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ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし5日目 あとはボルト4本のみ! [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

気温が11度。見間違いかと思って見直しても11度。昨日は5度だったのに。

明日からずっと雨の予報なので、今日こそミッションをおろせる一歩手前まで持っていこうと思います。


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モノタロウから届いた荷物。カローラのブレーキパッドと送料稼ぎのプラグキャッププライヤー。GTS1000などのプラグホールが深い4気筒の中2本のプラグキャップには絶対必要です。(コードを引っ張るとキャップから抜けてしまう)とりあえずはキャップが抜き差ししにくいXLR250R用かな。


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ブレーキブリーダーのゴムキャップ10個入り。(カローラのがボロボロだったんで)


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1個でも送料が600円かかるので形状で探し出してついでに購入した、エスティマのフロントグリル固定クリップ。三菱用ですが共通みたい。(エスティマのオートエアコン温度センサーの点検記事


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で待っていた本命はこれ。


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モノタロウブランドのミッションのオイルストッパー。すでに先日トランスファーのフロントドライブシャフトを抜いたところにストレートブランドの手持ちの1個を使ったのですが、4WDなのでリアドライブ用も必要だったのです。


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これの到着を待っていた、リアドライブシャフト。すでに4個のボルトは抜いてあります。(プロペラシャフトが正式名称らしいです)


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ゴムハンマーで叩いてリアデフから切り離し。


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プロペラシャフトを抜いたのでミッションのリアエンドからオイルが漏れてきましたが、あれ?なんでここから黄色いギアオイルが?ミッションに入ってるATオイルは赤いはず。不思議だ。(あとから写真をよく見たら、ここはATミッションのお尻じゃなく、その後ろに結合された4WD用のトランスファーだったのでした。そりゃギアオイルがでてくるわ)上方にのたくってるのは2WD<>4WD切り替え用のバキューム配管。


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フロントドライブのオイルシールに挿していたストレート製と入れ替え。モノタロウのはテーパーです。入れ替えたのには別に意味はありません。


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リアもフロントと同じく直径30mmでした。ストレート製は段付き形状です。奥はガソリンタンク。えらくきれい。


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40リッタータンクにはなぜかほとんどサビがないです。車体は錆止め塗料を買ってきたのでミッションが片付いたらサビを落として刷毛で塗る予定。なんかフルレストアになりそうです。


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プロペラシャフトは家に持って帰ってサビを落として塗装します。(この住宅地ではスプレー塗装は無理)


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ここの動きがちょっと渋いのでどうしようか検討中。クリップで止まっていて交換できる構造で、モノタロウで「ユニバーサルジョイント」という名前で検索するとベアリング、クリップ、十字アームの汎用部品セットが2000円ぐらいであります。ただプレス無いと交換は無理かも。(万力でいけるか?)まあ、全部で4個必要だし、ここはいつでも交換できるので保留かな。


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そうだ、この前抜いたATオイルの量を測っときましょう。


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1.4リッターね。ミッション載せたらこれだけ補充っと。


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燃えるゴミに出すのももったいないし廃油ストーブが欲しいなあ。


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お次はオイルラインの取り外し。新型のハイゼットのAT降ろしのyoutube見てたら(さすがにS110Vの動画は皆無)このオイルラインの前方のゴムチューブになっているところから外して、このパイプはミッションにつけたまま降ろしてました。ところがS110Vはゴムチューブとの継ぎ目がエンジン前方に回り込んでるのでホースクランプが外せず、ミッション側の方を切り離すことに。まずパイプをミッションに固定している14mm頭のM8ボルト1本を外します。


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次に2本のオイルラインがミッションに入っている箇所の19mm頭のバンジョーボルトを抜きます。


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まずは左側面に刺さってる方から。


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備忘録、ATオイルラインのワッシャーは銅の12x20x1mmを4枚。


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お次はミッションをまたいで反対側の上部に斜めに入ってるやつ。先日外したコネクターのすぐ後ろ。


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ここに斜めに刺さってます。


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ギリギリですがラチェットが入りました。これでオイルライン切り離し完了。


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赤い丸から先がゴムパイプなのでこれでフリーになります。ぐいと引っ張ってミッションから遠ざけて。


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マフラーに沿って避けておきます。どうやって外そうか悩んでたのが馬鹿みたいにあっさり外れました。


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パイプをミッションに固定していたブラケットが割れてました。ハンダ付けでもしときましょうかね。サビ取りと塗装も必要ですな。結局外さないとだめ?


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先日外しておいたスロットルケーブルをブラケットごとミッション側に引き込みます。


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お次は後ろに回ってアースケーブル取り外し。


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トランスファーに刺さってる、2WD<>4WD切り替え用のバキュームホース2本を切り離します。


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最後にスピードメーターケーブルを外して、ミッションに接続されているすべての入出力ラインが切り離されました。多分。

これでコンバーターの接続3箇所を切り離してメインボルト1個とナット1個外せばミッションが降りるはずです。

で、モノタロウに頼んだ、コンバーター切り離し用のロングレンチを待つ間、クランクプーリーの固定方法を考えましょう。


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まずドライバーズシートを上げて、レンチの柄を引っ掛ける場所を確保するため、赤矢印のブラケットのボルトを外し、黄色のスロットルケーブル(アクセルペダルからのワイヤー)を右側フレームから外しておきます。上はエアコンコンプレッサー。


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ロングハンドルに19mmのソケットをつけてクランクプーリー固定ボルトに掛けます。


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エアコンのラインを避けながらレンチの柄をこのように通します。黄色がクランクボルト、オレンジが右フレーム。


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柄をこのようにフレームに当てます。これでクランクシャフトが固定されました。ドライブプレートのボルトを緩める方向に回すとこっちは締まるわけです。


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あとはこのボルトを緩めるためモノタロウに発注した14x17のロングレンチ待ち。

さて、ドライブプレートの中心あたり、放射状にオイルが飛び散ってるのわかるでしょうか。あの中心に目的のオイルシールがあります。早くご対面したい。


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先日外れなかったカバープレートがやっと抜けました。こっちがエンジン側。3個穴の開いた白い部分が苦労して外したエンジンマウントとの締結部分。つまり右が上。


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こっちがミッション側です。右が下。サービスホールのカバー部分が真っ黒ですが、防音防塵のための黒いスポンジが貼ってあるからです。


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長いほうがフロントプロペラシャフト。明日からずっと雨らしいので、家に持って帰ってサビ落としします。


ということで雨が降る前にミッション降ろしに必要な作業がすべて終了しました。次に晴れたらミッションを降ろせると思います。どうやって吊り下げるか、どうやって車体の外に引っ張り出すかシミュレーションしなくては。


それにしても9年前「初めてミッションをおろそうと思ったあの日」はこんなの絶対降ろせないと思いましたが、地道に邪魔な部品外していけばできるもんなんですねえ。さっさとやっときゃよかった。まあ、あのときは今回のように「お立ち台に載せた車を1ヶ月以上放置できる水平な場所」がなかったのが最大の敗因だったわけですが。

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今日の進捗。よくやった俺。ちなみにオイルラインの左の2本のボルトは左端のスティフナーと共締めですので取り外し済み。


本日の作業時間2時間、累計作業時間10.5時間。 


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