XLR250Rバハ レストア69.6日目。真夏日の200kmツーリング。丸山ダムへ。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日はスポーク交換のために、ぱりだかさんから借りていたホイール振れ取り台を返却したあと、ぱりだかさんのXL500Sとともに2010年10月以来ご無沙汰していた、酷道418号線改め国道418号線、丸山バイパスの新旅足橋へ行ってきました。(クリックすると2010年のツーリング記事へ)
8時40分出発。オド18874.4km。
遠山郷行ったままでガソリンが入ってないので3km先のJAスタンドで補給。お高いですねえ。
オド18877.2km 187.5km 145円X6.36リッター=922円(今回はレギュラー) リッター29.5kmでした。(飯田市で給油後しらびそ峠越えして遠山郷>自宅まで)いいんじゃないでしょうか。
21度と先週より10度高い気温ですが予報では30度超すとか。なのでメッシュジャケット+Gパンを選択。
10時過ぎ、ぱりだかさんちに到着、機器を返却して10時半頃出発。一路土岐市の国道21号線にある道の駅「志野織部陶磁館」を目指します。
およそ1時間で道の駅到着。我が家から86km。スタンプブックにスタンプを押します。
ぱりだかさんの相棒は初期型XL500S。CRFフェンダーバージョンです。
XLR250Rバハ レストア69.5日目。倉庫片付けとほんとに最後の部品発注。 [88’HONDA XLR250R MD22]
始動性とアイドリングでのエンストに悩まされているバハくん。パーツリストとサービスマニュアル、ホンダのホームページをつぶさに見ていて、ひょっとしてこれなんじゃないかなあ、というのが見つかりました。
その中の諸元表。
87年式バハ主要諸元
型式 |
MD22
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全長(m) |
2.165
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全幅(m) |
0.860
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全高(m) |
1.190
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軸距(m) |
1.430
|
|||
最低地上高(m) |
0.285
|
|||
シート高(m) |
0.860
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|||
車両重量(kg) |
124
|
|||
乾燥重量(kg) |
114
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|||
乗車定員(人) |
2
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|||
燃費(km/L)定地走行テスト値 |
50.3(50km/h)
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最小回転半径(m) |
2.1
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|||
エンジン形式 |
MD17E(空冷・4サイクル・0HC・単気筒)
|
|||
総排気量(cm3) |
249
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|||
内径×行程(mm) |
73.0×59.5
|
|||
圧縮比 |
9.3
|
|||
最高出力(PS/rpm) |
28/8500
|
|||
最大トルク(kg-m/rpm) |
2.5/7500
|
|||
キャブレター型式 |
PD79
|
|||
始動方式 |
プライマリーキック式
|
|||
点火方式 |
CDI
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|||
潤滑方式 |
圧送飛沫併用式
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|||
潤滑油容量(L) |
1.6
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|||
燃料タンク容量(L) |
9.0
|
|||
クラッチ形式 |
湿式多板コイルスプリング
|
|||
変速機形式 |
常時噛合式6段リターン
|
|||
変速比 |
1速
|
2.769
|
||
2速
|
1.941
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|||
3速
|
1.450
|
|||
4速
|
1.130
|
|||
5速
|
0.923
|
|||
6速
|
0.785
|
|||
減速比(1次/2次) |
3.100/3.125
|
|||
キャスター(度) |
26°50′
|
|||
トレール(mm) |
105
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タイヤサイズ |
前
|
3.00/21-4PR
|
||
後
|
4.60/18-4PR
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|||
ブレーキ形式 |
前
|
油圧式ディスク
|
||
後
|
||||
懸架方式 |
前
|
テレスコピック
|
||
後
|
スイング・アーム
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|||
フレーム形式 |
セミダブルクレードル
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90年式バハ主要諸元
通称名 | XLR250R 〈XLR BAJA〉 | |
型式 | MD22 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.165×0.860×1.210〈1.190〉 | |
軸距(m) | 1.430 | |
最低地上高(m) | 0.285 | |
シート高(m) | 0.860 | |
車両重量/乾燥重量(kg) | 125〈126〉/114〈116〉 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 | 50.3 | |
最小回転半径(m) | 2.1 | |
エンジン型式 | MD17E(空冷・4サイクル・OHC4バルブ・単気筒) | |
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 73.0×59.5 | |
圧縮比 | 9.3 | |
最高出力(PS/rpm) | 28/8,500 | |
最大トルク(kgm/rpm) | 2.5/7,500 | |
キャブレター型式 | PD79 | |
始動方式 | キック式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | 1.6 | |
燃料タンク容量(L) | 9.0 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.769 |
2速 | 1.941 | |
3速 | 1.450 | |
4速 | 1.130 | |
5速 | 0.923 | |
6速 | 0.785 | |
減速比(1次/2次) | 3.100/3.125 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 26°50′/105 | |
タイヤサイズ | 前 | 3.00-21-51P |
後 | 4.60-18-63P | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(円筒空気バネ併用)式 |
後 | スイングアーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |
諸元自体はまったく変わってませんが、Fサスがカートリッジになったり、リアサスがリンクごと変更されたり、まあマイナーチェンジレベルだと思ってたんですが。
点火形式の欄を見ると、87年式は「CDI」としか書いてませんが、90年式はなんと「CDIマグネット点火」となっております。どこが違うのかというと、87年式はいわゆる大排気量車のようにバッテリー点火CDIで、電力は電装と共用する直流をエネルギーとしてるのに対して、90年式ではそれ以前のオフ車や原付きのように点火専用の発電コイルを持ち、交流で点火してるってこと。思えばプラグを買う際適応表を見ると、この90年式からプラグが抵抗入りになっていて抵抗なしのが売ってなかったのでそっちを買ってきてつけちゃったんです。(87年式はDP8Z、90年式はDPR8Z)素人考えですが、多分この抵抗が点火の邪魔してるのかも。
・・・・・・・・と信じてパーツリスト見たら。R3J、R3L(つまりノーマルサスのバハ)もR3M,R3N,R3R(カートリッジサスのバハ)も同じ発電機やん。書き間違いかよ。いや、でもレギュレーターが2種類あって品番が違うぞ。どっちが正解だ???ひょっとしてハーネスで電気の取り出し方変えてるのか????
とまあ以上推測です。
XLR250Rバハ レストア69日目。ブレーキスイッチの修理他。あと、膿出しの結果。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日は母が楽しみにしていたトヨタ生協本部店で行われている、九州物産展へ。最終日です。
まず第一目標。太宰府天満宮名物「梅が枝餅」(うめがえもち)。店頭で皮にあんを包む所から焼き上げまでやってるのでそりゃもう!
イカの柚子胡椒漬け。
数の子の酒粕漬け
他に高菜漬け、サーターアンダギー、ボンタンアメ、兵六餅などなど購入。
帰宅後、本日の作業にかかります。以下、20日のしらびそ峠までのツーリングで不良箇所がいくつかありましたので修理しときます。
と、その前に倉庫の整理。・・・・・・散らかる一方ですが。XLXとDT250を左に移動させたいけど。今は無理だな。
近所の小学校が廃校になった時にもらってきたアコーデオン。ちゃんと全音でました。だれかいらない?ぼろですが。
こっちは最後の高音鍵がなりません。あと半音の黒鍵も音がでないのでゴミだね。
昔ハイラックス用に買った新品チェーン。オークションに出します。
出発前にフレームに貼った台所の流し用の隙間テープ。いい仕事してます。ただここも貼らないと傷つきそう。
テープをこういう形に切り出して
隙間を埋めます。これで様子見しましょう。
右側はキックアームとクランクケースカバーが飛び出してるのでフレームに傷は入りません。
次は出発前からわかっていた、フロントブレーキスイッチの不良。ブレーキランプが点いたり消えたり、というかほぼつかない状態でした。ブレーキレバーの裏側にあるこのネジを外すとスイッチがポロッと取れます。
XLR250Rバハ レストア68.5日目。試走、モトカフェ木沢小学校へ。 [88’HONDA XLR250R MD22]
(下の地図はポイント数の都合で足助スタートになってますので実際の走行距離は+30kmです)
2018年5月20日。午前6時半起床。家の中で10度と恐ろしく寒いです。先日25度もあったのが嘘のよう。インナーは半袖Tシャツにフリースの長袖セーター、アウターは綿入りのパンツとゴアテックスのジャケット、ゴアのブーツにすね当てで防風。
本日はバハの膿(うみ)出しで初夏のモトカフェ木沢小学校へ。膿出しですので、念の為パンク修理道具一式とエアポンプ、BMWの純正工具セット、1800メーターの山越えするので防寒用のダウンジャケット、雨具一式をトップケースに積み込みました。大量の工具や部品必須の旧車でのツーリング、すげー重たいです。
昨日つけたシガーソケットにナビのカーアダプターをセットします。USB直でも使えますが、設置しただけで安全確認できてないので、ヒューズを内蔵したカーアダプターのほうが安全性が高いという判断です。
うーん、赤い薄いタンクバッグが欲しいなあ。
7時50分スタート。オド18579km。トリップはガソリン満タン後3km。
家を出たとこの温度計。11度です。マジで寒い・・・・。
国道301号線、県道39号線、国道153号線とつないで、紅葉で有名な香嵐渓のある足助町で大渋滞にはまりました。そうか今日は日曜日だ。この渋滞は「道の駅どんぐりの里いなぶ」を過ぎたら解消。ここ稲武の交差点を右折した先にある茶臼山の芝桜を目指した観光渋滞でした。それ以降は快適な国道153号線で9時15分、長野県に突入。
気温が上がってきましたがそれでも16度。襟をきっちり閉めます。この根羽村からは標高1187mの治部坂峠まで登りっぱなし。500Sではトップギアである5速キープで登れた坂も、500Sより8年新しいバイクとはいえ、倍の排気量に肉薄する馬力(500S:31馬力、250R:28馬力)とはいえ、そこはやっぱり250なのでトルクは半分、トップギア6速では登れず、5速や4速全開となります。こりゃ燃費期待できないな。
9時50分、国道153号線の道の駅信州平谷でトイレ。快晴になりました。なぜかバイクしかいません。木沢小学校へ行くならここから国道418号線に右折ですが、今回は飯田市から三遠南信自動車道の無料区間、矢筈トンネルを抜けて上村、しらびそ峠、下栗経由で遠山郷へと大回りします。
10時45分、飯田市でガソリン補給。気温が23度もあります。
レギュラーが152円!たけー。でもまあそうは入らないのでハイオクをおごりました。
オド18689.7km、トリップ113.3km。
サービスデーでハイオク158円X3.95リッター=624円 リッター28.7km。さすがに1200mの峠越えが効いて先日の35kmには遠く及ばず。
この先道が複雑になるのでタンクバッグに入れてたナビをここへセットします。便利だね-このスペース。
国道153号線を離れ、県道251号線経由で、三遠南信自動車道喬木ICへ向かいます。南アルプスが見えてきました。
あれは聖岳?
とにかく分岐が多くナビ無しだと迷うかも。一路、国道152号線の上村を目指します。
XLR250Rバハ レストア68日目。USB充電器取り付け。 [88’HONDA XLR250R MD22]
公道復帰したバハですが、2,3やり残したことがあります。
このバハのオーバーホールの目標は、北海道ツーリングを問題なくこなせること。機能的な部分はクリアしましたが、クラシックバイクというには新しいバイクなので、現行バイクには標準装備され始めたUSB充電器ぐらいは装備したい。
ということで最近バイク用品や電気パーツを買う時に必ず訪問する、中国のBanggood.comから購入したUSB+シガレットポート付きの充電器を取り付けました。ここは、日本国内で売られている中国製品の卸商社みたいなところで、電子部品や台所用品、3Dプリンターや木工旋盤なども売っており、しかもべらぼうに安い上に全品送料無料なんです。(ただ、カード番号晒すのは危ないのでpaypalで支払ってますが。)
いや、今まではたしかに中国製品は「安かろう悪かろう」だったんですが、もう世界中の電気部品やバイクの部品、アウトドアー用品などはほとんど中国で作られていて、しかもかなり品質が上がってます。思い起こせば私が生まれ育った頃の日本製品が世界中で「安かろう悪かろう」と言われていたんですよねー。もう今の中国製品は日本の製品に追いついたと思います。駄目なのは検品がいい加減で不良品を平気で出荷してしまうことぐらいではないでしょうか。
ということで今回の購入品がこれです。いつもこんな薄いビニール袋で送られてくるので精密部品は避けたほうがいいかも。
カーチャージャーソケットとUSBポート2個付き、バイク用なので完全防水です。
実はこっちも購入。こっちは電圧計+USBポート2個付き。これはぱりだかさんのもとへ旅立ちました。
どっちも1500円以下です(ドル建てなので変動する)もちろん送料込み。ただし船便なので到着まで半月かかります。
送料無料なので1点だけでも迷うこと無く購入できるのが素晴らしい。
今回ほかにもいろいろ頼んでみました。こいつはコンプレッサーのサーキットブレーカーです。
そしてこれは台所用品。流し台と壁の隙間を塞ぐための防水のクッションテープ白と茶色。なんに使うかは後で。
amazonなどと違い在庫は持たず、メーカーごとの発送なのでメーカーごとに発注をまとめると同梱はしてくれます(充電器は当然一緒に来ました。)。今回は3箇所から別々に発送されました。半月後無事到着。
昨日の作業です。住人がいないうちに片付けましょう。
スタンドは本来の持ち主へ。
片付きません。諦めました。
住民帰宅。
こっちはオーバーホール前。昨年8月に家に来たばかりの頃。見た目は変わりませんな。それでもレンズの曇りが取れたようには見えます。(特にスポーク)
これも昨日の作業です。15時スタート。USB充電器を割り込ませる配線を造ります。そのためにヘッドライトカバーを外して割り込み先を確認。キーからでてるプラス配線に割り込ませます。
一番下の横に這う線を割り込ませます。USB以外にETCも増設できるよう先端は二股メス端子にします。
この「黒/茶」が、電源取り出し線の割り込み先の、キーオンで導通する電源線。
そしてこれが先日作成、設置しておいたアース線(マイナス線)です。これはエンジンマウントを経由してシート下のアースポイントにつながってます。
点いたり消えたりするストップランプ。多分スイッチが駄目ですが、リアブレーキ踏めば点くので修理はあとに回します。
USB充電器を開梱。タイラップとハンドルマウント用太さ調整ゴム、ダッシュボード用マウント、予備ヒューズが梱包とは別に同梱されてました。
これが本体。
シガーソケット1個とUSBX2ポート。総合出力3.1Aなのでスマホ充電もできるはず。バッテリーがついてれば・・・ですが。
これがハンドル用マウント。最近流行りの太いハンドルにも付くように径がでかいです。
本体とハンドルマウントを合体するとこんな感じ。
防水ケースのミニヒューズも付いてます。
端子はバッテリー直結を想定した丸端子。
ハンドルマウント以外にも平面に貼り付けるマウントも同梱されています。
バハならヘッドライトカバーの上にくっつけてもいいかも。ただ、ここはシュラフを載せたいので今回はハンドルへ。
バハのハンドルにはブラケットのループは径がでかすぎるので付属のゴムシートで調整します。
2枚入れれば固定できます。
こっちはマスターシリンダーが邪魔するので無理だな。
幅が広いオフ車のハンドルですら、取付可能な場所はここのみでした。
ここで感心したことが。ハンドルを掴むループがずれないようにゴムの板は両端に壁が立ち上がっている(つまりコの字になっている)んですが。
2枚重ねることを想定して、フランジの幅分ゴム板の幅を変えてあります。なのでコの字が2枚重なってるのにもかかわらず、このようにきっちりはまります。すごいなあこの精度。もう日本製、負けてるじゃん。(というか、こういう分野って日本製無いよね)
ガッチリつきました。それでは配線にかかりましょう。
ここにつけるって手もありますが、バーパッド外さないと無理なのでパス。
この端子は切り落とします。
というか、ヒューズホルダーの付いた部分の線は、機器側ではなく車体側用に作り変えます。なのでバッサリ切り落として機器側配線のプラス側はギボシ端子、マイナス側はメス端子に付け替えました。
車体側のマイナスアースはメス端子で作ったので、機器側のマイナスをアースするにはオスーオスのアダプターが必要です。機器側を両方メスにしとけばこれは要らないんですが、暗いとこだと触ってみてもどっちがプラスかわからなくなるのでこういう面倒なことやります。
XLR250Rバハ レストア67.5日目。9ヶ月ぶりの公道復帰。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日は資源ごみだしの日。雑誌や缶などを出してきて、2時からバハを道路へ降ろしました。昨年8月末に預かってから実に9ヶ月ぶりの公道復帰です。
出発時オド18499.7km。
エンジン始動前に、多分アイドリングが続かない、エンジンがかかりにくい原因であろう、パイロットスクリューを正規戻し回転数である1回転と3/4回転にセットし直しました。キャブ組んだ時、指定回転数ではなく大体の戻し位置、1回転と1/2回転にセットしておいたのを思い出したからです。
たったこれだけで、冗談かと思うほど劇的に始動性が良くなりました。同時にアイドリングで止まることもなくなりましたよ-。横着は身を滅ぼしますなあ。100回キックで死んだ私の右足の筋肉痛はなんだったのよ?
燃費を測るため、出発後すぐハイオクガソリン(清浄効果に期待)を満タンにしときます。いっしょにインジェクタークリーナー(もうキャブクリーナとは言わないですね)を添加。
まず、いつエンジンが止まってもいいぐらいの距離(26km)にある、一番近くの道の駅「つくで手作り村」へ。水曜日にしては結構な数のバイクが。
XL500Sのつもりで降りようとしたら前後サスがビヨーンと伸びて足が抜けず、バレリーナのような片足立ちの格好で降りる羽目に。信号待ちなんかだと柔らかいサスが半分以上沈んで両足がベタっと付くので油断してました。ここ10年ぐらいこんな脚長バイク乗ってないしねー。
パイロットスクリューを1/4回転開けた結果、アイドリングの回転数がえらく上がっていたのでスロットルストップスクリューノブを回して回転を落とします。ここまで絶好調。ただ、500Sのようなアイドリング近辺から加速できるような強烈な低速トルクはないので結構回さないといけません。うーん、新鮮だ。
一人で乾杯!。
で、またがろうとして左ステップに足をかけて右足を反対側へおろそうとすると、サスが柔らかいので一気に右へ倒れそうになりました。うーん、スタンドが長すぎるなあ。なので今度は右から乗ろうとしてみたら、左脚がシートの高さまで上がらない。みんなが観てる前で両手で左足を持ち上げ、やっとこさまたげました。あー恥ずかし-。
そしてスタンド立てたままキックしようとしたら、乗るときと同じく一気に右へ倒れるのよ。結局スタンドをあげ左足を着いてキック。500Sと違い異常に軽いキックのおかげで数回のキックで始動。よしこれで行けるぞ-。(本来スタンド立ててキックしてはいけません。サイドスタンドにはそんな強度無いからです)
XLR250Rバハ レストア67日目。サブフレーム、キャリアを組み直し。トップケース取り付け。あとこまごまと。 [88’HONDA XLR250R MD22]
本日はエンジンを掛けて試走・・・・・・のはずでしたが、その前にうまくはまらないサイドカバー対策と、トップケースの取り付けをかんこうしてみました。(かんこうするって名古屋弁か?考えるって意味らしいけど)
トップケースを付けるためにはベースの取り付けが必要ですが、このテールバッグが邪魔で取付金具を左右のパイプ間に渡せません。
このインナーの縦壁が邪魔するのです。そこで一回外してみることに。
ふとみるとテール関係の配線が通るはずのクランプが遊んでます。しまった、何も考えずにリアフェンダーつけちゃってます。
テールバッグを外すと、配線の仕方を間違ってました。というか配線をちゃんとさばかずに、テールバッグを仮づけしてそのままにしちゃってました。縦に走ってるウィンカー配線は、本来左の矢印の下にある穴の向こう側からこちら側に出て、矢印のクランプを通り、右のクランプを経由してそこから写真の上方向に渡っていないといけません。
XLR250Rバハ レストア66日目。今日で最後のはずなのに、あいかわらずエンジンがかかりません。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日頼んでおいた灯油の水抜き剤が届きました。この地方ではホームセンターでも扱っておらずアマゾンで購入。(2000円以上購入で送料無料ということで後ろの車用水抜き剤と燃料系のクリーナーをいっしょに購入。)
説明を読んで納得。灯油500リッターに対して1000cc添加の指示です。こいつは500ccなので2瓶必要。って、うちのは50リッタータンクなので100ccしか必要ありません。500リッタータンクなんて見たこともないわ!ざっと5等分して1回分100ccを投入しておきました。
さて、今日は母のお買い物にかこつけて、岡崎市のバイク用品店「シード」に行って、バハに必要な最後の部品を購入してきました。
まずメインハーネスから電源線を取り出すため必要なギボシ端子セットです。
高いなああああ!
ホンダ車のギボシ端子にはエーモンなどの自動車用のギボシ端子では太すぎて接続できません。電源分岐のケーブルを作るためには直径3.5mmのCB103というサイズのこの端子が必要です。まあ、先日作ったやつの両端のオスメス1セットだけ換えればいいだけですが。分岐した先に接続するUSB電源は普通サイズのギボシ端子ですので。
あともう一つ。シートを留めているボルト(サブフレームとキャリアも共締め)はラフアンドロードのキャリアに付いてきたやつで、M8ボルトですが頭が13mmの、ホムセンで普通に売っているサイズです。ご存知のように、バイクのM8ボルトには基本的に13mm頭はないため車載工具には13mmのスパナは入ってません。なのでバイク用の12mmか14mm頭のボルトナットを買ってきました。しかしなんでネジサイズ書いてないのか・・・。今回必要なのはM8XP1.25です。>>>>>よく見ると書いてありました。え?M10??あーナットのサイズ間違えてる-。ボルトの長さが2種類あるのは在庫がなかったから。ホントは50mm2本欲しかったんですが1本しか無く、マフラーを共締めしない左側は40mmで届くかと購入。
まだまだ出てくる、家を破壊する困ったちゃん。これでも半分叩き潰したんですよ-。消費が追いつかないので茹でて冷凍しときます。
今日は暑かったので窓のない倉庫内での作業は避けて外へ引っ張り出しました。いよいよ最後の部品取り付けです。
XLR250Rバハ レストア65日目。ほぼ完成したのはいいけれどエンジンがかからない。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日お亡くなりになった風呂ボイラー。からっけつだったタンクに灯油を満タンにして4時間ぐらい電源入れといたら夜中すぎに突然点火しました。ただ点いたり消えたりを繰り返し、あの不完全燃焼の灯油の香りが家を包んだのでスイッチオフ。そして本日朝、コンセントを数回抜き差ししたら不死鳥のごとく蘇りました。おそらく、いつも満タンにしてるのに、今回補給を忘れたために、いつもは使わない底の方に溜まった水混じりの灯油を吸い込んだものと思われます。満タンにしてボイラーを数時間回してるうちに水が追い出されたんでしょう。あわててAMAZONで灯油用の水抜き剤を購入。(ホムセンにも灯油用は売ってませんでした。)ただ設置してから40年近いのでお金があるうちに新しいボイラー頼もうと思います。時間をくれた年老いたボイラーくんに感謝です。
さて、XLR250R、外は雨ですが、いや大雨ですが、もう少しで完成なので頑張って作業を進めます。
エンジンを掛けるためにはタンクを付けないといけませんので、裏側のサビにサビ転換剤を塗ってクリアーで錆止め。タンク後部のクッションゴムを交換します。
まだまだ使えますがゴム部品の寿命を揃えるための交換しましょう。
ドライバーで押し出して縁のサビに転換剤を塗布。
17613-176-000 2個を開封。
あまり変わり映えしませんねー。
燃料コックをばらしてストレーナーを掃除します。
フィルタースクリーンは前回の掃除から2000kmしか走ってないのできれいなもんです。
ストレーナーカップのパッキン。16173-001-004を開封。
潰れたパッキンを外して
念の為フィルターを外して奥を洗浄後もとに戻して。
パッキンをセットしてカップを付けて
タンクに戻します。
タンクを付けるのでタンクに隠れる部分を整備。ハーネスのバンドが一本ありません。
90651-MA6-726 ワイヤーハーネスバンドを開封し
メインハーネスを固定します。この白いテープが基準位置となりますので2本のバンドの間にセットします。
タンクを載せて後ろのボルト2本で固定。
タンク内はサビ一つ無し。外観が余計みすぼらしく見えますな。
燃料ホースをつないで抜いておいたガソリンを戻し、
燃料コック、オーン!
XLR250Rバハ レストア64日目。3歩進んでバックする。 [88’HONDA XLR250R MD22]
先日、フロント周りの配線で、白/黄の割り込み配線の接続法が配線図と違っていて自己解決したように思えたのですが、コメントでSANGO22000さんから「違う配線色が接続されるのはおかしい。後期型の配線図で修正されている」ということで、白/黄の正しい割り込み位置を教えていただきました。
バハ初期型のサービスマニュアルの配線図。実際にはあるはずの「白/黄」と「黒」の三叉配線がありませんでした。
そこで自分で判断した割り込み位置。ただこれだと「黒/茶」と「黒/茶」の間に「白/黄」が割りこむという、たしかにおかしい配線となってます。
で、これが教えていただいた配線。左からくるレギュレーターで整流された電源線「白/黄」とメインスイッチへつながる「白/黄」の間に今回余らせた「白/黄」+「黒」が割り込むのです。これなら「白/黄」>「白/黄」>「白/黄」とつながるため理屈に合います。でも、なぜこれに思い至らなかったのかというと、もしバッテリー搭載車の場合、この配線だとキーを回さなくてもストップランプが点いてしまうからです。でもこのバハはバッテリーレスなのでキーを回しただけでは電気は発生しません。エンジンを掛けたら初めて電気が流れるため、レギュレーターのあとの配線ならどこにつないでもいいわけでして。(キーは基本的に点火系のオンオフを行うためのものです)
私の思いついた配線でも問題はないのでそのまま組んじゃおうと思いましたが、次のオーナーとなった人には謎の配線となってしまうので一番下のに直しましょう。あースッキリした。
さて今日の作業です。
忘れないうちにオイルを入れましょう。とりあえず仮で安いオイル。カーマホームセンターやホーマックで売っているDCMブランドのバイク用オイル。
と、その前に先日交換してなかったオイルフィルターのOリングを交換。
カバーのオイルラインのOリング 91312-107-000と
カバー自体のOリング 91302-KF0-003。
カバーのボルト3本を10Nmで締め付けて準備完了。
とりあえず1リッターを投入。
全容量1.6リッターのはずですが何故かこの時点でフルライン。これ以上入りません。空っぽのオイルクーラーやオイルフィルターにも入れたオイルを回さないとあと0.6リッターは入らないようです。
で、空キックしてエンジンを回してたら、突然ブレーキペダルが上がってきてキックシャフトに接触しました。ペダル高さの調整ボルトが今までどこかに引っかかっていたようです。
そこでペダル高さを下げようと、マスターシリンダーのロッドにある調整ボルトを回そうとしたら、なんとボルトと一体のはずの10mmの六角部が空回り。ペダル高さはオレンジの部分に隠れているナットに、赤い矢印の六角部を回してボルトをねじ込んでいって調整するんですが、まさかの赤い部分の空回り。赤い部分とボルトは本当なら一体成形じゃないといけないのに、この赤い部分の六角はただのナットなのです。もちろんボルトに対して思い切り締めて固定されているんですが・・・・。一旦緩むとマスターシリンダーを外さないと締めることができない構造なので、ネジロック塗ってしっかり固定しておいたマスターシリンダー固定ボルトを外す羽目になりました。
ねじロック剤がしっかり効いてるので緩めるのは一苦労でした。
せっかく塗ったウレタン塗装もこの通り。タッチアップしておきます。
この調整ボルト、上部がボールジョイント状になっていて固定されておらず、黄色矢印のナットを締めようとしても一緒にくるくる回るので、先端の赤い矢印部分に5mmの切欠きが作ってあります。ここを抑えておいて黄色のナットを上に向かっていっぱいまで締め込みます。
先端はスポークレンチがぴったり。
ただ締めるだけだとまた緩みそうなので、指示はないけど一旦ナットを引き出してから黄色部分にネジロック塗りました。
愛用しているのは、エスティマの整備のためにトヨタで買ったアドヘッシブという中強度のネジロック剤です。これだけで3500円!
先端を固定してナットをシリンダー側へ向かっていっぱいまで締め込んで
ブーツを被せます。ナット上部の溝にしっかりはまるように被せないと内部が腐食してエライことになるのは、2012年の復活レストアの時に経験済みです。
ナットとボルトの固定ができたら黒矢印にナットを差し込んで黄色矢印の部分を回してねじ込んでいきます。ねじ込んでいくとペダル高さが下がっていきます。
ペダルが適正な位置まで下がったらで、中間にあるナットでジョイントをロックします。以上、一度やっているので本当なら要らん作業でした。
ペダル高さが変わったのでリアストップランプスイッチも調整しときます。
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