4年越しのやるやる詐欺に終止符 ギアオイルを消費するKS2のエンジンオーバーホール29日め。ブラケットの折れたオイルタンクの修理と取り付け。チャンバー装着。リアフェンダー、キャリアの取付、電装チェック。 [89’KAWASAKI KS-ⅡKMX80-A2]
25日は1ヶ月半動かしてないフォレスターの動態保存と食料の買い出し、紅葉の状態を見に本宮山の向こうの新城市、豊川市、豊橋市方面をプチドライブしてきました。紅葉はまだ早そう。
26日は弟のバイクの車検のため、バイクで走る弟のあとをレッドバロンまで付き添い、家まで送っていき、その後KS2の最終仕上げにかかりました。
油汚れのオイルタンクを洗浄。
このオイルタンク、2箇所あるステーのうち前側が
このように割れていたので、今までは自作の鉄ステーで支えてましたが、この際試しに修理してみようと思い立ちました。
使うのはご存知プラリペア。しかしこいつはポリタンクには付きませんでした。
それならばと、XL500Sのマフラーの大穴修理に使ったFRP補修キットはどうだろうと試してみました。
かけらをまとめてガムテープで固定して、レジンで寄せてガラスマットを貼り付け含浸させます。
硬化するまでの間、チャンバーの取り付け。
マフラージョイントを組み立てます。
向きがあるので注意。
穴の小さい方がマフラー側で
穴の大きい方がチャンバー側です。バンドのネジの向きをそれに合わせます。
ガスケットを用意してエキゾースト出口にセットしておきます。
ホルダーを通して
エキパイを差し込みます。
押さえのカラーを
ホルダーとフランジの間にセットしナットを締めていきます。
しかーし、ナットのかかり代が浅い。つまりエキパイが奥まで入ってない。
ジョイントが引っかかってるのかと確認してもここが原因ではなさそう。
ナットを締め込んでいってもこれ以上入りません。
しかも、チャンバーの前側を支える防振ゴムがフレームのめねじに、ネジの直径分くらい届きません。つまり、チャンバーがあと5mmぐらいエンジンに入らないといけないのです。
ここではたと気づきました。そういえばチャンバー塗ってるときに、やけに凝ったフランジだなーと思ったことを。
試しにマイナスドライバーとハンマーで叩いてみたらなんとフランジが割れました。
そうです。ガスケットがついたまま塗装してしまったのです。
ナットはしっかりかかりました。
結果、無事に前側の防振ゴムが取り付きました。
チャンバー取り付け完了です。
またオイルタンクに戻ります。レジンがある程度硬化したらガムテープを剥がして
反対側にもFRPを施工します。思いの外しっかりつきますが、念のためタンク側にも裾野を広げて行きます。
形状に合わせて余分なマットをはさみで切り落とし、このまましばらく硬化させます。
硬化させる間、サイドカバー兼リアフェンダーとキャリアを組み付け。
この前見失ったカラーを入れて
カラーの厚さ分ちょっと長めのボルトで固定します。右のが純正。今までこの長さでカバーはついてましたが念のため5mm長く。
カバーのリア側のボルトでキャリアの前足を固定。
キャリアの後ろ足をキャリア専用のここのブラケットに固定します。これでキャリアの取り付け完了。
これ、すっかり忘れてました。今じゃ滅多に見られない空冷エンジンのフィンの共振鳴き止めゴムです。
ところがこいつ、長年の砂が固着しててフィンの間にはまりません。
マイナスドライバーでガシガシ削りました。
滑りを良くするためシリコンスプレー。
しまったなあ、チャンバー付ける前にやるべきだったわー。
チャンバー側、なんとかはまりました。
右側。
オイルタンクを付ける前にオイルポンプの調整。
ここに合わせマークがあります。右のプーリーには2本のラインが刻印されてます。
アイドリングはここ。ただし、次のアクセル全開時が優先。
アクセル全開した時にこっちのラインが合致するようにワイヤーアジャスターで調整しておきます。
ブラケットのFRPがほぼ硬化したので、形状固定のためオイルタンクを仮づけしておきます。ネジは軽く締めます。
日をまたいだのでそろそろ終了。最後にウィンカー以外の電装チェック。
フロントブレーキ、リアブレーキ、両方ともOK。
ヘッドライト、テールライトともOKでした。ただ、どこかの接触が悪いようでついたり消えたりします。明日チェックしましょう。
とここでアクシデント(じゃなくミスかな~)発生。ちょっとよろけてミラー取り付け部に固定したスマホホルダーに手をついてしまい、ホルダーの付け根が折れてしまいました。いや、折ってしまいました、だな。しかしなんで何事もなく終わらんのかなー。倉庫でスマホホルダーの在庫を探そう。
明日はいよいよエンジン始動できるかなー。
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