ハンディナビ MIO DIGIWALKER C323 のバッテリーを交換しよう [いろいろ修理してみよう]
オートバイで、自転車で、もちろん車でも大活躍のハンディナビ mio digiwalker C323。
電池駆動ができるので徒歩や自転車で使えるのが売りだったのですが、購入してすでに何年も経っているため、内蔵電池がへたりぎみ。最近では30分ほどでダウンしてしまいます。
そこでイギリスから(国内では販売してませんでした)新品電池を購入して交換してみました。
あ、しまった。逆さだ。下側が上です。
パッと見には分解できそうもないC323ですが、矢印のゴムキャップ5ヵ所を外すと。
普通にネジが。5本とも外します。小さいので飛ばさないように。(5本とも同じ長さです。)
隙間にドライバーを突っ込んで徐々に外していきます。あ、その前にSDカードは抜いておくこと。
中はこのようになってます。右の一番左側が電池で、真ん中の丸いのはスピーカーボックスです。
今回購入した電池。外観こそ違いますが、諸元やコネクターは同じです。
電池を本体から剥がします。ネジなどの締結やフックなどの固定はありません。
かなり力を入れて持ち上げても電池はびくともしませんが、両面テープでくっついているだけですので無理やり(ただし基板を壊さないようにていねいに)剥がします。
ここまで剥がすのですが、コネクターがスピーカーの裏に潜り込んでいるので電池が外せません。
この少し先にコネクターが刺さってます。ただ外すだけならロックがないので引っ張るだけでコードは抜けますが、取り付けるためにはスピーカーが邪魔です。
スピーカーはこの爪で基板に食いついていますので爪を軽く持ち上げながらスピーカーを持ち上げます。が、こちらも両面テープで基板に張り付いてますのでかなり無理矢理の取り外しとなります。
ただ勢いがつくと、スピーカーの配線が基板から抜けてしまいます。しかもどこに刺さっていたのかわからない状態に。スピーカーのコネクターはここですよー。極性(コネクターの向き)はどっちでもいいみたいです。
スピーカーが外れるとテープの下からコネクターが現れます。右方向へ軽く引っ張ると抜けます。
はい、取れました。左が純正、右が今回購入したリチウムポリマー電地です。
新しい電池のコネクターを差し込みます。金具が見えるほうが上になります。
この状態で見事に起動しました。交換成功です。
さて組み付けです。スピーカーボックスのコネクターを基板に接続し、この2本の爪を。
基板の穴にうまく入れます。外の爪が基板をつかめば取り付け完です。
たぶんこの接点が外れてますので。
このように溝にはまるように組み付けます。
GPSアンテナもきちんとはめて、あとは裏蓋を組み付け完了です。
はい、起動確認。
電池交換終了です。これであと数年は大丈夫でしょう。
今回何個か購入しましたので必要な方はyahooオークションで「C323」で探してください。
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僕だったらコネクターが見えない時点でお手上げです。
by yosi (2010-10-17 19:12)
yosiさまありがとうございます。
マニュアルのない分解は想像力が全てですねー。あと、壊れてもいいやという思い切りですか。
by MHR (2010-10-17 22:02)
お見事です。
こういう作業って楽しいですよね。
構造を考えながら分解していって・・・・
完成後の達成感は気分良いですね。
by さる1号 (2010-10-18 06:33)
さる1号さまありがとうございます。
手段と目的が入れ替わってしまいますねー。電池交換が目的なのにいつの間にか分解組み立てのマニュアル作りになってます。
by MHR (2010-10-18 23:43)