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腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その12 水漏れ止まったー。 [家の補修]

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今日は弟が左側の段差部分に杉板を張るための事前準備、私は水漏れの止まらない混合水栓の取り付けをやり直します。


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もう何度やり直したかわからない、混合水栓の取り外しから。もちろん元栓を止め、風呂の蛇口を開けた上で外の凍結防止用水抜き栓のバルブを締めます。


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ちなみにこれが凍結防止用の水抜き栓。こいつはこの水栓専用ですが


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これは家全体の水抜き栓。


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こいつは右に回すと、給水を止めると同時にこの先端にあるバルブが開放されて、水道管の中の水を地中に作られた空洞に落とすのです。その際、家中の蛇口を開けておかないと水道管内が負圧になって水が落ちません。水を出すときは左いっぱいに回しとかないといけません。中途半端に開けると水が地中に捨てられてしまいます。


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水漏れの止まらない、温水側の延長アダプターを外します。


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水道パイプとも嵌合はたったこれだけ。約5mmだけです。これ以上入らないのは相手がテーパーだからなのか?

(こちらはPJ・1/2という規格の水栓用のやや細いストレートねじ。相手は冷水温水とも不明。どっちも5mmしか入らないからテーパーだろうなあ。旧規格かな)


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今回、ワイヤーブラシでねじ山を徹底的に掃除しました。これ、銅管だよね。


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そしたらこんなワイヤーカットのワイヤー(分かる人にしか分からない・・・)みたいなのが出てきました。


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銅の切子です。どうやらこれが水漏れが止まらなかった原因みたい。


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あと、このアダプターを購入したアマゾンのコメントで「シールテープを引っ張りながらきっちり10回巻いて、さらに爪でテープをねじの溝に押し込むんだ!」というのがあったので実践。


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これが結構大事みたいです。


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ずっと探していた、この混合水栓の箱をやっと見つけました。弟から「ちゃんと整理整頓しとけ!」と怒られました。


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探してた理由がこれ。


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シングルレバーの混合水栓に交換したときに、サビで固着した右側のクランクを壁から外せず、仕方無しに右側だけ古いクランクに取り付けたのですが、今回やっと外れたので交換しようとこの箱を探すも行方不明。で、今回やっと全てが新品に。


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新品は5mmほど長いですね。本体がまっすぐ水平につくかな?。


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シールテープを巻き直したアダプターを、掃除した温水管にねじ込み、パッキンを入れます。その際シールテープのねじ込み終わり付近に薄っすらと、トランスミッション組付け用のシリコン系耐熱液体パッキンを塗りました。この位置なら水道専用の液体パッキンでなくても管内に溶け出すことはありません。だって専用のは500g単位で使いきれるわけがなく、絶対捨てないといけないから。自己責任ですよー。


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冷水の方は漏れがなかったのでそのまま使用。こっちにも忘れずにパッキン。


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水栓を組み付け、湯沸かし器へのパイプにもパッキンを入れて締め付けます。


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取り付け完了。ハンドルにグルッと巻いたテープは、下で作業中にうっかりハンドルに頭をぶつけてズボンや床を水浸しにしないための予防策です。(2回シャワーを浴びました。)


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下から覗き込んで完全に接続されたかチェック。すべての蛇口を閉め、凍結防止栓を開けてから元栓を開けます。混合水栓の蛇口を開け水道管内に水を満たしてしばらく様子見。


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これが今日の弟のお仕事。井戸の上に張ったコンパネの切り口を隠します。そのためまずは突き出したコンパネと同じ寸法の細い角材を床の上に渡します。(コンパネを受けている根太の右下の10mm角)


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巾木(でいいんじゃろか?)を床の高さにカット。


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表はこう。


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仕上がりはこんな感じ。


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側面も塞ぎます。これで井戸からの冷気は完全に封印されました。あとはコンパネの上に台所と同じ杉板を張って床張りの方は終了予定です。


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私のお仕事の続き。冷水管の断熱材がネズミに齧られていました。


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とっかえましょう。


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カッターで切って


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むしり取りました。


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が、一番下側は土台が食いついていて抜けません。壁と床に阻まれて、カッターも入らず水平に切れないので、斜めに切って新しい断熱材も斜めに切ってかぶせました。


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交換完了。


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さあ、水漏れはどう?


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30分経過。今のところ漏れてません。


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冷水管もガス湯沸かし器への蛇腹パイプも大丈夫。


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ここから私は先日のボイラー配管の断熱やり直しのため外へ。気になっていた赤矢印の部分ときいろ矢印の口を開けたT字型の断熱カバー(こういう3分岐をチーズといいます。多分ティーズのことかな)をやり直します。


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テープを剥がすと水道管用の断熱カバーだよねこれ。温水用じゃないです。


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T字部分のカバーも剥がしました。(紙テープで巻いてありました。)


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こんなところに紙テープ使うなよー。


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白いのは最初から一体成型してある断熱材。一応カバーしてあったけど、両端は銅管むき出しでした。


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銅管むき出しの部分には断熱テープを巻きます。


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ここも断熱テープを巻きましょう。邪魔なので一旦このストレート部分のカバーを剥がします。


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写真撮り忘れてるけど、左上のT字の部分のむき出しの銅管にも断熱テープを巻いて、カバーを戻しました。そしてこの部分に、先日買ってきた25mm用の発泡スチロールの断熱カバーを押し込みます。


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暗くて見えなくなってきたので今日はここまで。明日は奥のエルボから先をやり直します。


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天井が170mmも近くなったせいか、えらく明るくなった台所。あと少しで完成です。・・・あ、まだ壁張らないと。


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90分経過。やったー、水漏れ止まったー。


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これで混合水栓の30mm突き出しと水漏れ修理完了です。良かった良かった。


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二兎を追う男

楽しく拝見しております~

水道のネジって、訳分りません。
きっと日本とは違う規格なのでしょうが、FIPとPIPとかあって、サイズも1/2インチとか1-1/4とか1-1/2とか・・
トイレとキッチンと風呂と上下水で、パイプのサイズも規格も違うみたいだし・・

私はただ内部のゴム劣化で完全に閉まらなくなったバルブとかを取り換えたり、新しいシンクや蛇口を付けるだけなのですが、サイズやネジが合わなくて1度の買い物で終わった試しがありません。


by 二兎を追う男 (2020-12-12 05:27) 

yaneya

井戸の冷気をファンとダクトで部屋に引っ張れば夏場の天然クーラーになりそうですね。
by yaneya (2020-12-12 20:01) 

MHR

二兎を追う男さんありがとうございます。
今回も買ってみたらねじ込めないとか、事前に調べればわかるんですが、旧JIS規格と現在の規格が違うとかは思いもしませんしねえ。アメリカ規格の水栓ってやつも売ってますよ。今回は調べる前に買ってしまい、ラベルに書いてある図面で初めてPJとG規格が同居してるってのを知ったという始末です。うちの水道管は40年以上前のものなので現行のストレートではなくテーパーらしいです。
by MHR (2020-12-13 16:22) 

MHR

yaneyaさんありがとうございます。井戸は未練が残らないよう見なかったことにします。
by MHR (2020-12-13 16:23) 

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