約20年車庫に鎮座したままだったAW11 MR2スーパーチャージャーとお別れ準備。その5 [車、バイク]
さあ、MR2のドナドナまで一週間を切りました。
昨日と今日で、MR2の潰れたタイヤを履いたホイール4本を外してしまい、後ろを塞いでいる2台のバイクの移動先を確保しました。
先日コメント頂きましたが、ジャッキアップする前にホイールナットを緩めるということをすっかり忘れていたので、ハイゼットのクランクプーリーボルトを外すために買った、メルテックの100V電源のインパクトレンチに頼ります。さすが20年放置されたホイールナットは完全に錆びついていましたが、この新兵器はすごかった。7000円という安物なので一発ではゆるみませんが、打撃10回ぐらいですべてのナットが緩みました。反動もまったくないので握力のない私でも全然苦労いりませんでした。すげーな、慣性という物理法則って。
まず一番手前の左後輪から。
錆びてはいるけど想定内。というより程度は良いんじゃ?
ブレーキ周りは再利用できそう。ただベアリングのナットは錆びてます。ホイールベアリングは要オーバーホールかな。
おおっ、スタビライザーが付いてるじゃん。NAは前輪だけで後輪にはなかったぞ。S/CはNAと比べるとかなり強化されてます。
ロッドが錆びてない。腐っても室内保管ということか。いや、この部分、ジャッキダウンしたらシリンダーの中に潜っちゃうところじゃん。そりゃ錆びんわ。もっと上を見ないといけないか。
アームの付け根もきれいですねー。もっと錆びてボロボロだとばっかり。
サイドブレーキのキャリパー側のブラケットはサビサビでした。ブーツも切れてる。
流石に熱が加わるキャタライザー周りはサビが酷いです。純正のマフラーは最初から外してあり(多分廃車前は社外品がついていた)、トランクに積んでありました。
エンジン下側は、おそらくヘッドカバーから漏れたと思われるオイルがべったり。
次は左前輪。前輪だけ純正ホイールです。
面白いナットが使ってありました。もともとトヨタのアルミホイールは、平ワッシャーの特殊なナットですが、ホイールの穴が深いので、こいつはさらにロングナットです。
次は右後輪。こっちも左同様。軽レストアで行けそう。
スプリングも再塗装のみで良さそうです。
こっちのベアリングもアウトだな。ガタはないけど。(キャップが錆びてるだけ?)
以外だったのはフロアパン。サイドシルとの継ぎ目は錆びてるけどフロアの痛みはほぼありません。
最後に右前輪ですが、ナットは外れたのにホイールがハブに食いついて外れません。バールでこじってやっと外れました。
ホイール外し完了。
さて一昨日、車両右と壁との作業スペースを確保するため棚を一段外しましたが、これだけではデブが乗り込むのにはドアが十分に開かないことが判明。もう一段上まで外すことに。
棚に乗ってた古い月刊誌はエスティマに積み込んでリサイクルへ。
これで運転席へ乗り込むことができるようになりました。(昨日の写真は助手席からコンソールを乗り越えて運転席に着座して撮りました。)
これでMR2本体への作業は済んだので、出口周りのフロントフォーク群を移動しましょう。ほとんど錆びてるので粗大ごみにしかなりませんが・・・・。
フロントフォークはこのバイクの移動先の奥の左側奥へ。
ここの左奥です。なんで上の写真より散らかってるのかねー。
これで通路確保。
あとはこの2台のバイクを移動するだけです。
移動先(XL250Sがあったところ)は3ヶ月ほど雨漏りに気づかず、床が腐ってサイドスタンドがめり込んだあとがあります。その上に6mmの鉄板を敷いていたのですが、周りも劣化しているのでリッターバイクの重量に耐えられるとは思えません。
そこで鉄板は腐った入り口の床で使うことにして外しました。
サイドスタンドがめり込んだ跡。
板を支えている木材も腐ってます。こりゃ作り直しだなー。
さらにもう一箇所穴が・・・。
ちょうどボンネットの上で棚に使っていたコンパネがあったので
穴を塞ぐように置きました。もちろん仮です。MR2が出たあときちんと作り直す予定。あくまでも予定。
今日はここで終えるつもりでしたが、場所確保のできたスペースとこいつを交互に見ていたら謎の炎がメラメラと。
天井からハーネスを掛けて安全確保してからフロントのジャッキとリアのレーシングスタンドを外して前後に押したり引っ張ったり。フロントはエアバルブがちぎれているため空気が入りませんので激重です。さらにブレーキが張り付いてます。ほんとは当日マンパワーで移動する予定でしたが、なんとか動きそうなので移動させてみて収まりを見たくなりました。とにかく向こうに倒したら起こすすべがないので慎重に慎重に、タンクに腹を付けてジワーッと前進。、切り返しして今度はリアステップを持ってジワーッと後退。90度向きを変えます。200kgは重てえなあ。
おおっ、ぴったり収まった。まだ俺はやれる!ともかく空気が抜けているのでサイドスタンドが効きません。ラッシングベルトで天井から吊って一安心です。
お尻をラチェットベルトで持ち上げて右へ移動し、一台分開けて位置決め。この隙間にもう一台を収めます。
レーシングスタンドを掛けてとりあえずこいつの移動は終了。
20年ぶりに入り口からMR2が見えてきました。
あと一台どければ完全に進路はクリアーです。こいつはチューブタイヤなので移動は問題ないですが、センタースタンドしか無いのであの隙間に収めるのは一人では無理。
あと5日、がんばろー、おー。
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