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浄化槽のエアポンプ(ハマネツHP-80W)と扇風機が立て続けに・・・・・。毎日が修理の日々。まずは浄化槽ブロワーから。 [いろいろ修理してみよう]

8月7日は浄化槽の法定点検の日。

「ブロワーのタイマーが動いてないよー」

浄化槽のブロワーは浄化槽の微生物に酸素を送っているんですが、ホースが1本のものと、「逆洗」と言って、1日一度エアの流れを逆にしてエアの出口のつまりを取るという機能がある、ホースが2本出ているものがあります。家のは逆洗機能付きなんですが、そのタイマーが壊れていて正方向がオフになってて、逆向きにだけエアが流れているということでした。これでは空気量が足らなくなるらしいです。


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上の蓋を開けると


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こんなタイマーがついてます。左下に強制的に正逆を切り替えるスイッチがあるんですが、逆の表示から正への切り替えができません。

コンセントを抜くと液晶が沈黙。コンセントを入れると時刻はちゃんと記憶されていましたが、コンセントを抜くと表示が消えます。つまりバックアップ電池があるのに液晶表示は100Vが切れちゃうと消えるのね。



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と、点検に来た人が「そういえば中古品があるわ。使わんからあげる」と言って同じものをくれました。趣味で壊れたものを保管しているそうです。どうも私と同じ匂いがする・・・。

試しにつなぐとちゃんと切り替えができますが、時計を合わせてもコンセントを抜くと0時にリセットされてしまいます。電池切れですのでこっちの電池を交換して使います。


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基盤はまだ大丈夫そう。


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あー、やっぱり電池がある。これを換えればいいでしょう。振動が大きい場所にあるのでシリコンかなんかで埋めてあります。しかもゲームカセットのようにスポット溶接してあるし。


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電池の品番はCR2477です。分厚い電池で通常手に入らないサイズです。


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でもまあ3Vの電池だったら何でもいいでしょう。と在庫をさばくると


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あるじゃん。こいつは壁掛け時計用の電池でした。厚さが7mm弱ある大容量リチウム電池です。液晶駆動はしないので純粋に停電時のタイマー保持のためだけの電池ですね。


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ヒューズがあるので導通確認。


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シリコンをカッターで切り刻み電池を抜きます。


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溶接が取れないのでケーブルはニッパーで切り離しました。


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裏のマイナス側は残った電極にはんだ付け。プラス側は電池の横にはんだ付けしました。リチウム電池はあまり熱をかけるとやばそうなのでできるだけ短時間で。裏にハンダがあるためこれ以上入らないので、すきまにゴム系の接着剤を充填してカバーがちゃんと閉まるのを確認しておきます。


IMGP6058.jpg

完成。本体につけて時計が保持されるのを確認します。正逆の切り替えもOK。時計を合わせ、正逆切り替えする時刻を設定。


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終了。また延命してしまいました。だってまだもう一回分交換用ダイアフラム(2017年8月の交換記事)を買ってあるんですもん。



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