あらためてPC版 ハイゼット+KS2北海道ツーリング 9日目後編 道内滞在最終日小樽へ [北海道ドライブ]
(前編より続く)
2015年7月5日 午前11時、食堂を出て国道451号線へ左折して
その中心施設である浜益温泉です。むちゃくちゃいい天気になりました。
500円を支払い真っ青な空を眺めながら入る露天風呂は最高でした。
久々に見た紙キャップです。
のんびりお湯につかって冷たい牛乳で充分クールダウンしたら12時05分出発です。
12時20分頃、当別町境。
国道451号線を新十津川町に向かいます。(右は道道28号線で当別町の中心行き)
12時38分、新十津川町境通過。
キャンプ場のある吉野公園のそばでみつけた
13時15分、フェリー乗り場へのショートカットである海岸を離れ、こっちへ大回りした理由である札沼線の終着駅、新十津川駅に到着しました。
ここは2008年のツーリングで見落としていた終着駅なので、今回は入場券を手に入れようと思いたち来たのです。
正式名称である「札沼線(さっしょうせん)」の記載はなく学園都市線と呼ばれています。何故かと言うと札沼線の”沼”の方、新十津川駅<>沼田駅間の路線が廃止されてしまったからだそうです。(”札”は当然札幌)
この駅は完全な無人駅でした!しかも増毛駅のように他の駅ではここの入場券を売ってません。 JR北海道で一番冷遇視されている終着駅です。(札沼線は北海道医療大学駅までは電化されているのですが北海道医療大学駅<>新十津川駅間は利用者がほとんど無いため非電化のまま残されたそうです。この区間はいずれ廃線でしょうね。)
もちろん泣きましたとも。だってこの駅に来るために100kmぐらい大回りしたのですから。
でも、しばし呆然としたあと次の目標を見つけました。
そうだよ。ここを起点とした日本一長い29.2kmの直線道路があるじゃないですか。(先日被害者を引きずって死なすという悲惨な交通事故のあった道路として有名になってしまいました)
275号線で滝川へ向かい
石狩川に架かる橋を渡り滝川市に入り、目的の国道12号線に向かいます。
この先の交差点を右折すると
いよいよ日本一長い直線に入ります。わくわく。(この先軽く右にカーブしたら直線区間のスタート。)
天気が良いのと都会に近づいているせいでどんどん気温が上昇、32度まで上がりとうとう今回初めてエアコン入れました。48馬力しか無いからできれば入れたくなかったのですが・・・。
真っ直ぐ・・・・・・なんだろうけど実感ねーなあ。見通しも良くないし。
・・・・・ほんの10分で飽きてきました。だってまっすぐだけど家が途切れることもなく、街が変わっても紳士服の青山とかヤマダ電機とかが立ち並び、街並みの景色が変わらないから。 地平線の消失点に向かって走るという、オロロンラインのあの感動はまったくありません。
およそ10km先の奈井江町に入りツーリングマップルを見ると道の駅があるのを発見。本来の旅の目的を思い出しました。
道の駅「ハウスヤルビ奈井江」にあった看板。ここで弟のと2冊分のスタンプをゲット。
14時30分ホクレンセルフがあったので道内最後のガソリンを給油します。
都市部で値段も多少安いのでご苦労様の意味も込めてハイオクをおごりました。
132041km(131789km)252km
152円X16.5リッター=2510円
リッター15.3km!よく走りました。やっぱり海岸線は燃費いいなあ。
直線の終点がある美唄市を通過し(まだここは直線の途中ここから8kmぐらい先の光珠内で右にカーブして終了です。)
15時。北海道の道の駅No1番、つまり最古の道の駅「三笠」で2冊分のスタンプを押し、敷地内にあるセブン-イレブンのATMで資金補給。ここへ来るまで数軒の郵便局に寄ったのですが、道内のほとんどの郵便局のATMが土日休みなのです。
さて、本日が道内滞在の最終日。なのにろくに旨いものを食べてません。
そこで、TVで観た、札幌の回転寿司「なごやか亭」に行ってみることにしました。
スマホに「一番近いなごやか亭」と喋りかけると、でました。「なごやか亭北野店」
まあ近いと行ってもそこは広大な北海道。50kmも先なんですが。
ナビにセットして岩見沢市、江別市を抜け、札幌市街へ入ります。
途中こんなのもあったけど、とりあえず今回はパス。次回の楽しみに。
16時30分着。ナビがなかったら絶対到着できてません。右左折を繰り返したのでナビを見ても現在位置がわからんのです。(ブログを書く際、なごやか亭のホームページでやっと位置が判明。でも多分もう二度と行くことは出来ません)
海老づくしとか
海鮮盛りとか(左のはカニのほぐし身にかにみそをまぶしたもの。これがうまい!)
これはかっぱだと思ったらアスパラとマヨネーズ。これは全国チェーン店でもやってほしい。
デザートで食ったすいかのゼリー。これは絶品でした。今日食べた中でNo1かも。
他のも色々食べたんですが、一つだけなぞが。
寿司皿の上にビニールのドーム状のカバー(くら寿司の鮮度くんみたいな、でもこれは寿司にかぶってるだけです)が載っていてホコリがつかないようになってるので、当然一皿食べると空き皿とともに目の前に置くことになるのですが、周りの席を見るとこれが1個もありません。どこかに放り込むところでもあるのかと、1個目を食べたところで不安になり店員さんにどうするか聞いても「皿と一緒に積んどいて下さい」と言われるだけ。
あとから考えると周りの人は廻ってる寿司じゃなく、カバーの必要のない廻っていない注文品だけを食べていたのですねー。
だから最初、廻っていたやつをとってたから、どれもバサバサで噂ほど美味しくなかったのかあ。(多分廻ってたのを食ってたのは私だけ)
それに気づいてからはすべて注文。
100円ずしではないのですが、支払いは意外に安く2462円でした。もうこれで思い残すことなし。
17時。フェリーに載るため小樽へ向け出発。
もうどこを走ってるかわからんほど複雑な札幌市内をナビに任せて抜け(ただずっと高速の下を走るため衛星をロストするのには参りました)、途中おみやげにツルハドラッグというお店でサッポロ・クラシックを購入したり、小樽のセイコーマートで船内用のラーメンを買ったりして
19時ちょうどフェリーターミナルに到着しました。 最後にここへ来たのはR80G/Sだったから20年も前です。
1993年のXL250Rでの初めての北海道ではここはまだおんぼろの建物でした。翌年のR80G/Sの時はこの近代的な建物に変わっててびっくりした覚えがあります。
窓口へ行き乗船手続き(行きと違ってプリントアウトできないので正式なチケットを印刷してもらいます。)をすませ車を乗船待機場所へ。
と、誘導員が慌てた様子で駆け寄ってきます。「あれに載る人じゃないよね?!」
はい、新潟行きでした。すげえなあ、1日に立て続けに2便出すなんて。
(構える向きを間違えて最初画面が横になってますがすぐに治ります)
どうやらラリーがあったようでラリーカーでいっぱいでした。2枚目の車なんてドライバーズシート以外はスペアタイヤや工具、パーツ満載でした。あれで家まで走るのかよ。
ここまでの写真でお気づきでしょうか。あれほど晴れてた空がどんどん雲に覆われてます。やっぱり最終日も1日天気が持ちませんでした。結局9日間の北海道滞在中1日ずっと晴れという日はありませんでしたねえ。9日間の日照時間の合計が10時間ぐらい? 天気予報もずーっと迷走中。
20時30分舞鶴行き「あかしあ」到着。
こんなでかい船がタグボートも使わず自力で接岸するなんて凄いですねえ。
22時30分乗船開始。
苫小牧東港と違ってすぐ街があり綺麗です。
23時30分予定通り出港。もう海は凪もいいとこ。さらば北海道。さらば小樽の灯よ。またねえ。
今日はよく寝れそう。
オド132162km(131868km)本日の走行距離294km。家から累計2216km。道内累計2008kmでした。
本日の出費 42711円(フェリー代29730円お買い物4589円を含む)トータル出費115830円。
どうよ、この無駄な大回り。真っ直ぐ行けば積丹半島いけたよなあ。
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牛乳瓶と紙の蓋と、針のオープナー、懐かしい~
2400円で寿司を満腹は、確かにお得感ありますね。
バイクで行くと、あまり見て回らないのはなぜでしょう・・
ヘルメットや手袋の脱着が面倒だからかなあ・・
雨降ったら、カッパも億劫だし。
今年もう一度行かれるのですか!
それは余計に羨ましい~
ブログアップを楽しみにしております。
次回は天気がいいといいですね。
by 二兎を追う男 (2015-07-28 13:14)
二兎を追う男さんありがとうございます。
ここの売店で、紙キャップは珍しいでしょう?と自慢してました。
2007年の記事を読んでもえらく端折ってる感が否めません。やっぱりとまるのが面倒だし、スマホのカメラに至ってはグローブはずさんと写せないのが厄介です。かっぱなんか着た日には脱ぐのが面倒で飯すら食わないという・・・。しかも若かった頃はそれが自慢だったし。今回初めて車を使って、バイクより自由だなあと思いました。ただ、どこでも止まれる北海道だったからですが。
第一生命の株がもうちょっと上がれば資金が捻出できそうなので、行けるなら9月頃もう一回行きたいと思います。
by MHR (2015-07-29 12:07)