借りている溶接機の修理 その2 [いろいろ修理してみよう]
前の修理から1年経ってしまいました。借りパクみたいになって申し訳ないです。
昨年折れた部品を買えないかとメーカーであるアネスト岩田のホームページに行ったのですが、すでにコンプレッサー事業から撤退してました。なので部品は手に入らず。そうなりゃなんとかして他の方法を考えないと。(アストロのやつに似てるけど部品は違うだろーなー)
色々考えて、奥の鉄板に短いタッピングビス(左右の深い穴の奥にあります)で固定されている樹脂製のギアケースのタワー部分に、三角形の押さえがタッピングビスで止めてあるなら、折れたタワー部分を貫通させて、更に奥の床板(鉄板)に60mmのタッピングビスで2つの部品を通しで留めたらどうかと。
タッピングビスが元々入ってた穴からネジ部分を削り落として通し穴にします。
無事な方はそのまま使いました。
これでギアケースと駆動軸押さえががっしり止まりました。修理完了です。(とこのときは思ってました。)
スパイラルチューブは新品をamazonで購入。0.9mmワイヤーの他機種用ですが1500円ぐらいでした。
よしこれで使える!。と意気込んで押さえローラーを触ってたら。
なんか感触がおかしい。
押さえローラーのヒンジ部分が2分割に。ワイヤーの送りができなかったのは先程修理完了した駆動ローラー側だけではなく、こちらの押さえローラー側の破損も原因だったのです。
当然部品は出ません。なのでダメ元で瞬間接着剤でくっつけたのですが。絶対強度が足らないよね・・・・。頭が痛い・・・。
で、先日も使ったFRP補修キットを頼ります。
気休めにしかならないかもしれないけど、とりあえず2プライ(ガラスマット2枚)の上からセロテープで浮き上がりを押さえて数日硬化待ち。
駆動ローラー押さえを共締めしてしっかり固定できたギアケースにアームを取り付けます。
クランプでの固定もなんとか出来てるようです。
最後の作業、スパイラルチューブ(コンポジットチューブというらしい)を交換します。
トーチ部分を分解し
スイッチを外し
固定ネジを緩めて
チューブを引っこ抜きます。
捨てるのももったいないので、自転車のワイヤーのアウターに使ってみます。滑り悪いかなー。
新しいチューブに交換。
アウターチューブに通します。こっちに金具がついてますが、機種が違うのでこれは切り落とします。
何もついてない方をトーチに取り付け。
反対側の長さを駆動ローラーの手前に合わせて切ります。
長さがあったらカバーを取り付けコンポジットチューブを固定します。
ローラー同士を押し付けてスイッチを入れて送りができるか確認。
ワイヤーの送りも確かめて溶接再挑戦
修理前の送りが一定速でできなかった状態での溶接。
グラインダーで削り落として穴埋めに再挑戦します。
でも途中でワイヤー送りが止まってしまいました。
このワイヤー、何故か何度も途中で結ばってしまい、もじゃかって(これって方言?)しまいます。なんでだー。
うーん、こんなもんなのか??。20年も仕事で溶接やってたのに。
グラインダーかけてみても溶け込んでない・・・。どうも車庫のコンセントがメーターから遠いため電圧が低すぎるようです。
ともかく、一応不良箇所は修理できたので返却できるようになりましたが、穴がちゃんと埋まるまでもう少しだけ使ってみようかと思います。メーターに近いコンセント使ってみよう。
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修理お疲れ様です。
当分使う予定はないので、しっかり遊び倒してください。
by ぱりだか (2023-11-05 20:51)
ぱりだかさんありがとうございます。うまくできるように修行いたします。
by MHR (2023-11-08 01:47)