XLR250Rバハ レストア59日目。ちっともはかどらない最終作業。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日はエキパイを取り付けて、バルブクリアランスを調整し、フィルターとプラグを交換しオイルを入れてエンジン関係の作業を終わらせる予定でしたが・・・。エキパイ付けるためにやらなきゃいけない作業が一つ残ってました。
矢印のスタッドボルトがありません。
実は錆びついたナットと一緒に抜けてしまったのでした。
秘密兵器、スタッドプーラー。クラッチになっていてスタッドボルトを掴んで回せる工具です。
こいつにボルトを咥えて
レンチでナットを回せばこのとおり。
で再びプーラーでねじ込んでいきます。
が!あまりにも雌ねじが渋くてネジを舐めてしまいました。再び抜いてダイスを掛けます。
シリンダーヘッドにもタップを掛けて。使ってるハンドルは11番のスポークレンチ。タップの頭にぴったりです。
今度はオーソドックスにダブルナットで締めていきます。最初からこうすりゃよかった・・・。
新品のナット 90304-438-000に交換。
プーラーがあたって塗装が・・・・・・・。泣きたい。筆で塗り直しです。
次に新品のオイルフィルターを開封します。
5年間、2000km走行。
で困ったのがこれ。このスプリング、奥の壁とフィルターの間に入るんですが、挟まってるだけです。フィルター側はただの平面、向こうは垂直面でしかも受け側がスプリングに対してガバガバなのでスプリングを固定できません。
エンジン側にスプリングをグリスでくっつけて、落ちる前にフィルターをつけたキャップを押し付けます。(キャップがオイルラインになっています。スプリングでフィルターをキャップに押し付けているんですね~)
12Nmでボルト3本を締め付けてフィルター交換終了です。
あとプラグを換えようとしたらDタイププラグ用のソケットレンチが1個もありません。21mmと16mmはあるのに・・・。18mmがどこにもない・・・・。買ってこなくちゃ・・・。(RFVCエンジンはプラグが深いところにあるので500Sのじゃ届きませんでした)
作業の合間に剥げたところを何度かタッチアップ。
仮締めしてたフロントフォーククランプのクランプナットを交換。ネジロックを併用します。
シャフトを65Nmで締め込んで、クランプのナット4個を12Nmで締めます。ただしクランプナット本締め前に軽く締め込んだ状態でフロントフォークを数回ストロークさせて左右フォークの平行を出してから本締めしました。このためにシャフトは左フォークのみに固定され、右フォークはシャフト上を左右にスライドさせる事ができるようになってます。なので転倒したあとなどフォークの動きが渋いときは平行が出てませんので、このクランプを一旦緩めてストロークさせてから締め直すとかなりスムーズに動くようになります。
エキパイのカラーも耐熱黒で塗っておきました。これで明日はエキパイを取り付けることができます。
今日は失敗が多かったので3時間も掛けてできた作業はこれだけ。明日のマフラー取り付けとバルブクリアランス調整はどうかうまくスムーズにいきますように。
本日の作業時間3時間 作業時間累計185時間/59日。
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スタッドボルトは、新品に交換しないのですね。
まさか、もう部品が出ない?
by 二兎を追う男 (2018-05-06 08:43)
二兎を追う男さんありがとうございます。
エキパイをステンレスに換えるのでノーマルのジョイントガスケット抜いて使おうとしたら粉々になっちゃいました。マフラーとエキパイ間のガスケットも必要なのでついでにスタッドボルトも発注します。(ボルトだけ買っても送料が600円かかるんで)いえね、もう完全に予算オーバーなので使えるもんは使おうかと思ったんですが・・・。ネジ山がやばいので換えたほうがいいですよね。でもスタッドがねじ山ごと抜けてきそうで怖い・・・。
by MHR (2018-05-06 13:35)