久しぶりのセロー ねじ切れたアイドル調整ネジの補修作業。

先日、セローのアイドリングをあげようとして、樹脂製のアイドリング調整ネジをねじ切ってしまいました。

オークションで見つけた、手で回せるネジを購入して、今日届いたので早速手当をしてみようと思います。今回はつまみが青いやつを購入。送料込みで580円です。

まずは折れ残った樹脂製のネジを除去するためにキャブを外さないといけません。邪魔なのでタンクとシートを外します。

いやあ、久しぶりにやるんで、キャブが外れねえー。どういう順番だったっけ。(写真がぶれてますが接写するためにマクロ機能をオンにしたままだったためです。)

まずキャブトップを外すんだっけ。おっとその前に燃料ホースだ。

ピストンを抜いてキャブを車体から切り離します。

よーし取れたー。

エンジンにゴミが入らないように詰め物をしときます。

まず先日折ってしまったこのネジの

折れ残ったやつを取り除かないと先に進めません。ねじ切れたぐらいですから回して抜くなんて無理。

そこで3mmのドリルで下穴を開け、穴を徐々にデカくしていき、こそげ落とす作戦で。最終的に4mmまで広げました。

購入したネジを測ると、M5の0.8mmピッチだったので、そのサイズのタップで残った樹脂を削り落としていきます。

いやあ、樹脂と行ってもそこはネジ。硬いのなんの。タップがなかなか入っていかないので泣きそうに。

それでもなんとか貫通しました。手前が残っていた樹脂ネジの先端です。

新しいネジを通してみます。タップが安物なので少しガタがあるけど、まあスッポ抜けたりはしないでしょ。

ちゃんと貫通してます。この頭がピストンを押し上げてアイドリング回転を上げるわけです。

つまみを取り付けてリカバリー完成です。ここで夕食を作らなくてはいけない時間になったので取り付け、試走は明日へ。