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ハイゼット4WD S110V にタコメーターを  [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

2006年にハイゼットを購入した際行った作業を、まだブログというものが確立してなかったためYahooのジオログに記録していましたが、YAHOOのブログ自体がなくなってしまったのでこちらに再録いたします。文章は当時のものをそのまま使いました。結構役に立つと思います。

CA3C0026-6f12d.jpg

180312-sv110CORD.jpg

商用車であるハイゼットにはタコメーターがありませんが、毎日高速道路で通勤していると、いったい何回転で走っているのか気になりタコメーターをつけてみることにしました。
メーターは汎用の6000回転レッドゾーンで、8000回転まであるものをオークションで購入しました。オートゲージというメーカーの5000円前後のものです。
まずタコメーターから出ているコード4本にコネクターをつけます。
コードは赤:電源、黒:アース、紫:ライトオンで減光するスイッチ、緑:回転信号となります。

 180312-sv110PANER2.jpg

さて、配線をするために、ダッシュボードをはずします。
ハイゼットはメーター上にある2個のプラスビスをはずして、パネルを引っ張り、スィッチからのコネクター3個をはずすだけで簡単に外れます。
アクセサリ電源と照明電源はラジオのコネクターからとりました。
まずキーをACCにし、コネクターにテスターをあてて12Vが流れる線を探します。この線を分伎してタコメーターの赤線に接続。(ACC電源からとったのは失敗でした。ラジオを聞こうとするとエンジンがかかってなくてもタコメーター照明がついてしまいます。エンジンONで導通する線にすべきですね)                                               次にライトスイッチをオンにしたときに12Vが流れる線を分伎。
タコメーターの紫線につなぎます。
あとボディアースにタコメーターの黒線を接続。
あと1本、緑線を接続すれば終了ですが・・・。
これが一番悩むところです。
エンジンの回転信号を探さないといけません。
通常イグニッションコイルのマイナス側につなげばいいのですが、このハイゼット。
商用車にあるまじき、DOHC4バルブ、EFI、おまけにイグニッションコイルやデストリビューターのないダイレクトイグニッションシステム!
コンピューターから出ている回転信号を探さないといけません。

180312-sv110CPU1.jpg

 コンピューターはここ。
灰皿下にあります。
ここのふたは引っ張ると外れます。

180312-sv110CPU2.jpg

コンピューターには2個のソケットと目のくらむような配線の束。
ここでインターネットの出番です。
ハイゼットトラックにムーブのメーターを移植した人の配線図を参考に目的の線に見当をつけます。

180312-sv110CONECT1.jpg

この右のコネクターがターゲット。

 180312-sv110CONECT2.jpg

このコネクターの下の段、この向きで左から3番目。
黒地に青線、銀の点々の線が目的の回転信号線。
これを分伎してメーターまで届くように新たに線を引きます。
ただし、搭載エンジンによってこの線の位置はころころ変わるため注意してください。
この車は 98年ハイゼットバン S110V 3速AT 搭載エンジンはEF-ZS(DOHC3気筒インジェクションエンジン)となります。
同じS110VでもエンジンがEF-ES(OHC3気筒キャブレターエンジン)のものはコンピューターそのものが違うためコネクターやピン位置がまったく違うようです。
黒字に青線、銀の点々の線を探した方が早いかも。

180312-sv1100-TACHO1_.jpg

めでたく接続に成功すると、何も見えなかったスモークのメーターにキーオンでこのように目盛りが浮き上がります。
ライトをつけて照明が暗くなればOK。
エンジンをかけると1500回転を示し、暖気終了で1000回転で落ち着きました。
ちなみに電源を入れないと6000回転までしか目盛りが見えず、キーオンで8千回転までのレッドゾーンが表示されるという、結構凝ったつくりになってます。
メーターにブラケットは付属しないため何らかのブラケットを自作あるいは購入する必要あり。
今回はSUS304の1mmの板から会社のレーザー加工機で作成しました。

180312-sv1100-TACHO-YORU.jpg

夜間はこんな感じに見えます。
昼間は取り付け場所を考えないと、ガラスの反射で非常に見にくいので、できるだけ映りこみのない場所を選びます。
取り付け所要時間約3時間。

今回購入した物や必要だったものは以下のとおり。

メーター本体4500円 オートゲージ製汎用 60mm径。(yahooオークションで購入)
オスメスコネクター、延長用8組。
分伎用コネクター4個。
コネクターをかしめる電工プライヤー。(コードが細いので安物だとかしめることができなかったので値段が高いものほどよし)
コード延長用4本。
メーターを支える適当なブラケット。カー用品店で手に入りますが今回はレーザー加工でステンレスから作成。
コードを通す穴を開けるドリル。
12Vを測ることができるテスター。
コンピューターの配線図。
ブラケットを固定するための強力な両面テープ。

さてエンジンの回転数ですが、商用車ということもあり、時速100kmでは7000回転回ってます。

これでも驚きですが最高速は115km。エンジンは8000回転以上回るのです。

さすがDOHC4バルブEFI、ダイレクトイグニッション!


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コメント 2

二兎を追う男

昔の記事なのですね。
それにしても楽しいです。私も自動車のほうにまで手を広げたくなって来ました・・・


by 二兎を追う男 (2011-01-29 01:50) 

MHR

二兎を追う男さまありがとうございます。この車は生まれて初めて買った軽自動車でして、あまりのエンジン性能の良さに驚いています。常時6000回転を使うのも新鮮です。
by MHR (2011-01-29 22:20) 

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