XL500S 同じような備忘録なので読み飛ばしてください せっかくジェット揃えたのでもう少しだけキャブをいじってみよう。 [80'HONDAXL500SA PD01]
XL500S、キャブセッティングもほぼ出てちゃんと走るようになったのですが、燃費がいまいちの26km。
目標はぱりだかさんのXL500Sの34km。
というのは無謀なので、まずは車検直後にノーマルマフラーで記録した最高値、28kmを目指します。
現在のセッティングは
メインジェット160番、パイロットジェット58番、ニードル3段目、パイロットスクリュー3回転戻し。
この中で燃費に直接介入できるのは燃料の流量を制限するメインジェット。
5番絞って155番、そうです、あえて外してきた、ぱりだかさんの出した答えをなぞってみました。
ありゃ、プラグが抜けない。手でレンチが回りません。ねじ山舐めたか?
古いモトメンテナンスのFI、キャブのメンテナンス特集で初めて知ったのですが、メインジェットの状態は電極先端の焼けで、パイロットジェットの状態はネジ部の先端の平面の焼けで、ニードル段数は碍子の焼けで見るそうです。
それにのっとってみると、スローがやや濃い、メインジェットもやや濃いかな、ニードル段数はOKと判断しました。( が、スローは薄いはずなので、縁が黒いのは170番のメインジェットの名残でしょう。本当は新品プラグを使わないといけませんな)
ここでプラグを標準のNGKD8EAに交換しておきます。
カッパーグリスを塗ってねじ込んだら手で入りました。ヘッドの雌ねじではなくプラグのねじ山の錆が原因でした。
油面はこの辺。キャブは傾斜してるので真ん中で合わせ面-1mmぐらいです。
と同時にパイロットスクリューをアイドリングが安定する3.5回転戻しへ。いくらなんでもこれは開けすぎです。本来ならばパイロットジェットを58番から52番くらいに落とせば標準の1.75回転戻しになるんでしょうが圧入なのでこれしか方法がありません。 3.5回転も戻すとパイロットスクリューがかなり露出してしまうので弾性接着剤で緩み防止しときます。
**赤文字部分、間違いでした。このスクリューはパイロットジェットよりもエンジン側にあるので、パイロットジェットで計量したガソリンと空気の混合気自体の量を調整するやつです。空気とガソリンの混合比を調整するエアスクリューと混同してました。(KS2のはパイロットジェットよりもエアクリーナー側にあるから空気量を調整するだけのエアスクリューですね。キャブ横にあるのはたいていエアスクリュー、下にあるのがパイロットスクリューです。)
ですので、ぱりだかさんのパイロットジェット62番装着がたぶん正解です。
つまりパイロットスクリューを2倍開けないとアイドリングしない=アイドリングの混合気が足らない=混合気が薄すぎる=パイロットジェットが小さすぎる、ということですよね。
やっぱりパイロットジェットが圧入じゃないキャブ、例えばXR500のキャブに換えないとだめなのか?
コックを開けるたびにガソリンが漏れます。引っ張らなければもれないのでもうしばらく様子見。
まず道の駅でプラグチェック。
ネジ部先端のカーボンは焼き切れたのでスロー系はOK。 電極先端も碍子も綺麗に焼けてる?
アイドリングは安定し、吹け上がりも軽く、常用する60kmから80kmあたりも力強く回ります。
本宮山スカイラインへ回って帰宅前にガソリン補給。
オド9865.3km(9794.2km) 71.1km
ハイオク128円X2.47リッター=316円。
おーっ!リッター28.8km!目標達成です。でも、あと4km、75km走っていれば30kmの大台だったのに惜しー。
帰宅してもう一度プラグチェック。オド9868.1km(9797.2km)走行距離70.9km。
というわけで翌日ニードルの段数を変えてみることに。
標準の真ん中からクリップを1段下に移して、開け始めを濃くします。
コースはいつものノンストップコース。R420>R257>R151>R301。信号はR151の2個だけです。
バッテリー充電のためKS2も引っ張り出して、郵便局まで往復してきました。
高原に入ると26度。今日は暑いです。
アイドリングは問題なし。普通に走るけど中速から高速のつながりがもたつく感じ。全体的に重いフィーリングです。
これは燃費に如実に現れました。
ハイオク128円X3.51リッター=449円
27.5km。ほぼ同じコースで昨日より1km以上落ちました。つまりこのセッティングじゃダメ。昨日の方がいい。
というわけで元へ戻し・・・・・・ません。
136番から一気に170番へ変更したため、せっかく買ったのに使わなかった中間のメインジェットがまだ残ってるので、ものは試しでニードル段数はそのままで、メインジェットを155番から148番に変えてみました。
これで一度走ってみて燃費が向上したら、ガスが薄くなった分ニードルのクリップをもう一段下げて開け始めを濃くしてみます。
たぶん155番+ニードル標準が正解なんだろうなあ。
でも試すだけ試しましょう。
9月2日現在のニュージーランドマフラーキャブセッティングデータ
メインジェット155番、パイロットジェット58番、ニードル4段目、パイロットスクリュー3.5回転戻し。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
コメント 0