ハイゼットS110V・4WDバン車検あとの整備 クランクプーリー交換 10日目 プーリー交換とオイル漏れ修理すべて完了。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は早朝はどんよりした天気でしたがやたら蒸し暑く午前6時ですでに28度。さらに8時過ぎたらドピーカンになり30度超え。最高気温は33度で、昼間はまるで風呂の湯に浸かっているみたいでした。(これを書いている午後9時で室温31度、外気温28度です)
これ以上気温が下がる見込みもないので4時からハイゼットの元へ。今日でケリをつけましょう。
まずは仮づけしといたタイミングベルトカバーのボルトを5.5Nmで本締めします。
タイミングベルトカバーから出ているカム角度センサーにコネクターを接続します。
車の下に潜って油圧センサーにコネクターを接続。
ケーブルのホルダーをカバーに固定します。これで電気系統の接続完了です。
次にウォーターポンプのプーリーを仮付けし、4本のM6ボルトを差し込んでおきます。ウォーターポンプは固定されてないため、このままではプーリーがくるくる回って締め付けできないので、クランクプーリーをつけたあとベルトを掛けてから本締めします。
作業開始から10日目にして今回の主役登場。これを交換するため汗を流してきたのでした。ボルトとウッドラフキーと送料を合わせると17000円弱もしたクランクプーリーです。今まで交換した部品の中で最高価格です(笑)。
クランクシャフト端にあるキーとクランクプーリーのキー溝の位置を合わせながら奥まで差し込みます。
締め付けボルトも新品に交換。ネジロックらしきものが塗ってあります。
またまた登場、プーリーホルダー。
この輪っかをクランクプーリーに巻きつけて廻り止めします。
ベルトをクランクプーリーに巻きつけて、レンチをフレームに当てて固定。
トルクレンチをボルトに掛けたはいいけど、エアコンコンプレッサーのパイプとフレームが邪魔してラチェットの一爪分動かすスペースがないので締めることができません。(前回はエアコンコンプレッサーを外してたのでトルクレンチを振るスペースが十分あったのですが。)
試行錯誤の末、車の下に潜ってフロントドライブシャフトの前から、エクステンションで延長したトルクレンチをクランクボルトに入れました。狭い場所で体をくねらせながら全身を使って98Nmで締め付けます。(下から見上げてます)
プーリーがつきましたー。今回の目的達成です。
発電機+ウォーターポンプ駆動用のベルトを掛けます。
発電機をこじってベルトを張り、ボルトで発電機を固定します。ここのボルトは29Nmで、反対側を39Nmで締め付け。でもちょっと張りすぎたか。後で少し緩めましょう。
車体下側からクーラーベルトのプーリーにベルトレンチを掛けて、ウォーターポンププーリーの4本のボルトを9.5Nmで締め付けます。ここも柄の太いトルクレンチのラチェットの、ひと爪分が振れず四苦八苦。
クーラーコンプレッサーのベルトをかけて張り、コンプレッサー固定用のボルトを39Nmで締め付けます。
10日掛けたフロントのオイルシールとプーリー交換完了です。
これで8ヶ月に渡ったオイル漏れ修理すべて完了しましたー。
あとはバッテリーを繋いで点火カットしてセルを回し、オイルを回してからエンジン始動すればOK。
本日の作業時間:2時間 累計作業時間17時間/10日。
2020-08-20 20:12
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