第2回尾張旭クラシックカーフェスティバル中編。自動車編。 [ZUNOWの自転車など]
さて、今回のクラシックカーフェスティバル。
自分の興味が自転車とオートバイなので紹介が前後しますが、当然自動車がメインです。(展示車両は自転車30台、バイク30台に対して自動車80台)
360度、どこから見ても美人だねー。つい見入ってうっとりしてしまう。
今のダサダサのデザインからは想像もできないけど、トヨタ車なんだよー。
今の安全基準はクリアできないだろうからしょうがないけど、今から40年も前にはこんな車もデザインできたんだよなー。
結局40年たってもこれを超える車は発売されませんでした。(私の中では・。個人の意見です。反論は受け付けません。)
トヨタTE27。私が中学の時、助手席に乗せてもらってその加速にビビったのがこれ。舗装路でホイールスピンしました。(当時はタイヤが細かったからねー)こんなアルミホイールをつけて太いタイヤ入れたら警察に違法改造車として即検挙された時代でした。ちなみに色を塗り替えると陸運局に申請して、車検証の車体色の欄を書き換える必要があったほどです。
1400ccOHVの2Tエンジンを積んだカローラの足回りをガチガチに固めて、セリカ用の1600ccDOHCの2TGを押し込んだ、違法改造車にピリピリしていた時代によく生まれたもんだというとんでもない車です。
ちなみにこいつはレビンではなくトレノです。この頃はカローラレビン、スプリンタートレノと販売店で別れてました。ワックスかけるとすぐ剥げてしまうモスグリーンも懐かしい。個人的にはもう一つの柿の皮みたいなオレンジ色がすきでした。
ムスタングのパクリだと言われたセリカリフトバック。売れましたねー。確かにパクリだね。1600ccの2TGから始まり、最終的に2000cc145馬力の18RGを積みました。
トヨタスポーツ。たった800ccだけど、強制空冷2気筒だけど、それを逆手に取った超軽量なコンパクトスポーツ。黒い屋根は取り外してトランクに収納できます。同年代の2000GTと同じく今のトヨタじゃ(上層の許可が出ない)絶対作ることができない車です。通称ヨタハチ。そういえばこいつ、ガソリンを燃やすヒーターがオプションでした。ボンネットやディタッチャブルトップ、トランクフードはぺラペラのアルミです。このデザインでスポーツカーだしてよ。
今年、RX8の製造終了で、とうとう直系の子孫がなくなってしまった、マツダのロータリーのご先祖様。コスモスポーツ。
トヨタスポーツとサーキットで良きライバルだったホンダS800。
こいつはオートバイ用のFCRキャブ4連装。速そうー。
うちにもあったホンダステップバン。Nと同じ水冷2気筒360ccエンジンを積んでます。
ホンダの4輪の始祖T360。トラックなのになんと360cc水冷DOHC4気筒エンジンです。S800と同じく4キャブレターというまるでバイクのようなエンジンを積んでました。
トヨタの発展に貢献した初代クラウン。ドアが観音開きなので通称観音開きクラウンと呼ばれます。大阪5ナンバーってことは当時のままのナンバーですねー。
リフトバックに道を譲ったけどこっちの方が好き。
昭和40年台に突然現れて、その近未来的なデザインにスーパーカー並みの魅力を感じ、見かけたら自転車で走って追いかけていました。
内装やエンジン、ミッションなどの組み合わせを選べるフルチョイスシステム、カローラのOHVの2Tエンジンにヤマハ製のDOHCヘッドを載せてミクニソレックスを2連装、1600cc最強の脅威の115馬力を絞り出す2TGを積み、ボディ同色のバンパー、低い着座位置など、若者の心を奪ったトヨタセリカ1600GT。ソレックスの吸気音にしびれました。
その親に当たるのかなあ。RT5、コロナハードトップ1600GT。2000GTの普及版の位置づけだったような。
2TGの先祖に当たる(2TGの5ベアリングに対し3ベアリング)9RDOHCエンジンを搭載。このエンジンはのちに1900ccまで排気量アップし上級者であるコロナマーク2のGSSに積まれました。
セリカと同時に発売された、シャーシーを共用するカリーナ。千葉真一がコマーシャルをしていました。軽量なため、実はセリカより高性能だったらしいです。ただ、セリカと違って華がなかったため、ほとんど現存してません。
マツダのマークが付いてましたが、なんですかこれ。初めて見ました。
これもわからん。マツダ・ポーターというらしい。
キャロル?
もうさっぱりわからん。
これはさすがにわかります。スバル360。
ホンダのオープンカー。バモスホンダ。
ミジェットの初期型?
こちらはいわゆる普通のミジェットですね。
オープンカーで、しかもただのOHVの2000cc4気筒エンジンで当時最強の145馬力を絞りだし、時速205キロを叩きだしたダットサン・フェアレディSR311。その名前とは裏腹に男の車でした。
クリスタルカットの宝石のようなボディの造形が素晴らしい、初代シルビア。
当時、そのデザインに驚いた、チェリーX1R。後方視界は絶望的です。今じゃ絶対作れません。
ラリーを席巻したブルーバード。
レーサーレプリカ 通称箱スカ スカイラインGT-R。2000ccのプリンス製S20エンジンは当時最強の160馬力を絞り出して、ロータリーエンジン搭載のマツダRX3に負けるまで国内のレースを席巻していました。
そのまた親に当たるS54B、スカイライン2000GTB。プリンス製のG7-2000cc6気筒エンジンにウェーバーキャブを3連装。これまた当時最強のレーサーレプリカでした。
三菱ランサーセレステ1600GSR。弟が乗っていました。
ランサーGSR。ラリーで篠塚建次郎がドライブしてましたねー。
ミニカスキッパー。360ccの馬力競争はリッターあたり馬力が100馬力以上の40馬力に達し、楽しかったです。その向こうはフロンテですな。
後ろが長い独特のスタイルが今でも魅力的ないすゞベレット。
このへんはよくわからないです。
手作りと言われたジウジアーロデザインの117クーペ。
これもDOHCエンジン。ベレットGTRのG161-1600ccエンジンを2000に排気量アップしたもの?
これらはほとんど自走してきたもので、朝方、進入路を見ていて非常に楽しかったです。
こういう積み込み方もあるんですねー。
さあ、次回はやっと自転車編です。
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父が白いセリカリフトバックに乗っていました。
とても懐かしいです。
クラシックカーもバイクも今の物とは味わいが違っていいですよね〜。
by ももんが (2012-10-29 01:44)
マツダの白いセダンはルーチェです。
by ぱりだか (2012-10-29 20:12)
ももんがさまありがとうございます。
私も「友人が」乗ってました。(そんなに年違いましたっけ・・。)
少なくともデザインは昔のモノのほうが綺麗ですよねー。
今売っている車が40年後に大事にされているかどうか・・。
by MHR (2012-10-30 23:10)
ぱりだかさまありがとうございます。
えーっ、ルーチェってもっとこうかっこいい車でしたよねー。(初代と2代目のこと)
by MHR (2012-10-30 23:15)
わ~、懐かしい~
スバル360は、実家の初代の車でした。
家族でドライブに行って、上り坂でオーバーヒートしたの憶えています。
大学時代、自動車部で2TGのカリーナが部車でした。
湧き上がるように始動するソレックスキャブ、素晴らしかった。
チェリーのX1Rも部車だったなあ。先輩がダートラに出場して盛り土に乗り上げ、見事に転がしたのでした。(笑)
その他懐かしい車、知らない車が沢山。
やっぱり、旧車っていいですねえ・・・
by 二兎を追う男 (2012-10-31 03:20)
二兎を追う男さまありがとうございます。
うちは貧乏だったので自家用車は一番下の弟が18歳になるまでありませんでした。(製菓業でしたのでダイハツベルリーナの業務用のバンはありましたが)
学生時代は車に全く興味がなく自分で車を買ったのは30歳過ぎてからです。
そういう経過があるので、乗り損なったその頃の車に乗りたいのでしょうねー。
今の車には全く興味がありません。
お互い困ったもんですねー。
by MHR (2012-10-31 22:26)
子供の頃憧れた車たちですが既に旧車なのか・・・・。
昔は車やバイクに「夢」がありました。
今はただの速くて快適で安全な移動手段。
そうしてしまったのもトヨタです。
未だに大人になりきれず、70年代を追い求める子供おやぢです。
by ふーさん (2012-11-22 11:34)
ふーさんさまありがとうございます。
いい時代を見ることができてよかったなあと思いますねー。
バスなんかまだウィンカーじゃなくアポロ(でよかったですよね)付きのボンネットバスでしたし。車掌さんが切符切ってくれたし。
そんなときに出たセリカとか、2000GTとかS800とか、カウンタック見た時よりも感動したものです。世界中がトヨタ菌に侵されていくのは悲しいです・・・。
by MHR (2012-11-22 23:08)