SSブログ

洗濯機に続いて、2014年製のコロナ(!)ファンヒーターFH-G3214E2がご臨終 とりあえずゴーストの囁きに従って分解してみました。前編。  [いろいろ修理してみよう]

KS2の過大なギアオイル消費を治すためエンジンを分解することにしたんですが、できれば楽な姿勢で作業を行いたいと思い、玄関横の物置を片付けて、台所で物置棚と化していたスチールデスクを運んできて置いてみました。何しろバハの作業やBMWのセルモーターのオーバーホールなんか床にお店を広げて座布団に座ってやっていましたからねえ。


IMGP5126.jpg

片付け前。カオスです。右側には数十年分の月刊漫画雑誌が山積み。捨てるに捨てられなかったんですが、私が死んだらごみになるし、何より本は家賃を払いません。血の涙を流しながら捨てることにしました。まず床が見えるようにします。


IMGP5141.jpg

なんとか床が見えてきました。この部屋はもともと牛小屋だったようで土間だったところを自分で床を張り、壁も壊して断熱材を入れた上で本棚を作り付け(というか本棚自体がツーバーシックス材で組み上げた壁になっている構造)オートバイを2台置いてました。が、いつの間にかゴミ置き場に・・・・。

IMGP5168.jpg
頭の上の自転車も片寄せ通路を確保。しかしまだ本が右に山積み。

IMGP5142.jpg

左奥に注目。


IMGP4963.jpg

ここを片付けて


IMGP5143.jpg

結局捨てられなかった雑誌は奥に積まれることに。いえ、いずれ捨てます。決心つくまで待ってね。


IMGP5248.jpg

で、一人でえっちらおっちら苦労して、台所に死蔵していたスチールデスクをここに設置。この上でエンジンを分解します。がその前に。


IMGP5249.jpg

IMGP5366.jpg

先日深刻なエラーが発生し、廃棄処分が決まったコロナのファンヒーター、FH-G3214E2を分解して、あわよくば修理してみたいと思います。


IMGP5367.jpg

出たエラーは「HH」点灯。メーカー修理らしいです。

ふふふふ。


IMGP5250.jpg

まずフロントカバーの下側両方にあるビス2本と


IMGP5251.jpg

IMGP5252.jpg

グリルに隠れているビス1本を外します。


IMGP5253.jpg

上へ持ち上げて手前に引っ張るとフロントパネルが外れます。


IMGP5254.jpg

御開帳。右側はコントロール用の電装一式の後ろにカートリッジタンクがつきます。左の円筒が燃焼筒。その下に灯油を霧状にするバーナーがあり、さらにその下に空気を送るブロワーがあります。


IMGP5257.jpg

スイッチユニットのコネクターを抜きます。引っ張るだけ。

IMGP5258.jpg
燃焼筒のカバーに付いている温度センサーを外します。

IMGP5255.jpg

IMGP5256.jpg

スイッチユニットを固定している4本のビスを抜きユニットを外します。基本的にビスのサイズは1種類のみなので分ける必要はありませんが、ビスが余らないように取り付け場所ごとに袋に入れておきます。(youtube見てたら大抵の人がビスを余らせてました)



IMGP5261.jpg

トップカバーの後ろのビス1本を抜きます。


IMGP5262.jpg

トップカバーを上へ持ち上げて外します。タンクも抜いときます。


IMGP5264.jpg

バックパネルの空気取り入れメッシュのビスを抜きます


IMGP5265.jpg

IMGP5263.jpg

ケーブルが繋がっているのでたどっていきます。


IMGP5267.jpg

フロント側にある対流用モーターのコネクターを抜きます。


IMGP5268.jpg

途中のホルダーから線を外し


IMGP5269.jpg

この穴からコネクターを引っこ抜きます。


IMGP5270.jpg

対流用モーターが外れました。


IMGP5272.jpg

吸気用フィルターを外します。


IMGP5273.jpg

IMGP5278.jpg

本体を覆っているコの字型のモノコックパネルは、このように爪を差し込みビスで止めるという合理的な構造で組み上がってます。これをうまいこと抜いてばらしていきます。


IMGP5274.jpg

下の台座との結合も同様です。ビスを抜いて横に叩くと


IMGP5276.jpg

このように外れます。


IMGP5275.jpg

反対側も同じく。


IMGP5277.jpg

真ん中の仕切りあたりも同様に外していきます。


IMGP5279.jpg

たったこれだけのビスで箱組ができ上がってるのはすごいですねえ。しかもビスの役目は締結ではなく差し込み部分のスライド防止なんですよー。


IMGP5271.jpg

あ、室温センサーの線を外してない。


IMGP5283.jpg

この黒線のコネクターを抜きます。


IMGP5284.jpg

この穴から線を抜きバックパネルごと外します。しかしまだどこかくっついていて取れません。


IMGP5280.jpg

IMGP5281.jpg

ボイラー部分のビスを抜きます。


IMGP5282.jpg

インナーフレームの柱の穴とカバーの爪の差し込みを抜いて分離。


IMGP5285.jpg

やっとバックパネルが外れました。


IMGP5287.jpg

IMGP5290.jpg

IMGP5292.jpg

IMGP5293.jpg

IMGP5294.jpg

IMGP5295.jpg

IMGP5296.jpg

コントローラーからすべてのケーブルのコネクターを抜きます。基盤にケーブルの色が印刷されているという親切設計なので間違えようがないですが、念の為組付け参考写真を撮っておきましょう。


IMGP5298.jpg

コントローラーがついたインナーフレーム兼タンクカバーが取れました。


IMGP5299.jpg

ここに給油タンクが刺さります。キャブで言うフロートボウルの部分です。一定量の灯油をここにためます。


IMGP5300.jpg

IMGP5301.jpg

燃料を圧送する銅パイプをボイラーから切り離します。


IMGP5302.jpg

この抑え金具を外します。


IMGP5304.jpg

銅パイプにはこんなニードルが内蔵されているので折らないようにまっすぐ引き抜きます。


IMGP5306.jpg

先端はY字になってます。車でいうとインジェクターに当たります。


IMGP5307.jpg

IMGP5308.jpg

ボイラーへのケーブルをホルダーから開放します。


IMGP5309.jpg

地震センサーかな?


IMGP5311.jpg

ボイラーに刺さってるゴムパイプを外します。


IMGP5312.jpg

こいつは燃焼用の圧縮空気を作るコンプレッサー(ブロワー)らしいです。後で分解しましょう。


長くなったので前後編に分けます。とりあえず前編はここまで。


タグ:FH-G3214E2
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。


にほんブログ村 バイクブログ バイクいじりへ
にほんブログ村
にほんブログ村 車ブログ 車 修理・整備へ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へ
にほんブログ村