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借りている溶接機の修理>>>借りた理由のモノの修理に遡る。 [いろいろ修理してみよう]

それは2022年7月のことでした。


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どうやらカメラも壊れてますが、主人公はこちらのコンプレッサーでございます。


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こいつは昔ホームセンターで購入して20年ぐらい使ってたのですが、ある日電源を入れたら圧力が上がらない。


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原因はここの溶接ビードのサビでした。小さな穴が開いてエア漏れしてます。


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とりあえずバラしてタンク単体にしました。知人から溶接機を借りて穴塞ぎをやろうと思ったのです。


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(カメラも買わんといかんね。上の写真、こんな2つにズレた箱に入ってたわけじゃありませんよ。)

ただ、コンプレッサーがないと不便なので、サビないと言われるアルミタンクの8リッターのコンプレッサーをつなぎで購入することにしました。台湾のパオックというメーカーの品です。この会社のを選んだのは、前から丸鋸なんかを使ってて中華製よりは信頼の置けるメーカーだったからです。

まあこいつのお話はまた別の機会で。


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で借りました。アネスト岩田の半自動溶接機。これが今回のほんとの主人公です。

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タンクのサビをベルトサンダーで削ってみたら5mmほどの楕円の穴が。


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で早速溶接機を使ってみたのですが。ワイヤーが出ません。ローラーは回ってるのですが、スリップしてます。


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ワイヤー送りのためのローラーを押さえる部分。


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この三角形の部分を外してみたのですが。下の左の穴、何かが折れ込んでいます。上の穴がローラーの駆動軸を支えている部分です。


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ローラーの右上の部分の二重丸の部分を見ると。


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本来、左のパイプみたいなのと同じものが立っているはずなんですが、見事に折れてました。三角の部分は本来この2つのタワーにネジ止めされて、押さえローラーの圧力に耐えてます。

なのでこれが折れていると三角の部分で支えている駆動ローラーが、反対側から押し付けられる押さえローラーの圧力を受けることができずワイヤーがスリップして送られません。

折れた原因は単に樹脂の劣化?。


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根本の原因は多分これ。ワイヤーがパイプの中に入っていきません。途中で止まってしまいます。

しばらく使ってなかったということだったので、コイルバネのようなスパイラルチューブの中でワイヤーが腐食してチューブの摩擦がえらいことになってたようです。溶接ワイヤーはフラックスを内包してる関係で強度がないため、試しにピアノ線を買ってきて通してみたんですが、やっぱり途中で引っかかってしまい先にいけなくなりました。通らないワイヤーを駆動ローラーが無理やり押し出そうとして、支柱が折れたのだと思います。


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チューブのゴミつまりはよくあるようで、専用クリーナーもあったので使ってみましたがやっぱり通らず。

ここまでやった時点で色々忙しくなり、体調不良、母の介護もあって作業中断となってしまいました。

続きは2023年秋。やっと手を付けることができる精神状態になったので修理再開。


続く


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