断腸の思いで断念。ハイゼットのATミッションおろし。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
ユーザー車検時にも書きましたが、ハイゼット君、エンジンのアウトプットシャフトからオイル漏れしております。部品は用意してあり、あとはミッションさえ降りれば難しい作業ではありません。
で、本日作業開始。
我がハイゼットくん。4WDですが、軽トラと同サイズのホイールなので前の愛車ハイラックスのように床下に人間が潜り込むことは不可能です。
で、ストレートでこれを買いました。
およそ180mm車体が持ち上がります。
で、ミッションにアクセスしたのですが。
・・・・・・・・・。
あまりにも脱着部品が多すぎるのと、工具が入らないため諦めました。
(左が床。右下がミッション。上がエンジンマウント。)
あれはずして、これはずして。もう何が何やら・・・。ミッション固定ネジがフロント(エンジン)側から入っているから手が入らないんでやんの。
しかもこの車、貨物なのにECT電子制御ATだし、ATオイルクーラーがついてます。
で、フロントのラジエターへオイルを循環させるためのオイルパイプが2本AT上面から出ているのですが、手や工具がうまく入らず外せませんでした。電子制御のコネクターも硬化しているためうまく抜けません。
がんの手術で、患者のお腹を開いただけで何もせずに閉じたドクターコトーの気分を味わいました・・・。
さらにワンボックス車では通常エンジン上部に空いているサービスホールがありません。
つまりミッション上部の切り離しは手探りとなるわけで。
どうやらエンジン下ろすこと前提みたい・・。
悔しいけれどギブアップです。
うううう。
たかがオイルシール換えるだけに4万円ぐらい取られるよなあ、これ。
4WDなので、トランスファーもあるし、当然プロペラシャフトも2本有ります。抜いたら当然オイルが出てくるよね。
ヘッドカバーからもオイルが・・・。
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実装設計は見事ですね。隙間なく実装された機器。
ただメンテ性は・・・・・
エンジン降ろすのが前提の設計なのでしょうね。
凄い、フェラーリみたい・・・・
by さる1号 (2011-02-24 02:10)
さる1ごうさまありがとうございます。二柱リフトがあれば。両手がちゃんと入る状態ならなんとかなるんですがねえ。
by MHR (2011-02-25 22:35)