あらためてＰＣ版 ハイゼット＋ＫＳ２北海道ツーリング ９日目前編 道内滞在最終日

（あとから追記しますので再読み込みして下さい。ただ開くだけだと前書いた時点の記事しか表示されません。）

２０１５年７月５日　日曜日　６時起床。

今日は道内ツーリング最終日です。

曇りです。最後まで太陽に見放され、日中太陽が出る日はあっても、とうとう朝日や夕日を見ることはできませんでした。 

牛乳で朝食。

稚内方面は完全にアウトですな。

ここは快適でよかったです。また来よう。

これがここのメインとなる本物の鰊御殿です。

おっ。今度は今から行くほうが晴れ？ はるか向こうの海岸線が見えます。今からあの先端まで行きますよー。

６時２０分出発。

オド１３１８６８ｋｍ。 

小平市街を抜け

留萌（るもい）町へ。

気温１５．４度。窓を全開にすると（ずっと寒さと雨で全開できなかったもんなあ）気持ちのいい陽気です。

留萌川を渡ります。 

ここへ来たら寄らずを得ません。

ここを曲がり

７時０５分、８年ぶりの留萌駅です。

ここではべたですが（８年前も購入した）留萠本線の終着駅である無人駅「増毛駅」の入場券を購入。

するはずが 窓口の営業時間が７時５０分から。（気が動転してて営業時間写してねー！））

泣きたくなりましたが、窓口の向こうには人の気配が。

だめもとでカーテン越しに「すいませーん」と声をかけたら、ジャニーズ系の凄い美形のお兄さんが出てきて切符を売ってくれました。

全国の独身のお嬢様方、かってはお嬢様だった方！留萌駅に凄い美青年がいますよ~！

今回は終着駅じゃないけど前回買わなかった留萌駅のも購入。５１０円。

さすがに運が尽きたようです。ホームには何もおらず。

でかい駅だけあって、各地の観光案内が用意されてました。 

お次はＢＭＷで初日にキャンプした黄金岬へ。

黄金岬のキャンプ場。階段の上、擁壁の手前のひな壇がテントサイトという一風変わったキャンプ場です。 

黄金岬から国道２３１号線に出る前。風力発電所の向こうに増毛町の雪をかぶった暑寒別岳（１４９２ｍ）がくっきりと。 

国道２３１号線を増毛方面へ。

途中にも鰊番屋がありました。（12月5日追記：六角精児さんの「飲み鉄本線日本旅」の留萌本線の旅でここに人が住んでいることを知りました。ビックリです。）

増毛町に入りました。が、ここで事件が。

猛烈な便意が襲ってきたのです。病気前なら我慢も出来ましたが、今は便意＞即＊＊＊。

どこかトイレがないか目を凝らして走り、公園のトイレを発見。車を止めて走って行くと、「このトイレは使用できません」との無慈悲な張り紙。

再び車を走らせ、ガソリンスタンド発見。

飛び込むも誰も出てきません。よく見ると日曜定休。 

もうだめだ！（２年前の苫小牧駅での悲劇が頭をよぎります。）

ティッシュボックスに手をかけ、道路脇の草むらを探しながら脂汗を垂らし走って行くと、遠くにあの看板が。

トイレを借りる時、ひとり黙々と品出ししていた店員さんが女神に見えました。 

マジでこんな小さな町にもあるんだ。（この次は８ｋｍ先の増毛駅そば。そこまでは絶対保たなかったです。もちろん写真は事後撮影）

お礼にバナナ一房と麦茶、ヨーグルトを購入。４１０円。この御恩は一生忘れません。  

 

増毛駅を探してると途中木造校舎が。これは体育館ですね。 

１３３周年！すげー。 

 

正面玄関 

増毛町立増毛小学校です。 

え、運動場だよね。

そう、小学校は昭和２４年に増毛高校校舎に移転したそうです。

つまり遺跡。でも現役のように綺麗に保たれてます。

なんとアルミサッシじゃありません。 でもここ以外はアルミサッシもあります。昭和２４年ってアルミサッシなかったはずだから廃校後も何かに使ってた？

残念ながら内部の見学は不可。

８時３０分、留萠本線終着駅の増毛駅着。なんか大荷物を搬入してました。蕎麦屋になんでこんな大荷物が・・・。

そう、ここは無人駅になったあと蕎麦屋になってたはずですが。

え？ええええええ？

代わりに土産物屋みたいなのができとりました。 

無人駅ではありますが現役の終着駅です。

駅全景。ただ、左半分はトイレです。

反対側から

駅前の建物は高倉健の映画に出演したそうです。

増毛では古い建物が大事にされてますねえ。

９時出発。

赤岩岬のトンネルを拡幅していて片側通行でした。トンネルって広げることができるんだ！ 

快晴になってきました。カムイエト岬？

国道２３１号線の岩尾にある温泉施設「あったまーる」はまだ開店前でした。 

１０：００。たくさんあるトンネルを抜けると「雄冬岬展望台」という看板。これは行ってみなくては。

国道から左折すると、ローギアでないと登れない道。２０％ぐらいありそうです。あれが展望台？

登り切った駐車場からは岩に載る形で組まれた鉄製の階段が

延々と続きます。この下は大岩がゴロゴロしている空中です。

急になったり緩くなったり。まあ、その御蔭で休み休みでもめげずに何とか登れます。 

２０分ぐらいで展望台が見えてきました。

立派な展望台です。私以外に２組登ってきました。

最後の難関。

到着～。しばらく死んでました。 

ここは大岩の上にちょこんと載っているんですがどうやって造ったのか全く想像できません。

ヘリコプター使って持ってきた？だって岩の上に載ってるのに道はこれしか無いんですよ。 

しかもこの道はすべて岩の上に足場を組んで空中に浮いている「はしご」だから、建築資材の重量に耐えられるとは思えないし。

増毛方面

日本海。

この向こうが雄冬岬。残念ながら山に隠れて見えません。雄冬岬展望台なのに・・・。

振り返ると標高１２５８ｍの浜益岳。

いやあきつかったけど建造物フェチには登る価値ありでした。

１０時３０分。雄冬岬から２０ｋｍ。この先で海岸道路国道２３１号線とお別れなので、ちょっと早いけどお昼にします。

いろんなメニューから迷いに迷って

ウニいくら丼、１８００円。

いやあ北海道に来て初めての贅沢、満足です。 

１１時出発。この先の交差点でウィリーしながら走ってくるＣＢＸ４００Ｆに遭遇、その後から半ヘルの爆音軍団が。いやあ久しぶりに暴走族　旧車會見たわ~。 

さあ、ここから８年前に行きそこねた札沼線の終着駅「新十津川駅」に入場券を買いに行くため左折します。（結果としてすげー大回りになりました。真っすぐ行けばもっと色んな所いけたでしょうに。）

後編に続く 

コメント 4

増毛駅、行ってみたいです
波平さん予備軍なので・・・＾＾；）
by さる１号 (2015-07-26 09:29) 

いや～、凄い鉄分（笑）
青春切符で旅もされてるのだから、当然ですよね。

雄冬岬展望台の看板、見落としました。
それにしても、凄い登り。で、肝心の岬があまり見えないとは。

増毛の校舎や古い家も素晴らしい～
今回の旅では、こういうの全然観られませんでした。
また来年も行かれるのですね、羨ましい・・

by 二兎を追う男 (2015-07-27 15:34) 

さる1号さんありがとうございます。
弟に渡した２００８年の増毛駅の入場券。
・・・・全く効果がなかったようです。
by MHR (2015-07-27 21:17) 

二兎を追う男さんありがとうございます。
今回これだけ記事をかけたのはバイクじゃなかったからだと実感してます。バイクから離れた3年のおかげで鉄道旅や車での旅を覚え、それがまたバイク旅を変えていく感じですねー。
２００８年のＢＭＷでのツーリング記事を読むとどこにも寄ってないし記事もすごくつまらない（笑）
今回の旅はいい経験になりました。
えー、来年どころか今年もう一回・・・・・・・。
すでに準備中です。
今度来られたら車貸しますよ。いつ壊れるかわからないハイゼットかエスティマですが。
by MHR (2015-07-27 21:24)