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ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 4日目 動いた! [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]

いやあ、暑かった。豊田市の気温が多治見についで2位とか勘弁してよー。標高350mの我が家で32度でした。

夕方、少しは涼しくなったので弟のところへ行きハイゼットの作業開始です。


IMGP6017.jpg

今日は常温ではびくともしない、タイミングベルトクランクプーリーを加熱膨張させて抜いてみようと思います。300度と500度切り替え付きのヒートガンを使います。


IMGP6019.jpg

は、入らない・・・。とりあえずここから温風を送ってみますが


IMGP6020.jpg

プーリー近辺がお風呂の温度ぐらいにしかなりません。


IMGP6021.jpg

そうこうしてるうちにヒートガンが落ちて今度は抜けなくなり大騒ぎ。加熱してるのでアッチッチです。知恵の輪のように引き上げてやっとプーリーを直接加熱できる位置に。


IMGP6022.jpg

5分ほど加熱してからプーリーが70度ぐらいになったところで(100度ぐらいにしたかったけど熱がエンジン側に逃げるのかなかなか上がりませんでした。あまりやりすぎるとクランクシャフトまで膨張しちゃうし(コメント頂きましたが、よくよく考えたら、熱容量はクランクのほうが遥かにでかいので膨張するのはプーリーだけですよねー。)ラチェットレンチでボルトを締め込んでみると、グギグギ言いながらボルトが入っていきます。やったー!。でもラチェットを振るスペースがほとんどなく、1回でギア1個分しか回らないうえ、かなりの力が必要で、プーリーが抜けている実感は全くありません。


IMGP6023.jpg

何度か炙り直してここまでプーリーが抜けましたが、期待してたような、途中まで抜けたらあとはすっと抜けるということはなく、冷えるに従って抵抗が増えていきます。ここまで40分。暑さに負けて作業中止。


IMGP60141.jpg

ちなみにこっちがプーラーをかけた直後。矢印のところに折れたキーの残りが見えてます。下の幅分プーリーからクランクシャフトが出っ張ってます。


IMGP60231.jpg

そしてこっちがビクビクしながらボルトをねじ込んでいき、クランクシャフトがプーリーに飲み込まれたところ。プーリーが10mmほど抜けました。まだあと20mmぐらい抜かないといけませんが、抜けるのがわかったので無理をセずここで中断。でもプーラーボルトのねじ込み代があと10mmぐらいしか残ってないのでM6ボルトを短いものに変えるとか工夫が必要です。

熱力学の勝利・・でいいのかな。

やっと目処が立ちました。これで悪夢から開放されます。


本日の作業時間:1時間 累計作業時間6.5時間/4日。


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柏崎

お疲れさまです(*´ω`*)
やはり取れないですよねw
バーナーでも炙ってみたんですがまーーーったく意味がありませんでした
でもそこまで取れたならあと少し
一回叩いて振り出しに戻してから80番のペーパーでヤスって油塗りながら抜いてみましょw
頑張ってください!
by 柏崎 (2020-08-06 22:31) 

MHR

柏崎さんありがとうございます。twitter参考になりました。というか勇気をもらえました。あと少しで抜けそうです。
by MHR (2020-08-07 11:49) 

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