又上りです。

「ふふふ、今日はここまでにしてやろう。来週こそまってろよ、道の駅!」とわけのわからないことをほざき道端にへたり込みます。
メーター表示。標高535M。距離・・・・・10KM。走行時間たった1時間。なさけねー。

TOUGE1.jpg

この辺、三つ子の魂百までとはよく言ったもので、学生時代、愛知県から標高1500Mの治部坂峠を越えて信州へ旅立った時のこと。愛知と長野の境の同峠で今回同様の理由で数時間悩み引き返したことがありました。駄目人間は年を重ねても駄目のままです。

今まで登ってきたので180度向きを変えるとずっと下りです。
でもあまりにもしゃくだったので脇道に入り林道を抜けることにしました。
杉林バリバリですが、家から数KMの場所です。

SUGI1.jpg

ここで問題発生。
変速機を軽い方へシフトすると「がしゃがしゃーん」と音がしてチェンが外れました。
どうやら30年近く眠っていた後ろの変速機が、チェーンのたるみを取るのを拒否した模様です。
久々にトゥクリップとストラップで足を固定していたんですが、いつものクリップレスペダルのように足をひねるも当然はずれず(今のレーサーについているペダルは、スキーのように靴を固定し、足をひねると簡単に靴がはずれます)。
どんがらがっしゃーんと自転車ごとひっくり返りました。道路わきに堆積している紅葉の葉っぱに軟着陸して事なきを得ましたが。

KAEDE3.jpg

KAEDE1.jpg

 

よく点検してみると後ろの泥除けはがたがたいってるし、あちこちゆるんでいるようです。
工具を取り出し微調整と増し締め。

小さな峠を越え、今の自転車とは比較にならないぐらい全く効かないブレーキを、握力で抑え込み下ったら、さっき脇道に入ったところから数百メーターの場所に出ました・・・・・・。

家の前の最後のだらだらのぼり坂についた頃はもう気力も体力も尽きて、結局押して歩く羽目に。

こうしてメタボ対策とは名ばかりの、気持ちだけは100KMは走った自転車デビューは終わりました。

来週こそは道の駅まで、・・・いや、15KM地点まで・・・、せめて峠の向こうまで・・。

追伸:お尻がひりひり・・・。椅子に座れません・・・・。


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コメント 7

kanchi

お尻の痛さは侮りがたいものがありますね~。

また人それぞれ痛く感じる箇所もさまざまなようです。

私の周囲では尿道系の痛みの経験者が多いと感じますが、私の場合はサドルが「菊の御紋」を攻撃することによる痛みを感じました。
その際はだめ元で購入した処分品で2千円以下で購入したサドルでかなり改善されました。

個人差が大きく、サドルに起因した尻痛の場合、万人が大丈夫な決定的なものが存在しないようですね。

痛いサドルでも週数回痛みに耐えると3週くらいで痛みを感じるまでの距離が伸びます、私の経験では。 鍛えられるのでしょうかねぇ。。。
by kanchi (2008-12-04 00:37) 

うめちゃん。

お初です。
ツノダのサターン。
サターンをブログに掲載されている方をはじめてお目にかかりました。
実は私も同じサターンを所持しております。愛知の西尾にある自転車屋さんと、お話した時に、そこのショップのオーナ。若い頃に乗っていたランドナーが有るけど、捨てようと思っていた所だから、使うなら持って行っていいよって具合で入手しました。

其れがツノダのサターンでした。ブレーキワイヤー内臓工作してあるのに、変速レバーの台座が直付けされていないのには少しビックリしましたが。。。。。
この当時のサターンはオーダーのみの販売。現在現存する台数も少ないのでは。。。。
流石ツノダのお膝元、愛知。サターンの兄弟にお会いできて本当に嬉しいです。ちなみに私は知多市在住です。
今後ともブログの更新楽しみにしています。しかし綺麗なフレームですね。当方のはかなりヤレてます。


by うめちゃん。 (2008-12-04 21:25) 

MHR

kanchiさま、たびたびのコメントありがとうございます。
私はこの歳までおしりは健康でしたが、よる年波のせいか皮膚が弱くなり、とうとう地主になってしまったようです。なのでkanchiさんと同じくあそこのまわりがひりひりするようになってしまいました。学生時代から使ってきた同じ藤田のプロフェッショナル(ロードマンについてきたやつです)と交換すればよかったのですが、ツノダについているやつのほうが格上のやつだったのでつい。体力じゃ勝てないので古い高級だった自転車乗っている中年の、つめの先ほどのプライド?がいろいろじゃましてますねえ。

うめさま。
まさかサターンのブランドのほうでコメントいただけるとはおもっていませんでした。
この自転車は春日でロードレーサーを譲っていただいたときに、「ほんとはランドナーもほしかったんですよー」とつぶやいた一言で、「ロードを高く買っていただいたから、こっちもいりませんか」と別の部屋に連れて行かれて譲っていただいたものです。「作ってからぜんぜん乗らないうちに朽ち果てていっちゃって。乗ってください」
うちに来てからも乗ることなかったため、今回が公道デビューなので、やれは非常に少ないです。
たぶん日本で一番走っていないサターンでしょうねー。
フレームサイズが小さいのでいずれ部品はZUNOWに取られてフレームだけになったりして。

by MHR (2008-12-05 01:06) 

うめちゃん。

こんにちは。
サターンの経緯、ロードのオマケとは何だか複雑ですね。
僕も同じような経緯で入手したんですが。。。。マイナーであるが上、サターンの宿命なのかもしれませんね。
少し前のブログを読ませてもらったんですが、ズノウもお持ちとは羨ましい。画像をよく見て気が付いたのですが、キャンピングですよね。
若し頃に4サイドバッグで日本各地を廻られたとか?
サターン丸裸にしちゃうんですか?サターンの部品の剥ぎ取りは可哀想かな~。
もし手放す時は適価で譲って下さい。マジ本気でお願い致します。
by うめちゃん。 (2008-12-05 22:41) 

MHR

うめさま。
>若し頃に4サイドバッグで日本各地を廻られたとか?<
1回だけ。上高地へ行きました。
なぜ1回?
よく見てもらうとわかりますが、このフレーム、リアのバックのパイプがむちゃくちゃ細いのです。
材質も022という薄いパイプのため、サイドバッグの重量に耐え切れず、フレームがよれてまっすぐ走りませんでした。
登りはよかったのですが、くだりはそりゃもうすさまじくぶれまくりまして。
このフレームはGYMとかいう名前がついていて、汎用フレームだったようです。
本当はキャンピングをZUNOWにオーダーしたのですが、8万円を前払いしたのにもかかわらず1年待っても音沙汰なし。
あげくのはてにZUNOWは倒産したからもう入ってこないといわれ、代わりにつるしのフレームで組む羽目に。
本当に倒産したのか調べることもせず、店の言うとおりにして組みあがったのがこれです。
今思えば、当時学生だったせいで店になめられていたようです。
実際はオーダーしてなかったのかも。
毎月出来上がったかどうかたずねに通っていた私は、きっとうっとおしかったでしょうね
まあ、今は巨大になって全国のホームセンターに部品を納めているあのお店には、中学生のころお世話になったので詮索はしませんでした。
結果として一応35年後の今も乗っているぐらい気にいってますし。

サターンはフレームだけでよろしかったら・・・・ということで。
それもZUNOWが出来上がってからじゃないと無理ですが。
by MHR (2008-12-06 23:13) 

yama

はじめまして。自転車好きな大学生です。
とてもおしゃれなランドナーですね!!

普段Gios Vintage Veloceという自転車に乗っているんですが、これに似合うサドルバッグを探していたところ、こちらのブログに行きつきました。
お使いのイタリアンカラーのラインの入ったサドルバッグがとても良いなと思ったのですが、これはどのメーカーのものなのか教えて頂けませんか?
by yama (2011-04-11 22:06) 

MHR

yamaさまありがとうございます。
残念ながらこのバッグにはメーカータグがありません。
しかもおそらく20年以上前の製品です。
すでにメーカーはないものと思われます。
たしか名古屋のカトーサイクルか大阪のトモダで買ったような記憶が。
うちにはこのような未使用のバッグがいつか使ってもらえる日を待って眠っております。(そういえばキャンピング車復活しないと、4個のサイドバッグが待っているんだっけ。)
by MHR (2011-04-11 23:13) 

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