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ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし6日目 ミッション外れた!(降りたではない)) [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

雨の予報が晴れに変わったので昼からミッション降ろし再開です。


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とその前に、モノタロウからの荷物を開梱。


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待ってました!首に角度がついてない14x17の300mmメガネレンチ。TONEです。KTCは14x17がありませんでした。高いし。こいつは1772円。


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トランスファーとデフの18x24mm銅パッキン。4個で395円。高いなあ。


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真っ黒な油が落ちるスクラブ石鹸。365円。


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人差し指や親指がだめな人用のスプレーヘッド。右手は人差し指が動かず左手は親指が動かないため、CRCやブレーキクリーナーなどのスプレーは両手を使わないと吹けないのでありがたい商品です。こっちは365円。


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小さい方の箱で別便で送られてきた、他社のスプレーヘッド。こっちは296円。どっちか使いやすい方を何個か頼むつもり。


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ミッションを吊るすためのラチェットベルト。920円。


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ラチェットベルトを小さな脚立で吊るします。


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でもよく考えたらこのベルト、小刻みに釣り上げるのには便利ですが、下ろす方は一気に落ちるので下で受けるジャッキが必要でした。だめじゃん。弟からチェーンブロック借りなきゃ。でもまあそんな重いもんじゃないので今回はこれで。


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ミッションの下に自作のバイク用のリフターをセット。バイクのエンジン下を受ける用なのでこれ以上下がりません。ミッション抜いた直後の落下防止用です。ミッションを切り離したらまずこの最初の3センチを下ろします。


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下ろす準備ができたら、今度買ったロングレンチでコンバーターの接続ボルトを緩めます。


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エンジン前端のクランクプーリーは、昨日19mmのソケット+ロングハンドルで固定済み。


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さすが300mm。嘘のように簡単に緩みました。道具は偉大だわあ。(雌ねじの深さ以上の長さのボルト使用は厳禁なので寸法厳守・14mm頭xM10x首下14mm+2mmのワッシャ2枚)


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しみじみと抜けたあとを眺めます。あと2本かあ。もうすぐ終わるかと思うと感慨深い・・・。


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クランクを120度回して次のボルトを窓へ。


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3本外れましたー。これでエンジンとミッションの動力伝達が物理的に切り離されましたー。


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念の為コンバーターが手で軽く回ることを確認します(赤矢印)。黄色の穴とナットが泣き別れ。組付けの際もこのようにフリーで軽く回る状態でないと組み付きません。

さあこれでミッションが分離できるはずですので最後のボルトとナットを抜きましょう。


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ミッション左側に1本残しておいたこのボルト。なぜ残したのかと言うと、ミッションの落下防止もですがこれ1本だけ特殊なボルトだからです。


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シールボルトと書いてあるやつ。整備書には再使用不可とも。


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大きなトルクはかかってませんが、ラチェットでも抜くのに苦労するぐらい渋いです。


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抜けたボルトにはシール剤が塗ってありました。どうやらこのボルトの刺さる雌ねじ、エンジン内部と導通しているようです。再使用不可と整備書には書いてありますが液体パッキン塗れば大丈夫そう。


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一応他のボルトと区別。(17mm頭xM12x55mm)


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最後にミッション真下の12mm頭xM8のナットを抜けばミッション切り離し完了のはず。


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ワッシャー+スプリングワッシャー。


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取れました。


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さあこれで降ろせるぞ、と思ったらミッションマウントが残ってました。ミッション後部をジャッキで支えます。


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矢印の17mm頭を外せば降りるはずですが固着して抜けませんでした。ミッション本体と上の床が邪魔でソケットレンチが傾いてしまい、頭をなめそうになったのでベースごと外すことに。(よく見たら整備書でもベースごとはずすことになってました)。12mmのメガネレンチで最初の一発は簡単に緩みましたが、ボルトが長くて抜くのに一苦労。ここもすぐ下がミッションのブラケットが邪魔してソケットが入らないためラチェットレンチが使えないのです。


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とここで先日ホームセンターで見つけたショートラチェットが大活躍。


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おおっ!ほんとに適材適所は重要だわあ。


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あっという間に抜けました。(12mm頭xM8x20mmx4本)


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これでミッション後部を揺さぶったらあっさりとここまで抜けましたー。ところがオレンジ矢印のトルコンとドライブプレートの結合部がくっついてます。と、同時に黄色矢印のコンバーターのシャフトが抜けてきました。


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オートマオイル満タンのトルクコンバーターはミッション側に残さないといけません。


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なのでバールのようなものでドライブプレートとトルクコンバーターを引き剥がしました。


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わあい!完全に抜けたよー!

この状態でフロントにジャッキを掛けてラチェットベルトを緩めていき、オイルパンを約3センチ下で受けているバイクスタンドに載せました。(写真撮り忘れ)


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さらに、構造上これ以上下げられないバイク用のジャッキスタンドを抜いて、お風呂椅子と入れ替え。これであと10センチ下げましょう。リアのジャッキをゆっくり下げていきます。そしたらなんかグギギギというやばい音が。


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このエンジンから突き出しているスタッドボルトのネジ部分がコンバーターの表面をこすってたので、ミッション自体を更に後ろへ引っこ抜きました。


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そして後部を更に降ろそうとしたら、外れているはずのメインハーネスが突っ張って、整備書にはない、ミッションとメインハーネスとの接続部分があることが発覚。


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ここの10mm頭のM6のブラケット固定ボルトを外してメインハーネスとミッションの切り離し完了。


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と思ったらまだどこかくっついてます。ハーネスを引っ張ってもこの辺が外れません。


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ミッション上部で目視できないので、カメラをミッション上部に入れて確認すると、こんなところにコネクターがあり、メインハーネスとともにブラケットでミッションに固定されてました。ところが固定ボルトがどこにあるのかわかりません。


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何枚か位置を変えて写真を撮ると。あったー。ブラケットのボルト。10mm頭x」M6です。デジカメバンザイ!


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コネクターはミッション上部の4WD切り替えの表示ランプのスイッチからでてました。


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ラチェットを掛けます。


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コネクターがミッションに近すぎて抜けないのでブラケットを先に外します。


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メインハーネスwithコネクターが外れました。


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コネクターのロックをドライバーで押し込んで引っ張っても固着して抜けません。


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抜けたー。これで車体とミッションがほんとに分離したー。


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前後をジャッキで受けながら交互に降ろしていき、なんとかこの高さまで降りました。滑って落ちないようにベルトを掛けてから、後ろにジャッキを掛けて荷重を分散。まあ人間の体重が載っても潰れない椅子だから大丈夫でしょう。

とここでスマホの時計を見て「あ」。母の買い物ドライバーを忘れてました。慌てて片付けて帰宅。

明日も天気予報が雨から曇りに変わったので最後のジャッキダウンは明日にしてとりあえずこのまま放置です。むき出しだけどこんなの盗むやつもいないでしょうし。

明日こそミッション降ろしを終了させます。雨の跳ねで濡らすわけにはいかないしね。


本日の作業時間3時間、累計作業時間13.5時間。


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