ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 5日目 あと少し

連日の猛暑でダウン気味。昨日の最高気温、とうとう豊田市が多治見を抜いて東海三県で一位になってしまいました。いつもは涼しくなる夕方に作業するんですが、ヤブ蚊がすごい。なので今日は無理して早起きして、気温が上る前に作業開始。と言っても8時頃ですが。それでも気温はすでに28度です。病気や薬の影響もあり、睡眠時間は10時間は必要なので眠いです。

先日作業後に吹いておいたCRCが浸透したのか、抵抗はありますがヒートガンなしでもプーリーがちゃんと抜けてきて、ついにプーラーのねじ込みボルトがドン付きまで到達。しかもプーラーからテンションが抜けました。

「やったー！抜けたー！」

と喜んだのもつかの間、なぜかまだ手では抜けません。それならバールで！と突っ込んでこじってみたのですが。びくともしない。

バールの向きを変えても、このようにどこかにバールがあたってしまい、うまくこじることができません。

そこでプーラーボルトを一旦緩めて、ボルトの先端にかますナットを1個追加しようとしたんですが、うまく入りません。先に入れてるやつが転んでしまうのです。そりゃそうです。最初はシャフトが外に出てたのでナットを間に挟むのも簡単でしたから。下手に押し込むとクランクシャフトの先端を痛めそう。

そうだ、スパナを当てればいいじゃん！（このときはほんとにそう思ったんです。）。よく考えればわかることですが、これではスパナが曲がるだけでプーリーは抜けませんわな。認知症が進んでます。

ここまで抜けると、プーリーが抜けない原因は一目瞭然。クランクシャフト端がサビサビです。（プーリーの左側）。エンジン縦置きで、この右につくベルトプーリーはダストシールもなく開放されてるので、雨の中を走れば水が染み込みますわね。プーリーが抜けたらシャフトとプーリー内径を磨いてグリス漬けにしないと。EF系エンジンはタイミングベルトを交換するときに、オイルシール交換も一緒に頼んで、一度プーリーを抜いてもらうようにしましょう。今回のように抜けないならともかく、工賃は殆ど変わらないはずです。

CRCで落ちたサビがこんなにも。これだけ抜けて、プーラーも荷重が抜けて外れたのに、どうしてプーリーが抜けないんだよ。

結局、プーラーのM6ボルトを短いものに交換することにしました。でもSCM435のM6ボルトの手持ちが40mmしかありません。

このでっぱりがあるのでボルト長さはあと20mmは必要。ということで60mmのボルトを買ってきます。なので今日はここまで。（コメント頂きましたが、ナットを噛ませばボルトを換える必要ないですよね。ボケてます。）

ここまで1時間半かかってますが、そのうち1時間はプーラーを外すために、手で回りそうで微妙に回らないプーラーボルトとM6ボルトを回すためにかけたレンチを、一回に数mmしか動かせないスペースで右手をあちこちこすりながら回したためにかかった時間です。おかげでズルムケになった右手。エンジン前方にサービスホール空けてくれよー。

ということで、「タイミングベルトクランクプーリーが抜けた！！」はまだおあずけです。（今日は午後から母を眼科へ連れていかねばなりません。）

本日の作業時間：1.5時間　累計作業時間8時間／5日。

コメント 2

暑い中ご苦労様です。
蚊の攻撃も身に染みて嫌なのがわかります。

さて、Ｍ６ボルトはもう買いに出かけられてしまいましたでしょうか。
買わなくてもボルトの頭側にちょっと大きいナットなりスペーサーを噛ませば実質ねじ部分が短くなるので、引けるのでは？
と・・・私もなるべくお金は節約したいひとなので( ´艸｀)
そうもいかない状態でしたら失礼さんでした。
by 長野BS LTD (2020-08-07 12:37) 

長野BS LTDさんありがとうございます。
あーーーーーー。その手があったかー。思いつきもしませんでした。M8のナット数個入れればいいですよねー。やっぱり炎天で作業してはいけませんわ。今日は母を病院に連れて行かないといけないので明日の楽しみにしときます。
by MHR (2020-08-07 14:31)