ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 6日目 抜けたー!! [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
岐阜県多治見が日本一の38.6度の最高気温を記録した今日、標高350mの我が家で32度。それでも夕方には30度まで下がり、涼しい風が吹いてきたので重い腰を上げてハイゼットの元へ。
昨日、プーラーの位置決め用にM12X1.25の細目ボルト(99円x2本)と、引き抜き用の、昨日のより30mm短いSCM435のM6X50mmのクロモリボルト(31円x5本)を買ってきました。ホームセンター、カーマ21で1本売りしてくれるので助かります。1本100円以下で買えるし。
このM12ボルトをクランクにねじ込んでからプーラーを位置決めし、M6ボルト2本をプーリーにねじ込みます。M6ボルトが入ったらM12ボルトを抜きプーラーの押し出しボルトをねじ込みます。
間には12mmのソケットをはさみました。
ソケットレンチでプーラーボルトをねじ込もうとすると一気に抵抗が抜けました。あれ?もう抜けてる?。そうです、ねじ込むまでもなく揺さぶったらプーリーが抜けました。どうやらバールでこじったときに斜めになって抜けなかっただけのようです。
やったー!ほんとに抜けたあ!!。心配だったキー溝もきれいです。
抜けたあとはきったねー。これ、オイル漏れじゃなく、かけまくったCRCです。
さあ、折れたキーは抜けるのか?
これがドライバーでこじったらあっさり抜けました。左側(車両前方)が折れてます。
ちなみにこっちが新品。折れたやつをよく見ると回転方向に段差がついちゃってます。つまり潰れちゃってる。20年以上機械加工を生業にしてきたんですが、この、キーだけで動力を受け止めるってシステム大丈夫なの?っていつも疑問に思ってました(旋盤なんかもこのシステム)。今回みたいにキーが折れたり潰れたりしたらだめじゃんと。こういう部分ってスプライン(全周をギザギザの溝同士で接続するシステム)嵌合にすべきだと思うんですが。
この折れた部分が、ベルトプーリーにはまってたかけらだったんですねー。
タイミングベルトプーリーのエンジン側フランジを外しましょう。
最初にM6ボルトをねじ込んで外そうとした跡がついてます。こんなもんじゃ抜けなかったわけですが。
そのせいでぐにゃっと曲がってるし、再使用は無理なので、プーリーを外すのをやめるわけにはいけなかったわけです。
オイルシールは以外やきれいでオイル漏れもありません。でもせっかくなので換えますが。場所が場所なのでオイルシール抜きと打ち込みに苦労しそうです。あと掃除やシャフト磨きが大変そう。プーリーが手ですんなり入るまで磨きます。それにしてもこの赤いのはどこから来たんだ?プーリーの穴にもびっちり詰まってたし。サビ?。
プーリーは家に持って帰って内径磨き。
カロゴンくん、実は昨日ルームランプつけっぱなしで、バッテリーが上がっててエンジンが掛かりませんでした。ハイゼット用の予備バッテリーでエンジンを掛け、弟のところで充電。
さあ、これで折り返しです。オイルシールさえすんなり抜ければ1日でもとに戻せます。がんばろー。
本日の作業時間:1時間 累計作業時間9時間/6日。
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