2019年ハイゼットS110V車検整備 エンジンフロント回りの整備のはずが・・・・おまえもかあ!。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
さて、今日はエンジンのフロント回り、フロントカバーを外してカムシールの漏れがないか確認しようと、車の向きを180度変えて前輪をスロープに乗り上げ、下に潜れるようにしようとしたのですが。(下からじゃないとオルターネーターやエアコンコンプレッサーが外れないため。)
ふと移動したあとを見ると。なにこれ?匂いをかぐとエンジンオイル。しかも動いたあとにずっとラインができてる?
え?まさかと思い下を覗くと。(いや見て見ぬ振りをしてたツケが回ってきただけですが)
いままでちょびっとオイルのしずくが付いてただけのエンジン後部からぼたぼたオイルが滴ってます。うわー、とうとうクランクオイルシールが抜けたかあ。
試しに受け皿を置いてエンジンを掛けてみるとものの1分でこんな状態。
さすがにこれはミッションおろして、エンジンの後部クランクシールを打ち替えないとどうしようもない。いやね、6年前ぐらいからこれをやろうとしてミッションが下ろせず挫折してたんですが、今回はエスティマ同様廃車の危機。ていうかこのままじゃ車検が取れません。
ミッション降ろしはうちの傾斜地では流石に危険なので、弟が買った住宅地まで自走してそこで挑戦しようと思います。車検は1月12日まで。それまでにできなかったらいったん車検を切ってのんびりやりましょう。
500円ぐらいのオイルシール1個換えるのにこれだけ外さないといけません。オイルシールは一番左上の円盤(MTだとフライホイールに当たる部分でATだとドライブプレートと言うらしい。クランクシャフトに6本のボルトで固定され、横にあるトルコンとはボルト3本で結合されます)の左側にあるはずのエンジンのクランクエンドにつきます。マニュアルを隅々まで探しましたが何故かクランク後端のオイルシール交換の項目はありませんでした。(フロント側の交換要領はしつこいぐらい出てくるんですが。)ボルトの締付けトルクの頼りはこの図だけ。
ミッション降ろしを阻むのはこいつ。上の分解図のオレンジ矢印、ATオイルクーラーのライン。左のパイプは簡単に取れますが、右のパイプは燃料タンクとミッションに挟まれていて工具が入りません。最悪ミッションにオイルラインをつけたままラジエター側で外すか?。それともエンジンマウントを外してミッション後部を下げるか。
黄色矢印がオイルライン。この左がゴムパイプになってるのでそこから切ればいいかも。オレンジ矢印がミッション側で緑矢印がエンジン側となりますので黄色ラインより後ろを下ろします。
もう一つがサービスホールが無いために工具が入らない、エンジンとミッションの締結ボルト。この2本と反対側は工具が入りますが、ミッション真上にあるボルトは視認すらできません。最終手段としてボディにホルソーで穴を開けちゃうか。エスティマの件も含め色々諦めが付いたのでなんでも試そうと思います。
それさえクリアすれば前後のプロペラシャフトを外して
スピードメーターケーブルとコンピューターからの配線を抜き
トルコンを切り離してからミッションマウントを外せば降りるはず。ミッションさえ降りればあとは簡単です。簡単なはずです。簡単だったらいいなあ。
うーん、今回の車検は厄年なのか?
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