青春18切符を一気に使っちゃおう。予約しちゃったので行くしか無いぜ弾丸旅行!本番 四日目後編 [北海道鉄旅]
さて、名寄駅発10:59発旭川行きも基本同じ車両ですが、こっちは和式便所でした。当たり外れは運次第みたいです。
先に書きました、カメラのバッテリーからっけつ事件のため、名寄>旭川間の写真は諦めました。
と言うか実は朝早かったための睡眠不足と疲れで朦朧としてました。
この間は次回リベンジです。
乗り換えの際、重いバッグを持ち上げる必要のある、この段差には悩まされました。
エンジンが床下に有る気動車特有の段差でしょうか。
工事中の旭川駅。快晴です。
次に乗る13:41旭川発15:22岩見沢着各駅停車まで1時間弱あるので、不足気味の現金確保のためコンビニへ。
途中、出来れば旭川ラーメンを食べたかったのですが、ちょうど昼時間のため駅前の「山頭火」は外まで行列。
並んでまで食べる時間はありませんでした。これも次回リベンジということで。
セイコーマートにはATMがなかったためローソンで1万円おろしました。
さすがに食事がコンビニものばかりじゃ寂しいので、構内で駅弁を購入しました。「蝦夷わっぱ」1000円。
岩見沢で食べましょう。
13:41岩見沢行きに乗車。(バッテリーがないので車両の写真がありません。来る時見かけた赤いやつです。)
ここからは都市部になるため、たぶん最後の北海道らしい景色が続きます。
ここは風防室(保温のための部屋)ですが、実は車両のど真ん中。
つまり3個あるドアのうちの真ん中のドアが、連結部じゃないのに個室になっております。
というわけで普通、車両を前から後ろへ通りぬけるには、通常2個のドアを開ければいいのですが、この車両だと4個開け閉めが必要、当然座席も少ないわけで。
北海道の標準的な住宅。雪が落ちるようになってます。煙突もデフォルト。
この右に美唄から滝川間を走る、日本一長い29.2kmの直線道路である国道12号線が走っているのです。(田んぼの向こう、ツーリングマップル32ページ参照)
つまり道路と並走するこの線路もひたすら真っすぐ。
15:52岩見沢着。
駅舎から出ると。
「ここに住みたい!!!!!」
駅前の風景だけでそんな気持ちになりました。
ここで携帯カメラを起動。(電池がもたないので温存して来ましたが思わず・・・。)
もっと左
そのさらに右側。
もう1棟ありますがこれは?
上までまるごと自転車置き場でした。洒落てますー。
2階の待合室で高校生のアベックがイチャイチャしていて思わず石を拾いました。(おーい、丸見えだぞー)
これって。
なんとレールです。外装全てのガラスの桟がレールです!レンガも本物。
調べてみたら現在のこの駅舎、グッドデザイン賞をもらっていました。(旧駅舎は漏電による火災で全焼したそうです。)
もう、マイナスイオンがその辺に充満している雰囲気の駅でした。もう一度言いましょう!ここに住みたい!
豪華です。今回の旅行中唯一の北海道らしい食事でした。(でもお味はそれなり)
この駅もそうですが、ほとんどのJRの駅には食事ができる店がありません。
これは駅内にある貴重なパン屋さん。
特売してたので購入。焼きそばパンが88円、クリームパンが55円など5個買って331円という安さにびっくりデス。今晩の夜食にしましょう。
ぼちぼちと16:29岩見沢発17:54苫小牧着に乗ります。
(岩見沢駅のトイレで、唯一の自分撮り。歳取ってから自分の姿をとることはほとんどなくなりましたねー。こんな恰好なので誰も寄り付きません。)
岩見沢からは通学時間とかちあい満員で座れなかったのですが、17:16着の追分駅で全員降りてこの状態に。
あら誰も乗ってない・・・。
しかしゆったりと乗れたのはこの間だけでした。
17:54苫小牧着。
通常ならここで22:00発のフェリー乗り場行のバス(700円)を待つのですが、せっかくの18切符。最期まで使い倒しましょう。日高本線にも乗ってみたいし。
というわけで。本音は700円を惜しんで。
日高本線苫小牧発18:17様似行きに乗車。(襟裳岬方面に行く線です)
が。
「釣銭機が故障していますので乗車が遅れてます。」という放送が。
(後ろは一度は乗りたい室蘭本線を行く18:06発、東京上野行きの北斗星)
あちゃー、通勤通学時間帯だった!
どんどん人が増えてきます。
釣銭機の故障は定刻直前に治り、18:17発車。
立ちっぱなしとなりましたが、降りるのは2駅先の浜厚真駅なので問題なし。
むしろ降り損なうことが怖いので、1個目の駅勇払を過ぎた所でドアのある風防室に陣取ります。
青春18切符2013年夏の最後の乗車が終了しました。
自転車君がいました。駅寝ですかね。(この駅に止まるのは上り下り合わせてあと3便だけです。最終21:48)
さて、この駅、新日本海フェリーの苫小牧東港へ一番近い駅です。
でもタクシーでも・・・と思ってもこんな駅なので駅前には家一軒ありません。
当然バスも苫小牧駅からフェリー乗り場への直行便1本以外の便はありません。
ナビでの距離は1.3km。 昼間なら歩いてもどうってことない距離ですが日が落ちた今ではちょっとした冒険です。
駅前の道路はこんな感じ。
歩道がないため左端をキャリーバッグを転がしながらとぼとぼ歩きます。(本来こういうところを引っ張ることは想定してないだろーなー。)
が、トレーラーがかなりの速度で通るのでビクビクです。
テールランプ代わりにナビを右手に持って歩きました。
途中に橋があります。
橋の上から。この橋にも当然のように歩道がありません。フェリーへの搬入路のようです。 怖かったー。
晴れていたのがせめてもの救い。雨だったら悲惨だったでしょう。 (まあ、雨だったら700円出してバス乗ってたな)
*後から知ったのですが、この厚真駅近辺はクマが出るので夜間歩くのは自殺行為らしいです。先に言っといてよー。
2階待合
1階受付
もう安心です。腹が減ったので岩見沢駅で買った88円のやきそばパンを。
北海道限定のドリンクに
一番高かった(それでも120円ぐらい)いわゆるピロシキ。むちゃくちゃうまかったです。
これは稚内のセイコーマートで買った非常食の片割れ。立派な北海道産です。
と、突然「秋田行きの方ではありませんか?と聞かれました。
実は目標にしてきた停船中の船は、私が乗る23:30発の敦賀行きの船ではなく、19:30発の秋田、新潟経由の敦賀行き「しらかば」だったのです。
その1時間後。20:30に私が乗る23:30発の「すいせん」が到着しました。(上の写真:自力でこちらに向かって接岸中)
なんと今日は2便が立て続けに出航するというアクロバティックなスケジュール。
あれ?
出航時間の23:30になってもまだトレーラーが出入りしています。
「車の積み込みに時間がかかっていますので出航が20分遅れます」という船内放送。
20分遅れの23:50出航。
離岸直後にタグボートを使わずに船首と船尾のスラスターを使い、その場で自力で180度ターンします。
で、後ろのスクリューの前にある2個の穴がスターン(船尾)スラスター。ともに横向きの推力を発生します。
デジカメの電池は結局3個の接点の腐食で、メガネ用のドライバーで皮膜をこすったら見事満充電状態で復活しました。
この日も暑くて寝られずリアデッキでKindle読書。「あそびにいくヨ!1巻」を読破。
台風が温帯低気圧に変わったというニュース。揺れなきゃいいけど・・・。
本日の出費
18切符1日分 2300円
フェリー苫小牧>敦賀 ツーリストAクラス 身障者割引 4650円
稚内駅入場券セット 320円
旭川駅で駅弁 1000円
岩見沢駅でパン5個 331円
ガラナドリンクと少年サンデー390円
おみやげ購入 1640円
ソフトクリーム350円
本日の出費:10981円
累計出費:44151円/4日間
うーん、700円けちってもこんなもんかあ。
28日分執筆終了です。
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駅舎、ガラスの桟がレールとは凄い
萌えますねぇ^^
ご褒美のソフト、元気が無い~><
先っぽはぴんと立ってほしいなぁ
by さる1号 (2013-09-06 06:15)
さる1号さんありがとうございます。
この駅舎は何から何まで建築系の元学生の心を鷲掴みにしました。
中でもレールと駅と同化した自転車置き場は最高でしたねー。
by MHR (2013-09-08 01:11)
岩見沢にも寄られていたのですね。
大学4年間、岩見沢の学生寮に住んでいましたが楽しい思い出がいっぱいです。
私も仕事さえあれば移住したいですね。
by ももんが (2013-09-21 02:05)
ももんがさんありがとうございます。
4年も住んでらしたんですね。うらやましー。
私も北海道の大学行けばよかったと思います。
by MHR (2013-09-21 22:18)