見よ、これが北海道育ちの車の下回りだ。フォレスターのサビ落としとサビ転換塗装。 [H19(07)年スバルフォレスターCBA-SG5]
今年2月の名義変更後に一度サビの封じ込めに挑戦し、そのあまりの酷さに一時諦めかけた、雪国の塩化カルシウムによる下回りの錆対策。スタッドレスに交換したタイミングでもう一度挑戦しました。
まずは後ろから。こっちは前回ある程度はやったんですが・・・。
潜り込み、マフラーを眺め絶望します。
これ、整備記録を見ると、新車購入時に対策と称してちゃんとペイントしてあるんですよ。しかもこっちへ来たときにもサビ転換塗料を塗ったのに。それでもこうなる。サビは塗装の下で着実に進行してるのですよー。
当然被害はマフラーだけじゃありません。ボルトやナットは多分緩まない。(左後輪のロアアーム付け根、手前はドライブシャフト)
鋳物部品は赤錆でボコボコ。(こいつはミッションから後輪デフへつながるプロペラシャフト。)
右後輪のストラットの下側。底が抜けそう。ワイヤーブラシでこすると、小豆大のサビのカタマリがポロポロ落ちてくんの。絶望しかありません。
こいつはミッションを受けてるサブフレームの左側マウント。鉄板がミルフィーユ状に剥がれてくるの。
これもサブフレームかな。
いやもう泣けてくるわ。なまじっか塗ってある塗料の強度があるせいで、ワイヤーブラシではサビが削れない。しかも入り組んでるので全バラしない限りサビを完全に落とせません。早々にサビ落としは諦めました。あとはサビ転換塗料に任せましょう。北海道で板金屋とかやるもんじゃないね。あと雪国の中古車は絶対に買っちゃいかん。
少しずつサビをサビ転換塗料で封じ込めていきます。
これは触媒かな。何故かオイリーだけど近くにオイルの元がないのよ。なぜベタベタなの?
ミッションパンのボルトはほぼ全滅でした。
前輪のロアアームの溶接継ぎ目や穴の縁にも塗り塗り。
ブレーキキャリパーも酷いね。これは一度外して掃除したほうがいいかも。でもボルトが緩むだろうか。
だいぶ塗れてきた。上向きで塗装するのは超大変です。髪の毛まで塗っちゃうし。
ATオイルのクーラーラインも酷いサビ。
左前輪かな。下から見上げたところ。ブレーキキャリパーやストラットも塗りました。細かい部分はハケが入らないので諦め。
これはステアリングラックのガード?。
ボルトというボルトの頭がみんなサビてやんの。
マフラーは前から後までほぼ全部塗れた。右がATミッションパン。ボルトを全部塗り込めました。
右前輪かな。ここらへんで妥協。肉眼だと分からなかったけど、写真で見ると左のフレームとかまだ塗り残しあるね。もう一度潜るか。
こっちは左前輪の前側か。右のバックプレートが塗れてない。やっぱりもう一日やりましょ。
右前輪をセンターから。
もう日が暮れるのでこの辺で許して。
日没ゲームセット。また明日。(同じような作業なので記事にはしません)
ということで以下翌日の作業。
フロントから見たところ。
右前輪。
左前輪。
後ろから見たところ。リアデフと後輪のロアアーム。手前はスタビライザー。
真ん中あたりを後ろから。
右後輪。
左後輪。
以上、もともとマフラー以外は基本全て黒のシャーシーブラック。銀色の部分はすべて今度塗った錆止め塗料です。疲れたー。
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