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青春18切符を一気に使っちゃおう。予約しちゃったので行くしか無いぜ弾丸旅行!本番 五日目最終日 [北海道鉄旅]

朝9:30起床。

昨夜はプロムナードで2:30までkindleで「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ!」1巻を読破。

洗濯物をコインランドリーに放り込み朝風呂へ。

この風呂にはサプライズがありました。

大浴場の奥にもう一個扉が。

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おお

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窓の下が開いてる・・・。 

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いや。

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天井が・・・・。

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空が開いてる。

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そうです。露天風呂。こいつはすばらし~。

(電話としては死んだけど防水デジカメとしてW42CA復活。)

10:30、船内イベントとしてビンゴ大会が。

乗船人数が少ないので当たる可能性大だったのですが。

商品は船内で使える3000円の商品券や、ソフトクリーム券、絵葉書など。

当然狙いは商品券。 

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5列のリーチ。

どうやら天気に恵まれたことで運を使い果たしたようですねー。 

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デッキに出て

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岩見沢で買った揚げパン。

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同じくクリームパンとガラナで最後の北海道物産の食事。

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クリームパンは55円とは思えないほど美味でした。もう2,3個買っとけばよかった。 

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船内用の服ではありません。ほぼこんな格好で5日間移動してました。(母曰く「よく通報されなかったねえ。歳とったんだからもっと綺麗な格好せにゃ」) 困ったことに、身障者には見えませんよねー。優先席にも座りづらかったです。

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さてずっと気になってたこのスペースは?

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なんとドッグラン。久しぶりに檻から出てハイテンションで嬉しそう。

昔は檻の中で飼い主と離れて到着まで過ごしていたので、待遇改善ですねー。 

行きの船には犬が乗ってなかったようで、初めて用途がわかりました。

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家でAMAZONからダウンロードしてきた5冊分のラノベを読破。便利な世の中になったものです。 

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それも電気の心配が要らないからこそです。(三叉は必ず持参しましょう。ナビ、タブレット、携帯を充電中。あとカメラが待ってます。) 

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2009年に乗ったときはレストランはバイキングだったんですが、昔ながらのカフェテリア形式(定食屋のあれですな)に戻ってました。 

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レストラン内部。 

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お昼になったので最後の贅沢。(晩飯は家で)

海老味噌ラーメンと豚角煮丼のセット1000円+トッピングにコーンとバター各100円。計1200円です。

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海老味噌といってもエビが入っているわけではなくエビで採っただしを使っているそうです。

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チャーシューがプリプリのとトロトロのと2種類入ってました。

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トッピングのバターとコーン。久々のハイカロリー食です。

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出来れば帯広名物の豚丼であって欲しかったのですが、何故か長崎名物の豚角煮。

でもまあ、ともかくおいしゅうございました。

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2時頃の位置。

さて、今まで行ってなかったところを探検します。

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中間階。6階? ほとんどの設備はこの階にあります。

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一番下がフロント階である5階。ツーリストクラスはこの階です。これより下は車両甲板。

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7階にある男湯。

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と女湯。 

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フォワードサロン。いわゆる船首の展望部屋です。夜は自動車と同じく明かりを漏らさないようにカーテン締め切りです。

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6階の少しいい部屋が並ぶ廊下。 

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7階の個室が並ぶ廊下。 

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スポーツルーム。使用は自由。

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充実したゲームコーナー。でも今回の乗客はおっさんばかりだったので全く人がいませんでした。 

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カラオケルームもあります。

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最新の船らしく身障者用の設備は充実してました。 

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今回ほんとに幸運でした。傘を使ったのは稚内でラーメン屋に行った時だけ。

この時点で台風はきてるわ、帰ったら竜巻があちこちで発生するわ、北海道ではまた大雨がふるわで、えらいことになっていたのに。

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さあ、もうすぐ到着なので荷物をまとめます。

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不自由な手で慌ててばら撒かないようにバス代340円を準備して。

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階段での手荒な扱いや、フェリー乗り場までの1.3kmの道中に耐えた、モンベルのバッグに感謝。 

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と、ここで放送が。

「低気圧の影響で波が荒かったため到着が10分遅れます。」 

えーっ!

敦賀駅で9:29発の特急しらさぎに乗れないと、名古屋鉄道の最終に乗れなくなり、自動的に今日中に家にたどり着くことができなくなるのです。

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予定より10分遅れの到着、10分の下船待機後20:50にバス乗車。21時にやっとスタートです。

みどりの窓口で切符を買わなきゃいかんのに間に合うのか?

10分で敦賀駅に到着、みどりの窓口で並びますが、前のおっちゃんが複雑な切符を買っていて5分経過。

やっと自分の番。

「名古屋の鶴舞まで身障者、特急と新幹線でおねがいします。」

経路1
早い乗換回数が少ない定期代
21:29 → 23:33
所要時間
2時間4分
乗車時間
1時間35分
乗換
3回
総額
5,170円
距離
155.3km
         
経路乗車位置運賃指定席/料金距離
晴れ敦賀  
21:29-22:01
32分
 特急
しらさぎ66号(米原行)
 中後2,210円指定席
620円
45.9km
(10分)米原  
22:11-22:35
24分
 新幹線空席照会
乗換案内トラベル:出張パック
 6・8・10・12号車自由席
1,680円
79.9km
(9分)名古屋 
15番線着
7番線発
22:44-22:50
6分
 JR
中央本線(東海)(土岐市行)
  5.6km
(9分)鶴舞 
1番線発
22:59-23:17
18分
 地下鉄
名古屋地下鉄鶴舞線(豊田市行)
  260円 10.7km
(1分)赤池(愛知) ≪直通≫  
23:18-23:33
15分
 私鉄
名鉄豊田線(豊田市行)
  400円 13.2km
くもり上豊田  

 

「はい4510円です。」

え?

財布の中には現金が6000円しかありません。

5日間の駐車料金が2500円ですので足りません。 無事車までたどり着いても駐車場からでられないのです。

しまった、旭川でもう少しおろしとくんだった・・・。

とここで、もう一人の先輩らしき人が窓口担当に「おい、違う、割引入ってない!お客さんすいません、やり直します!」

時間がないのにー。 

身障者割引で3500円でした。 

これで2500円確保・・・・・。

ああああ、最後の名鉄のぶんの660円がない。

ここではたと思いつきました。免許証の中にある予備の1000円。

やった、帰れる。 (良い子は財布には余裕をもたせましょう。こんな綱渡りはしないように。まあ、カードで買えば済んだのですが時間が惜しかったのです。)

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わーい、憧れのしらさぎだ。(やった、これで近江塩津を素通りだ!)

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指定席要らなかったかな。

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恒例のトイレチェック。中のもう写真はいいや。豪華です。 

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22:01米原到着。エレベーターで上へ上がってコンコースを通って端っこのエレベーターで新幹線ホームへ降ります。 

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N700系のこだま。 

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米原を飛ばす奴があるので線路が4本あります。当然真ん中は全速通過用。 

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22:11発こだま696号に乗車。 ここでの10分の乗り換えもハードでしたが、エレベーターがあるからまだ楽な方。

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新幹線は快適ですー。全然振動がないよー。しあわせー。(これを味わうために18切符があるんだねー。)

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22:35。たった24分で名古屋着。まるでワープです。

ここでまたまたハードな9分乗り換え。

今度は中央線ですが、こんなにでかい名古屋駅、なぜか中央線ホームにはエレベーターも上りエスカレーターもありません。

階段5段ごとに休憩しながら何とかホームへ。 

*なぜ名古屋で名鉄線に乗らないかというと、来る時同様、伏見駅で乗り換える必要が有るから。ちょっとでも迷ったら乗り継ぎ不可能です。鶴舞からなら目の前にきたのに乗れば自動的に乗り継ぎなしで豊田方面へ行けますから。 

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22:44発、豊田市とは全く方向違いの土岐行きで金山、鶴舞と2駅だけ乗車。

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ここまでは同じJR駅内での乗り換えなのでまだマシですが。

次も乗り換え猶予は9分間。

しかし 

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今度は鉄道会社が違うため、JR鶴舞駅を降りたら駅舎を出て、歩道にある地下鉄鶴舞線入口から長い階段を降りていかなくてはなりません。

そして歩道には当然のようにエレベータなどありません。

入り口から切符売り場まで長い階段も含め200mぐらいあります。

荷物の重さに耐えかねて悲鳴を上げながら階段を降りるおっさんに、周りの人が怯えるような顔して離れていきます。

階段を降りきったら長い通路がまってます。走れないのに走って、ほんとに死にそうになりながら切符売り場到着。

ところが、今から乗る豊田新線は途中まで名古屋市営地下鉄の鶴舞線なんだけど、途中の赤池駅から名古屋鉄道線となるため切符を買うのに「豊田線」のボタンを押してやっと表示される料金のボタンを押さないといけません。 

しかも路線図には市営地下鉄終点である赤池駅までの料金しかなくて、そこから乗り入れている豊田線の料金がどこにも書いてない。よく見たら切符販売機の横の柱に印刷物が貼ってありましたが。

ここまでですでに6分たってます。あと3分。

こういう時に限って入れた1000円札が戻ってきます。むきーーー!。

やっと660円のボタンを押し、お釣りと切符を取り、改札を抜けエレベーターでホームへ。(階段だったら間に合いませんでした)

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エレベーターを降りホームへたどり着いたとほぼ同時に電車到着の放送。

間一髪セーフ。

22:59発車。 やったー。最後の電車に間に合ったー。これで家に帰れる。

ところがこの電車。ほぼ最終なので満員で座ることができません。 今回の旅行唯一の立ちっぱなしの行程でした。

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乗り換えイメージはこんな感じ。 

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23:33 名鉄上豊田駅着。

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最後の駅看板。

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ふと見上げると、視線の真ん中にエスティマが待ってます。あー、帰ってこれたんだーと実感。

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あー。まだ最後の階段が待ってたんだっけ。 もう急ぐ必要がないので一段一段ぼちぼちと。

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ここに切符を通すと2013年夏の青春18切符旅が終了です。 

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お疲れ様でしたー。やっぱり暑いなあ。30度近くあるぞー。20度の北海道がなつかし~。

免許証いれから虎の子の1000円札を取り出し、財布の中身と合わせてゲートで2500円を投入。(1日500円X5日間)

もう財布には冗談抜きで300円ぐらいしか残ってません。

24:30 家着。

寝たいですが、5日間出荷を休止していたオークションの始末があります。

4時までかかって落札商品の出荷準備完了。 

鈍行の旅は懲りたはずなのに今度は冬の18切符の予定を立て始める自分が。 

今度は最東端に行きたいなあ。 (と、書いてる途中で下記の廃線に気づいて修正)

本日の出費

ガラナ 120円

コインランドリー 洗濯+乾燥+洗剤=250円 

ラーメンセット 1200円

フェリー連絡バス 340円

敦賀>鶴舞乗車券 1100円(2210円の身障者割引 )

特急券 敦賀>米原 720円(指定席)

新幹線 米原>名古屋 1680円

鶴舞>上豊田 名鉄豊田新線 660円

駐車場 500円X5日=2500円

本日の出費:8570円

累計出費:52731円 /5日間

まさに弾丸ツアーでした。

またお金を貯めないと。 

次回目標は26年5月に廃線となるJR北海道の江差線の乗車ですな。

冬の18切符で行くか、下の切符?でも記念乗車券が無駄になるなあ。 

*こんな便利な切符を発見。25500円。次回はこれかな。任意の7日間使えるというJR北海道フリーパス・・・・以下JRの説明「広大な北海道を自由に旅するお客様に大変お得なきっぷ。北海道内の特急・急行・普通列車及びJRバス(一部路線を除く)を利用して、北海道内及び海峡線(木古内~中小国間)の普通車自由席が7日間乗り放題です。普通車指定席も6回まで利用できます。」。例えば函館>稚内を特急で行くと午後12:30函館発22:47稚内着で16560円(運賃10500円+指定席特急券6060円)かかるので、往復2日で元取れる計算です。 (乗車時間:函館札幌3時間14分+札幌稚内4時間59分=8時間13分+札幌駅で2時間1分待ち、ただし、朝5時の始発に乗っても到着時刻は同じという札幌駅での連絡の悪さあり。休止している旭川発の特急サロベツの復活待ちですな。)

*また、事前に読んでおくか、北海道の書店で手に入れたい本がいろいろあります。

例えば「北海道16の自転車の旅

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地元ならではキャンプ場ガイドとか、道の駅のガイドとか。

あともう一つ。

2009年の北海道ツーリングを読み返していたら、その時乗った船もすずらんだったことが発覚。・・・・明らかに違う船じゃん。

実は私が乗った船は2012年に引退し、6月から7月にかけて、今度乗った船と代替わりしていたのでした。

つまり当時乗りたかった、最新型のはまなす、あかしあと同じ200メーターオーバーのハイブリット推進の超大型艦に乗れたわけです。道理ででかいはずだ。 


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yaneya

弾丸ツアー&長編レポお疲れ様でした。
ハラハラドキドキはいつでも旅の醍醐味ですね。
無事帰還され何よりです。
残金300円がスゴイ!脱帽です。
とても真似できません。

入院中の弟子の骨折手術も無事終了したので
私もぼちぼち北の旅に出ようと思います。
次仕事の予定が決まっているので20日位の旅ですが。
雨竜沼湿原他3座程度山にも登る予定です。
オカズにオショロコマでも釣って。
あとはノロッコ号かな。

次回バイク旅で会いしましょう。
by yaneya (2013-09-06 21:22) 

二兎を追う男

いや~、自分が行ったような気分にさせていただきました。
楽しかったです。

それにしても、新日本海フェリー、豪華ですねえ。
昔は大部屋で雑魚寝で、あとは何も無かったですよね。
風呂だって窓なんかなくて、小さな浴槽で。
こちらの高級クルーズ船に無料体験乗船(笑)したことがあるのですが、その船内とほとんど遜色がない感じです。


by 二兎を追う男 (2013-09-06 22:38) 

さる1号

フェリーで露天風呂!いいなぁ
海を眺めながらのんびりと浸かる湯、最高ですねぇ

by さる1号 (2013-09-06 22:48) 

かある

お疲れ様でした。
それにしても、タフですね~
歳下ですが、体力的に真似できません。

by かある (2013-09-07 20:12) 

MHR

yaneyaさんありがとうございます。
今からの北海道は閑散としているところが多く侘び寂びを感じますよね。楽しんできてください。
あー、私も山に登れればなあ。
by MHR (2013-09-08 15:06) 

MHR

二兎を追う男さんありがとうございます。
昔は(と言っても私の場合93年ですが)31時間かかるは、雑魚寝だは、エンジンの音と振動はすごいは、食事はお粗末だはなど今のようなワクワク感はなかったような・・・。
不景気な中、こんな新造船を就航させた新日本海フェリーはすごいと思います。
by MHR (2013-09-08 15:11) 

MHR

さる1号さんありがとうございます。
まさかまさかの露天風呂は素晴らしい設備でした。
風が巻き込むためぬるいのが難点ですが。
by MHR (2013-09-08 15:13) 

MHR

かあるさんありがとうございます。
なんといいますか、どんな旅をしてもバイクツーリングのように行けるところまで行ってしまう癖がぬけません。
まあ、今回の場合、バイクで700kmぶっ通しで走ることを思えば、乗ってしまえばあとは運んでくれるので楽なもんです。
by MHR (2013-09-08 15:16) 

barbie

楽しく読ませていただきました。
最後は綱渡りでハラハラしました(^^;;
フェリーにジムがあるのはいいな。露天風呂もいいですね。

by barbie (2013-09-11 13:31) 

MHR

barbieさんありがとうございます。
敦賀で泊まれよって話ですが、もう資金がかつかつなのでこうするしかありませんでした。よく間に合ったものです。体力も資金も。
フェリーのジムは無料なので使わにゃ損ですね。
露天風呂は最高でしたよー。ちと寒かったですが。
by MHR (2013-09-11 19:27) 

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