ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 7日目 オイルシール交換完了 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
午前中はトヨタ記念病院へ定期血液検査へ。相変わらず尿酸値と内臓脂肪が完全オーバー。白血球が少しオーバーです。病院内の喫茶店へ入ったら、最初に検温(36.0度でした)、新聞や漫画はすべて撤去されていてテーブル一卓に一人。うーん、落ち着かん。
診察が終わって12時前にカーマホームセンターでカローラのオイルと廃油ボックス、猫の砂と餌を仕入れて、1時ハイゼットの元へ。豊田市街は38度ありましたが弟のところは32度弱。思い切って炎天作業を決行です。
クランクシャフト端とキー溝、オイルシールの周りをパーツクリーナーで軽く掃除します。22年分の汚れは簡単には落ちませんねえ。とりあえずオイルシール打ち込みに支障がない程度で妥協。後できれいに掃除しましょう。
プーリーが手ですっと入るようにシャフトとプーリー内径も掃除。回転方向に引っかかりがあったので、クランクシャフトのキー溝を磨いたら、とりあえずプーリーが奥まで入って、抵抗なくくるくる回るようになりました。
オイルシールプーラー(シャフトタイプ)を用意します。こいつは真ん中にシャフトが通っているオイルシールを抜くためのスペシャルツールです。
鉤爪をこのようにシャフトとオイルシールの間にねじ込んで、テコの要領でぐいっと抜くんですが
握りの部分がフロントデフサポートに当たるのでうまくねじ込むことができません。拳一つ入らないので爪を押し込めないのです。
ハンマーの柄なんか使って、1時間近くかかって、やっと先端がオイルシールのリップにかかりました。
赤矢印を支点にして黄色矢印方向にぐいっと。でもスペースがないので一発では抜けず。
あ、抜けてきた。
工具を何度か向きを変えながらこじってやっと抜けました。固着してなかったのはラッキーでした。
やりました。折り返し点通過です。あとはオイルシールを打ち込んで元に戻していくだけです。
オイル漏れ修理のためずっと前に購入していた最後の部品。クランクシャフトオイルシール。
ピットワーク自社製品です。
サイズは規格品。内径32mmx外径46mmx厚さ8mmです。
開封前にすでにグリスは塗ってありますが、ちょっとだけラバーグリスを追加。
クランクに差し込み
手でぐいっと押し込み位置決め。
オイルシールの挿入工具はこれ。塩ビの水道管の蓋に13mmの穴を空けたものです。
オイルシールにかぶせて
クランクボルトをねじ込み
レンチで圧入していきます。どん付きまで入ったら
ハンマーの横でとんとん叩いて完全に入ってるか確認。
クランクシールの圧入完了です。
ウォーターポンプから冷却水の漏れがないか確認。大丈夫ですね。
タイミングベルトクランクプーリーを入れる前にベルト脱落防止用のフランジを入れます。
フランジには向きがあるので外周が外に曲がるように差し込みます。
新品のクランクキー(ウッドラフキー)を開封。
キーはクランクシャフトのキー溝にすんなり入りました。が、このあとプーリーを入れるのに四苦八苦。プーリーの溝にキーが引っかかってキーが浮き上がり、奥に抜け落ちてしまいます。どうもプーリーの溝にバリがあるようで、これがプーリーが抜けない原因だったようです。
手元にヤスリがないのでハサミの歯でキー溝の角をこすったら、プーリーが手ですっと入りました。結局プーリーが抜けなかったのはサビのせいもありますが、回転方向に猛烈な圧力を受けてキーが潰れて変形して溝に食いついていたからみたいです。
外側のフランジを入れ
脱落防止にクランクボルトをねじ込んでおきます。
頭がくらくらするのでとりあえず今日の作業はここまで。完成まではもう一日。
がんばったご褒美に、キンキンに冷えたみかん缶を開けました。うまい!!
夕方の外気温30度弱。室温も同じ。明日はもっと暑いらしいです。
本日の作業時間:2時間 累計作業時間11時間/7日。
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