腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その14 排水管が詰まったー。 [家の補修]
11時頃、まだ寝てたら弟に叩き起こされました。(今日の記事には汚物が写ってますので閲覧ご注意。)
「排水が逆流して溢れてるぞー!」
流しに水を流すとしばらくして排水管から水が逆流してきます。あーっ、せっかくの杉板が水浸しだー。こりゃ排水パイプクリーニングキット買ってこないと駄目かも。でも買っても一回しか使わないんだよなー。
と、ふと思い立ったのがこれ。水道ホース。外で放置してるので硬化してますが、今回はそれが幸いします。
散水ノズルをはめる方を取り外します。
グリグリ回しながら4mほど入ったところでドンづきしました。で、ぐいっと抜いていくと。
ピーナツバター状のものがべったり。これ車のラジエターで見たことある。オイルと水が混じったものだわ。
これで水を流すとやっぱり溢れてきます。
そこである程度ぐりぐりしたあとに油を溶かすために湯沸かし器の温水を流した直後、ブロワーで空気を吹き込むことに。
ただこれでも溢れてきたので、エアコンプレッサーと発泡テープを巻いたスペシャルガンで6kgぐらいのエアを送り込みました。最初はポンと内圧で押し戻されたのでまだ詰まってたのは確か。
ただ何度もやっているうちに圧が抜けたので水を流すと溢れは止まったようです。ただここでもうひと押ししときました。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その13 床張り完了。 [家の補修]
日をまたいじゃいましたが12月12日の作業記録です。
今日の弟の作業はここ、井戸の上の床を完成させること。下地までは出来上がってます。
その間私はと言うと、先日の続き、ボイラー周りの断熱やり直しです。縦のテープぐるぐる巻のパイプから奥へ伸びる部分まで終わってます。
今日はチーズの奥の部分から引っ剥がしていきます。
コーナーエルボを剥がし、絆創膏で巻いてある部分も剥がします。俺が言うのも何だけど、なんというかいい加減な工事ですねー。
この直線部分もパージ。
内部断熱材が全くありませんでした。右のコーナーの剥がした部分に断熱テープを巻いてカバーを戻していきます。
こっちのコーナーエルボまで剥がして直線部分にテープを巻いていきます。
上の続きの縦パイプのカバーは劣化が激しいです。
ここも途中からカバーがごちゃまぜですぜ。下のは冷水用の水道管断熱カバーですな。
直線部分にカバーを被せ、縦のカバーを剥ぎます。このカバー、下5センチほど腐って中身がありませんので切り落としました。
げっ!緑青(銅管にできる緑色のサビ)吹いてるじゃん。ちょっと待て。錆びるということは水が漏れてる?ちょうどここで管を継いであります。接続ははんだ付け。でもここは濡れてません。下の白いのは内部断熱材。
ずっと下までたどっていくと
ここで分岐しT字のチーズになっています。分岐先はお風呂です。下は洗面所ですね。
ここのカバーを剥がすと湿ってます。
いやあー!。しっとり湿ってますねー。多分チーズの溶接部分からジワーッと漏れてます。ここの接続、はんだ付けと言っても家庭用のコテでは多分溶けないので業者に頼むしかありません。
目に見える漏れではないので、とりあえず封印しました。今度修理を頼みましょう。
テープを巻いた上に断熱カバーを戻します。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その12 水漏れ止まったー。 [家の補修]
今日は弟が左側の段差部分に杉板を張るための事前準備、私は水漏れの止まらない混合水栓の取り付けをやり直します。
もう何度やり直したかわからない、混合水栓の取り外しから。もちろん元栓を止め、風呂の蛇口を開けた上で外の凍結防止用水抜き栓のバルブを締めます。
ちなみにこれが凍結防止用の水抜き栓。こいつはこの水栓専用ですが
これは家全体の水抜き栓。
こいつは右に回すと、給水を止めると同時にこの先端にあるバルブが開放されて、水道管の中の水を地中に作られた空洞に落とすのです。その際、家中の蛇口を開けておかないと水道管内が負圧になって水が落ちません。水を出すときは左いっぱいに回しとかないといけません。中途半端に開けると水が地中に捨てられてしまいます。
水漏れの止まらない、温水側の延長アダプターを外します。
水道パイプとも嵌合はたったこれだけ。約5mmだけです。これ以上入らないのは相手がテーパーだからなのか?
(こちらはPJ・1/2という規格の水栓用のやや細いストレートねじ。相手は冷水温水とも不明。どっちも5mmしか入らないからテーパーだろうなあ。旧規格かな)
今回、ワイヤーブラシでねじ山を徹底的に掃除しました。これ、銅管だよね。
そしたらこんなワイヤーカットのワイヤー(分かる人にしか分からない・・・)みたいなのが出てきました。
銅の切子です。どうやらこれが水漏れが止まらなかった原因みたい。
あと、このアダプターを購入したアマゾンのコメントで「シールテープを引っ張りながらきっちり10回巻いて、さらに爪でテープをねじの溝に押し込むんだ!」というのがあったので実践。
これが結構大事みたいです。
ずっと探していた、この混合水栓の箱をやっと見つけました。弟から「ちゃんと整理整頓しとけ!」と怒られました。
探してた理由がこれ。
シングルレバーの混合水栓に交換したときに、サビで固着した右側のクランクを壁から外せず、仕方無しに右側だけ古いクランクに取り付けたのですが、今回やっと外れたので交換しようとこの箱を探すも行方不明。で、今回やっと全てが新品に。
新品は5mmほど長いですね。本体がまっすぐ水平につくかな?。
シールテープを巻き直したアダプターを、掃除した温水管にねじ込み、パッキンを入れます。その際シールテープのねじ込み終わり付近に薄っすらと、トランスミッション組付け用のシリコン系耐熱液体パッキンを塗りました。この位置なら水道専用の液体パッキンでなくても管内に溶け出すことはありません。だって専用のは500g単位で使いきれるわけがなく、絶対捨てないといけないから。自己責任ですよー。
冷水の方は漏れがなかったのでそのまま使用。こっちにも忘れずにパッキン。
水栓を組み付け、湯沸かし器へのパイプにもパッキンを入れて締め付けます。
取り付け完了。ハンドルにグルッと巻いたテープは、下で作業中にうっかりハンドルに頭をぶつけてズボンや床を水浸しにしないための予防策です。(2回シャワーを浴びました。)
下から覗き込んで完全に接続されたかチェック。すべての蛇口を閉め、凍結防止栓を開けてから元栓を開けます。混合水栓の蛇口を開け水道管内に水を満たしてしばらく様子見。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その11 混合水栓の位置修正。 [家の補修]
今日は壁を張るためにじゃまになる混合水栓を30mm手前に出します。現状はこのようにもともと薄い壁板の厚さ分しか傘との隙間がありません。できればここは防火のために9mmの石膏ボードを張りたいのでもっと隙間がほしいのです。
そのために必要な部品をamazonで購入しました。
混合水栓を30mm突き出すためのアダプター。送料無料の2225円。30mmという寸法はここから。10mm出ればよかったんですがそういう寸法の製品がありません。
この部分を延長します。
真ん中のナットから下が水道管にねじ込む部分で、上のでかいナットは混合水栓の脚(クランク)の雄ねじにかぶさる雌ねじです。ここはフリーで回ります。これのおかげでクランク部分の固定がすごく楽になります。(後述)
雄ねじがPJ・1/2という給水栓用のストレートネジで、雌ねじはG・1/2というストレートネジ。見た目全く区別が付きませんし、お互いをねじ込むと抵抗なく最後までねじ込めます。これでちゃんと水道管にねじ込めるのか?
シールテープとパッキンが付属していました。
まず混合水栓を外しますが、作業の際に温水の銅パイプを曲げたりしないように受けを補強します。
前回の嵩上げの際、ベニヤの端切れで受けを作ったんですが、これじゃちょっと弱い。
ということでツーバイフォー材の端切れでしっかり受けました。
ここで忘れないように水道の元栓を止め、蛇口を開けて水圧を抜いておきます。(普通の家にはありませんが凍結防止の水抜き水栓があるのでそれも開放します。)
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その10 [家の補修]
今日は、台所(流し台側)の床張りを完了する予定です。(弟が、ですが)
その間、私は昨日の続きの温水パイプの断熱作業。ここは混合栓をつけ直した時の温水パイプの嵩上げの際に、断熱カバーを外したら気になる箇所があったんです。
コーナーカバーをパカンと割ると
銅製のパイプよりもカバーの内径が大きく、断熱効果が削がれてる気がして、夜も寝られませんでした(嘘)。まあ、完全に密閉されてれば、中に封じ込められた空気が断熱するので、多分気にするほどのことはないのかもしれませんが。それでも気になるもんはしょうがない、ということでこの隙間分発泡スチロールのテープを巻こうというわけでして。
で、カバーを外そうとしたら、途中まではちゃんと断熱材が巻いてあるやん。
そこで黄色矢印のところから外に出てる部分のみテープを巻きました。
カバーをきっちり閉じて、混合栓側もテープでカバー内径まで太らせます。
コーナー部分にもテープを巻いてカバーをかぶせます。
割れている部分もきっちり閉じて外気を遮断して、混合栓側の断熱工事終了。
今日は太陽が当たる玄関側は暖かかったんですが、反対のこちら側は冷たい北風が吹き抜けていき、猛烈に寒い環境での作業となりました。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その9 [家の補修]
本日はいよいよ床の最上面である杉の無垢板を張り付けていきます。いつもどおりガス台と流し台を井戸の上に移動しておきます。壁は床を張ってから床面から立ち上げます。
記念すべき1枚目。この板は、弟の家の床の張替え用に杉の丸太から製材してもらったもので、計算違いで余ったものです。
これが断面。通常は黄色の面に接着剤を塗ってから下地材に載せ、隠し釘を赤い矢印の方向に打つんですが。
今回使うのは45年前に建築科を卒業した私が見たこともないような釘打ち機。ステープラー(ホッチキス:商品名)の針で有名なMAX製。釘打ち機ではなく、タッカーでもなく、フィニッシュネイラーという分類だそうです。ほんとなんでも持ってるなー弟くん。
これが針、いや、釘か。ホッチキスの針の片足分を打ち込むと考えればいいようです。箱に書いてある薄茶はこの釘の頭の色。通常、床板や壁板の表面の色に合わせます。今回は見えなくなるので何色でも構いませんが。
まさにホッチキスの針なんですが、形状は四角い釘。電動ハンマーでホッチキスのように1個ずつ打ち出されます。すげーなこれ。
釘はここに打ちます。
拡大。
接着剤は、根太と下地材の接着に使ったネダボンド。
継ぎ目がランダムになるように釘で留めていきます。この機械がなければ、頭の小さい隠し釘を1本ずつハンマーで打ち込んでから、最後は先端の細いポンチで頭が沈むまで打ち込まなければいけないので、とても1日では終わらないでしょう。
弟がきちんと測りながら杉の無垢板をカットして1枚ずつ丁寧に設置している間、私は流し台をせっせと燃えるゴミに変身させていました。この一袋が流し台1個分です。
壁や床から剥がしたボロボロのベニヤも、薄く剥がして手で割りながら萌えるゴミへ。いや、燃えるゴミへ。これ見ちゃうと新築時にベニヤ使うのを躊躇しちゃいますねえ。糊が劣化していて簡単に剥がれます。
とここで弟に買い物を頼まれました。ちょうど私も欲しい物があったのでホームセンター「ハードストック」へ。
弟に頼まれたのは、先ほど紹介したMAXの釘とネダボンド。あとちょっとで切れちゃいそうということで急いで行ってきました。それでも往復40km、1.5時間かかりましたが。
私の買い物は、温水パイプに使う断熱材。テープ状のものと発泡スチロールの成形品です。
あとカッターの歯。大きいのと小さいの。
急いで買ってきたので大きい方はサイズを間違えてしまい使えませんでしたが。だって種類が多すぎるんですもの。
この丸い穴が入らないので「なんでー???」となりました。
買ってきたのはこのサイズ用でした。SLM3種類あるのかー。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その8 [家の補修]
今日は断熱材を入れて床の下地を張ってしまおうと思います。(弟がですが)
まずは流し台とガス台をどけて、仮置してあった床板を引っ剥がしながら、ネジを打つ位置(根太のある真上)を板にけがいていきます。
その間に私は、断熱材となるグラスウールを用意します。
必要数はカットしない1500mmのものが6枚、半分の750mmが8枚ですので、4枚分を半分に切って、切り口をテープで塞いでいきます。
ところが数枚分がこんなふうにずたずたでした。
犯人が水を飲みに来ました。そういえば、こいつを置いてあった屋根裏へ猫が上がったきり降りてこない日があったんですが、この上でぬくぬくと寝てたのかあ。
コンビニ袋を張り付けて補修。
ただもう一枚は深刻な状態。爪とぎで表面がズタボロな上、中のウールが丸まってます。
こっちも大きめのコンビニ袋で補修して、排水管周りの隙間埋めに使いましょう。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その7 [家の補修]
今日は弟が仕事ですので台所の作業はお休み。ガレージの作業に戻る・・・つもりでしたが、こっちにお金を使ったのでガレージに張るベニヤの購入を次のカード請求締めの期限以降にしないといけないため、台所の断熱作業にかかることにしました。断熱材は20年前に買って、玄関横の壁に使った残りを使います。開封後、天井裏で放置してました。
グラスウールをアルミ箔とビニールでパックしたものでサイズは1500X450で20年経っても50mmの厚さを保ってました。枚数を数えたら25枚ほどあったので、壁と床、両方の施工ができます。
一番隅っこから外壁のトタンと内壁用との胴縁の間にグラスウールを差し込んで、落ちないようにタッカーで張り付けていきます。全長が1500mmしか無いため、途中継ぎ足さないといけないのでテープでつないでいきます。
タッカーってこれね。ホッチキス(商品名。通称はステープラー)の建築用です。薄いベニヤなんかもこれで張ることができます。本体は何でもいいので、針だけはいいものを使いましょう。
最初に床を張ったところの壁にも張り張り。
この窓は、この幅いっぱいガラスのはめ殺し(といえば聞こえがいいけど、昔の引き戸に使ってあったただの四角いガラスが適当な木枠で押さえられていただけ)だったところに枠を作って自分で取り付けたものです。両脇は明かり取りのため透明のアクリル板を張ってましたが、寒いので今回ふさいで断熱します。
窓の上のベニヤも剥がしたほうがいいよなー。ここは後日やろう。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その6 [家の補修]
12月4日の作業です。いよいよ床の嵩上げのための構造物を組み上げます。
初案。
改訂1案。右上の部分でベニアに切り欠きを入れて、端っこを受けるため根太を継ぎ目に入れてます。
改訂2案。弟の意見でこんなに大引を入れなくてもいいんじゃないかということで、最初の図面より大引の配置を見直しました。あとベニヤの切り方を切掛けを作らずに単純にしました。(赤いラインがベニヤ)。右上の部分の端っ子を受けるため根太を2本並べてます。横に入っているのが一番下で受ける大引、縦に入ってるのが大引の上でベニヤを受ける根太です。
午前中は母の買い物ドライバーで街へ行き帰宅してすぐ、材料を切断していてツーバイフォー材が足りないのが発覚した弟と買いに行くことに。帰宅後すぐに作業再開しましたが、この時点で日没まで2時間。急いでやっていきますが、そこはそれ、いい加減な私と几帳面な弟。やることなすことダメ出しをくらい、なかなかはかどりません。
寸法で切った材料を、現在の床の上に並べていきます。床はベコベコですが、それを受けている元々の根太はガッチリしているのでこの構造にしました。横方向にツーバイフォー材を寝かして置き、大引とします。
まずこれを現在の根太にネジ止めしていきます。(床材がベコベコなので脚で探れば根太の位置はすぐに分かりました。)
その上にツーバイフォー材を縦置きし根太とします。
壁際を含めて8本、大引きに載せていきます。
位置決めが終わりましたので、根太を大引にネジで固定していきます。
固定方法はこう。木工ドリルで縦断面の半分の深さの穴を掘り、そこに75mmのコーススレッド(ネジ)を打ち込んでいきます。
掘った穴に打ち込んだネジは、どれだけ入ってるのかわからないので、インパクトドライバーのビットにテープを巻いて「ここまでねじ込む」目印にしました。
縦の6本の根太と、壁際の2本の根太との結合は、ドリルで斜めに穴を開けてネジで固定しています。この時点で38mm+89mm=127mm嵩上げ。
隅っこの軸組。ここの根太はカマドが真っ直ぐじゃないので斜めに設置。
腐ってぶかぶかになった台所の床を張り替えよう。その5 [家の補修]
12月3日の作業です。今日は材料の買い出しから。
豊田市唯一のプロ相手のホームセンター「ハードストック」へ。建材の品揃えがすごいです。
床に張るコンパネ3枚と、3.65mのツーバイフォー材を6本購入。ハイゼットなので2mまでしか載らないのになぜ3.65mを買うかと言うと、1950mmと1620mmが6本ずつ必要だから。1.8m材だと短いのです。これを駐車場で2mのところでのこぎりで切って積みます。
あと流し台の排水パイプ受けを上に伸ばさないといけないので塩ビ管の継ぎ手を購入。
壁に使う5.5mmのベニヤは次回買いに来ます。
鬼滅の刃コラボが自販機のコーヒーにも。
家についたら材料を下ろして、流し台とガス台を外へ。
隅っこのデッドスペースに置いてあるテーブルも片付けます。載っているのはオーブンレンジ。足が1個とれたので石窯レンジに取って代わられてお蔵入りしてますがちゃんと動きます。
消火器が重いのでテーブルを取り去ってから撤去。
今は猫の手はいらんよ。
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