やあやあやあ! スバルフォレスターがやってきた。 [H19(07)年スバルフォレスターCBA-SG5]
2018年4月に室蘭に住んでいた親父が亡くなり、親父の奥さん(後妻さん)と、直系の息子3人と4人で遺産分割することになりました。が、色んな事情で遺産分割協議が終わったのが2022年の秋。最終的に親父の郵便貯金通帳を4人で分割し、病院ぐらしの奥さんの通帳と家は奥さんが相続する事に。(家には帰れないため無人)
で、ガレージの中にあった自家用車は私がもらうことになりました。
ただし、平成19年(2007年)式で、もらった時点ですでに罰金(登録から13年超の重課税)つきの車で、何なら2段ロケットの18年超までもあとたった2年しかありません。
つまり普通なら相続する価値の無いものだったのですが。
なんと、走行距離が8500KM。しかもガレージで陽の光を遮断して保管されていたため、塗装がピカピカです。
書類を見たら、登場した2007年に新車購入されたワンオーナー車。買ったときにはすでに親父は72歳。近所への買い物以外にほとんど乗ることなくガレージで眠っていたようです。何を思ってこんな高価な買い物をしたんでしょうね。
で、私が引き継ぐことになったんですが、車ははるか遠くの北海道室蘭市にあります。しかも時期は冬。取りに行くのも大変です。母の介護もあるし。
が、昨年末に弟が北海道まで飛行機で飛んで、室蘭>苫小牧を陸送し(12月は雪がなかったそうです、その後大雪が降ったらしいけど)、苫小牧>名古屋を太平洋フェリーで航送、名古屋>豊田を再び陸送という形で持ってきてくれたので、2月10日金曜日に西三河陸運局へ持ち込み室蘭ナンバーから豊田ナンバーへと名義変更してきました。(遺産相続した車の登録には遺産分割協議書と相続人全員の父との関係を記載した書類が必要)
ちょうど車検証がデジタル化した直後だったため大混雑。(午後1時時点で1300人目です)
いままでの1/4サイズのICチップ付きの車検証をもらいました。丸いのが10円玉です。しかしこの車検証には車検日とか走行距離、住所などが載ってません。別に、車検証には載っていない記載事項が書かれた旧車検証サイズの紙がついてきます。こっちは家に保管?。何なのこのシステム。
この室蘭ナンバーのままだと死者の所有車となるため、任意保険に入ることができません。当然移送の運転は慎重にやってました。ただ車検は受けられるため、親父の死後、弟が2年毎に飛行機で千歳まで飛び鉄道で室蘭まで行き車検を受けてガレージに戻してました。当然バッテリーは外してましたが、それだけで2回の車検時と陸送時にちゃんとエンジンがかかったそうです。すげーな寒冷地仕様のバッテリー。
2007年式スバルフォレスター2代目、10thアニバーサリーエディション。水平対向2000ccのNAフルタイム4WDです。SOHCのEJ20搭載で140馬力/5600rpm、19kgm/4400rpm。ゲート式の4ATです。
実はこいつ、以前(2018年11月)北海道へ行ったときにレンタカーと称して借りた車です。当時家が無人だったため盗難を恐れて正体を隠してました。(バックは羊蹄山)
名変時の総走行距離は我が家への移送も含めて8659km。親父の生前はガレージから出るのはおそらく近所への買い物につかうぐらいで、親父の死後は、開くことのないガレージに閉じ込められたまま5年もの間眠っていたため、塗装の痛みは殆どありません。当然ですが、タイヤも2007年製で新車時のままです。(いずれヒビが出るでしょうが)
つまり、ヘッドライトもテールランプもこのとおり。2007年購入時のままです。一点の曇もありませぬ。
さて、この10thアニバーサリーですが、2代目の末期モデルということで、どうも在庫処分ぽい素晴らしく簡素なモデルです。値段も定価で209万9千円というバーゲンプライス。フォレスターの他の車種にはオプションである、ATのマニュアルモードやマニュアル変速のためのステアリングスイッチ、MDオーディオ、ETC、ナビなど一切ついておりません。(オーディオはCD付きのラジオのみ)当然アイサイトなんてのも。
そのかわりに付いてるのがこれ。
なんとmomoの革巻きステアリングです。あと、スポーツモデルにはオプションであるLSDが標準装備。というか売りはこの2点だけ。どっちも必要かというとうーんという装備。やっぱり在庫処分でしょ。
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