北海道へいってきました。２日目。一日中海の上。

２０１８年１１月５日。晴れのち曇り。

８時半起床。千葉県の銚子沖です。

１０００円バイキングの朝食はやめてバナナ２本とみかんで朝食。

出発前にダウンロードしておいた、夏見正隆氏の「ダンシングウィズトムキャット」シリーズ３巻のうち購入した２巻をキンドルで読書。この人は自身が航空機免許を持っているパイロットなので、大気の中で機動するジェット戦闘機の動きが文字から感じ取れるから好き。尖閣諸島のやばい状況下での海上自衛隊のパイロットのお話。もちろん架空のお話です。架空のお話です。大事なことなので２度いいました。

時速５５kmで吹っ飛んでいくため甲板へ出ることが禁止されている新日本海フェリーと違い、巡航速度時速３５kmの太平洋フェリーは甲板に出ることができるので「船旅」を楽しめます。

まあ、一食ぐらい食っとこうかなと、お昼は１０００円のバイキング。貧乏人ゆえ、腹いっぱい食っちまうのでバイキングは避けてたんですが。

シュウマイ、コーヒー、ラーメン、カレー、スクランブルエッグ、クリームコロッケ、オムレツ、ナスの煮浸し、ハンバーグ、ミートスパ。

この写真の右側にある桃の葛切りが猛烈にうまかった。２杯お代りしてしまいました。あとの二品はサラダと寒天。

１３時半頃、福島第一原発沖通過。

１４時半、姉妹船「きそ」と邂逅。

もうすぐ仙台港。点線が本来の航路。少し沖を通ってるのは原発のせい？

１６時４０分、仙台港に接岸。寒いもんと思って甲板に出ると１８度もあります。

ついつい夢中で見てしまうゲートオープン。このゲートが乗船用のランプウェイになります。こいつがゲートを引っ張り上げるケーブルドラム。

ゲートを固定するラッチ。これが最初に外れます。

そこに見えるのがランプウェイの先端です。乗船ゲートのドアを兼ねていてこれが向こうに倒れていきます。

オープン完了。ゲートの裏がそのまま自動車の乗船通路になります。

出港まで３時間あるので船内探検。うーん、オヤジの遺品のオリンパスのＳＺ１０。CCDシフト方式手ブレ補正機構付きなんだけどレンズ鏡筒にガタがあり、そのせいかピントが甘くてだめ。どうも故障品みたい。起動が早くてシャッターの感触がいいので気に入ってるんだけど。新品で欲しい。

えーっ、北海道航路なのになんでガラナがないのよ？

１９時４０分出港です。狭い仙台港。暗いからか自力離岸せずにタグボートで船尾を引っ張り１８０度ターンします。（帰りは昼間なので自力でターンします。）

仕事が終わっても港を出るまで見送ってくれました。

さらば仙台港。

船内は２７度キープ。Ｔシャツ１枚で過ごせます。

苫小牧でのバス代が２５０円必要なので小銭を作るためお買い物。

キンドルで読書の続き。

お風呂に入り１１時就寝。

しようとしたんですが先程飲んだコーヒーが効いて寝られません。

アルコールの助けを。と思ったんですが。

へ？船内は治外法権じゃないの？１１時で販売中止です。

しようがないので甘いもので代用。

キンドルで山根一眞著「メタルカラーの時代」を読んで、午前４時やっと寝られました。