洗濯機に続いて、2014年製のコロナ（！）ファンヒーターFH-G3214E2がご臨終 とりあえずゴーストの囁きに従って分解してみました。後編。

＊前編から続きます。

これでバーナーユニット＋燃焼筒が外れました。

バーナー部分。左へ回すと燃焼筒から外れるようですが

あらら、内側からビスで廻り止めしてやがる。つまり燃焼筒側からこのビスを抜かないとバーナー部分が回らない。白いのは燃焼状態を監視するセンサー。

こいつ知ってる。温度ヒューズだ。高温になると電気を遮断するヒューズです。

こいつはイグナイターでしょう。点火させる部品です。つまり右の白いのが点火プラグ。

ビスを外し燃焼筒のカバーをぐいと開げながら

持ち上げながら抜きます。

あとここが抜けどめになっているので、この溝につばを合わせて奥へ抜きます。

カバーが取れましたー。

燃焼筒が露わに。あと少し。

爪を起こして

上へ持ち上げて外します。（矢印は関係なかったです。）

燃焼筒の蓋が取れました。

これでやっとバーナーとご対面です。昔使ってたコールマンのガソリンストーブみたい。右上のが点火プラグ。左上のが燃焼状態をモニターするセンサーです多分。

このビスが先程裏に突き出ていた回転止め兼センサー、プラグの固定。この2本のビスを抜き、ビス同様に貫通しているセンサーも抜いてしまいます。

こいつが燃焼センサー。多分これが今回のエラーの原因です。汚れがつくとだめみたい。

センサーのコネクターを抜きます。

ケーブルを抜きます。

次に点火プラグを抜きます。どう止まっているか記録記録っと。

ケーブルを切らないと外せない構造。

裏側のコネクターを抜きます。

外れました。碍子のこげた部分がえぐれてます。つまりここから漏電している？

センサーもすすがこびりついてます。

この爪で止まってますのでバーナー部分を左へ回すと燃焼筒から外れるはず。

ぐりっと。

抜けません。この皿が引っかかります。なのでこれを固定しているビス3本を外します。焼き付いてるので硬いこと。なめないように慎重に。

バーナーのヘッドの一番外側が取れました。アルミのパッキンがあります。

ネットになってます。

ネットの下にはバーナーヘッド？

載ってるだけでした。

皿が外れました。

これでバーナー部分が全て外れたので燃焼筒を左へ回すと分離します。

燃焼筒。

バーナー部。

これが灯油を炎に変える心臓部。感無量です。

これなんだろう。センサー？

あとこいつをバラせば全分解完了。バーナーへ圧縮空気を送るブロワーです。右のゴムチューブがバーナーへ刺さってます。奥にあるのが給気口。真ん中はコイルむき出しのファンモーター。

吸気口は下側がタンクに繋がってます。

台座への固定はビス1本のみです。

あとは樹脂の爪の差し込み4箇所のみ。この合理的な設計はすごいとしか。

取れましたー。

樹脂製の吸気ライン。タンクは金属です。

5本のビスを抜けば割ることができます。

割れました。意外ときれい。ゴミだらけだと思ったのに。

ホコリはこの程度。

それにしてもこのファンヒーター。使ってるビスはすべて同じもので、全部合わせてもたった20本ほどで組み付けられています。あとはすべて鉄板に切られた溝へベロを差し込んでるだけ。ビスは締結しているのではなく差し込んだ鉄板がスライドしないように固定してるだけ。すごい設計です。感動したー。

これで全バラシ完了です。ふうう。幸せー。

もう大満足ですが一応清掃して組み付けてみましょう。ひょっとしたら治るかもしれないし。