刈払機(草刈り機)を修理しよう その9 燃料タンクが・・・ タナカTB-21H [いろいろ修理してみよう]
先日、無事始動して、豊田市の環境美化の日の草刈りを終えた刈払機、タナカTB-21Hですが、残ったガソリンを使ってしまおうと庭の草刈りをしてると、ズボンが冷たい。よく見るとガソリンタンクからガソリンが漏れてます。最初はホースがまた切れたのかとおもったのですが、漏れ箇所がよくわからないのでタンクを外してみました。
うーん、ホースではありませんねえ。
じっくり見ると矢印のところがぱっくり割れてました。よくこれで草刈りできたなー。
さて、どう修理するか。それともこれを機会に新しい刈払機買うか。
最初はハンダゴテで溶接することも考えましたが相手はガソリンだしなあ。
まずはオークションで中古品を探すも流石に古すぎて出てきません。新品は当然ないでしょうねえ。でも一応ネットで「タナカ TB-21H 部品」で検索すると。
「日工タナカエンジニアリングの刈払機TCG22EAS用のタンク」。
全然対応機種は違うけど、「モノタロウ」でこれがヒット。日工タナカエンジニアリングというのはどうも製造元のタナカを吸収した会社のようです。(日工は日立工機の新しい名前らしい)
ただ写真はこの1枚。ネジ穴がどういう配置かわからないし、ホースがどこに刺さるのかもわかりません。ただ大まかな形状はあってるし、もし形状が違っていても取り付きさえすればホースを取り回すだけなので思い切って発注。
そして本日到着。比較してみましょう。
純正は丸くカーブした形状。購入品はほぼ直線構成で全然形が違います。(純正品が奥にあるので小さく見えますが大きさはほぼ同じです。)
ただ、穴位置は同じです。でもエンジンの逃げが違いますねえ。こりゃつかないだろうなあ。
取り付け場所はここ。赤い部分との境が2個の取り付けネジ穴。もう1個のネジ穴は上の黒い部分に。タンクの裏がクランクケースをうまく逃げるか?
あれ?
ついちゃったよ。穴位置もぴったりだし、どこも干渉なし。
このグロメットとホース、フィルター、キャップは再利用。上のきたねえリターンホースは新調します。
ホースをキャブに接続。
きれいにつきましたー。
何のためにこんな形状してたんだろ。
最後にグロメット(手に入らない)が砕け散ったリターンホースとタンクの隙間をバスコーク(シリコンシーラント)で塞ぎます。
あーまた延命してしまった。そのうち付喪神になるんじゃないだろうか。
ちなみにタンクが割れた原因。こういうふうにタンクを下にして、立てて保管してはいけません。上から吊るすが正解です。
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