XLR250Rバハ レストア63日目。チェーン装着、エンジンオイルラインパッキン交換。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日は母の買い物と銀行の用事を済ませてからXLRにかかりました。
本日の作業は最後の大物作業であるチェーン装着から開始。
ですがその前に、塗装ハゲチョロのエンジンのオイルラインパイプを塗っときます。オイル漏れはありませんが念の為一度パイプを外して新車時のままのバンジョーボルトのパッキンも換えときましょう。
ここのボルトとその真下、エンジン左側のバンジョーボルト3本をを外して三股になったパイプを外すだけのカンタン作業。
と思いきや、上はキャブに阻まれ右はエキパイに阻まれて、あっちにもこっちにも、どこにも抜くことができません。
とりあえずバンジョーボルトを外したあとのゴミ防止の為、M8のボルトを挿しておきます。
が、右側1箇所以外M8が入りません。M6ボルトだとガバガバ。なんとM7という変則サイズでした。なので当然銅製のパッキンも7mm穴という特殊サイズで市販されてません。
三叉パイプはあっちこっち動かしていると偶然隙間から抜けました。下地はきれいなメッキで痛みもない状態なので塗装を剥がそうと思ったんですが、高温のオイルが通るパイプなので塗装が焼き付いていて、簡単に剥がれそうもないので耐熱黒で塗装しておきます。
XLR250Rバハ レストア62日目。ヘッドライト周り結線、エキパイ、マフラー組み付け。 [88’HONDA XLR250R MD22]
本日は昨日判明した正しい配線図に沿ってフロント周りの配線を完成させます。
最終的に取り付ける予定の中華ボックスを載せてみたり。でもこれのベースを付けるとテールバッグ機能しません。
まず、ヘッドライトマウントのサビたワッシャー90501-MA6-000を交換します。サビは落として亜鉛塗装しましたが、真正面から丸見えなので安いものだし交換します。
この左のワッシャーです。ただこのワッシャーを抜くためにはヘッドライトの調整ネジを緩めてヘッドライトをいっぱいまで上向きにしないといけません。ワッシャー交換後、マウントにかすかに残ってる締め付け跡を頼りに元の位置に戻します。
昨日の記事で言っていた、「白/黄」ケーブルを二股にして電源を取り出すケーブルを作成。一応ヒューズを噛ましておきます。左の赤線のオス、メスがメインスイッチからの「黒/茶」と「白/黄」の間に入ります。あ、プラスだけじゃなくアースも作らんと。
隙間から電源線がこんにちわ。ケーブルを整理しながらヘッドライトをウィンカーやチョ-クレバーとともに組み付け、フォーククランプボルトを24Nmで締め付け。と、簡単に書きましたがケーブルが硬くて、うまくさばいてすきまに収めるのが大変でした。
ヘッドライト周り完成。あとフロントフェンダーつければフロント周り完成です。
XLR250Rバハ レストア61.5日目。謎の配線の正体がわかりました。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日の、ヘッドライト周りの配線でどうしても余ってしまう、配線図に載っていない謎の「白/黄」の配線。
本日ハーネスを外してテスターで、コネクターとスイッチ間の導通確認をしながら配線図とにらめっこしてたら、突然ひらめいて正体がわかりました。まだまだ頭は大丈夫なようです。
この配線図ですが、間違ってました。正確に言うと、丸の部分に「白/黄」配線が記載漏れしてました。
これが現物。キルスイッチとストップランプスイッチの合体物なんですが
こいつは2本ともストップランプのスイッチに挿します。「黒」の配線がメインスイッチを経由してくるプラス電源入力で「緑/黄」がマイナス。
でこっちが車体側なんですが、テスターで導通を見ると、キルスイッチから出てる「黒/茶」と2Pコネクターの「黒/白」間に導通あり。ブレーキスイッチ側の「緑/黄」と2Pコネクターの「緑/黄」間は当然導通あり。これで2Pコネクターは調査完了。
で、残る2本の「白/黄」間に導通あり。つまり1本につながってます。そして両端がオス/メスのコネクター。これだけだとただの延長ケーブルに過ぎず依然正体不明なんですが、この「白/黄」、実はもう一本、ブレーキスイッチのプラス端子につながる「黒」線と導通ありでした。
つまり、この「白/黄」と「黒」線は三叉だったのです。
で先程の配線図に戻ります。この丸の部分にコネクターが1個と配線色が記載漏れしてるのです。
これがテスターを駆使して判明した丸の中の実際の配線です。つまり、あの「白/黄」配線は三叉配線の一部で、メインスイッチを通ってきたプラス電源をブレーキスイッチとキルスイッチに二分配する役目があったんですねー。
で、この「白/黄」の部分のコネクターがあるととっても便利なんです。なんとここのコネクターに二股のケーブルを追加すると、割り込み端子などを使わずとも12Vの直流が取れるのですよー。
実は彼の国からこんなのを買ってあるのですが、どっから電源取るか悩んでました。何しろバッテリーがありませんから。12Vのシガレット出力と5VのUSB出力のあるカーアダプターです。
これでETCも使えますね。(できれば電圧を安定させるために小さいバッテリー積みたいところですが・・・。)
そうこうしてるうちに最後となる(はずの)純正部品など到着。これで明日から最終工程に入れます。
XLR250Rバハ レストア61日目。フロント側電装結線作業。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日も朝から雨ですが作業場までに濡れずに行ける程度だったので電装の結線作業を行いました。
先日この状態で結線しようとしたら全く手が入りません。
なのでせっかく固定したデュアルヘッドライトを外す羽目に・・・。
ハーネスカバーが切れていたのでテープで補修。
向こうからストップランプ/キルスイッチの2ピンコネクター、メインハーネス、ライティング関係の9ピンコネクター2個。これらを最初につなぎます。
ウインカーリレーに3ピンコネクターを挿して
前から見て右端にマウントします。
防水カバー内にある、左2個の黒いコネクターがヘッドライト、右の3本はウィンカー。
ぴーぴーと鳴る電子ホーン
バッテリーレスなのでバッテリー代わりのコンデンサーへの2ピンコネクター。
ですべて結線したあとに余ってしまったオスメス一対のコネクター。配線色は「白/黄色」?
XLR250Rバハ レストア60.5日目。大雨なので作業無し。マフラージョイントガスケット発注。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日悩んでいたマフラーガスケット。上の商品がXLR250R用として販売されているんですが、初期型バハには対応してません。ただ、パーツリスト上ではエキパイもマフラーもMD22最終型まで同じ品番なので実寸を測ってみました。(この製品には寸法が書いてありました)
キタコの商品:JPH-6 XLR250R等 973-1000006
外径41.7mmX内径35.5mmX長さ29.6mm
今日測ったMD22-RK用ステンレスエキゾーストパイプの外径:35.0mm。おおっ!
MD22-R3Jバハのマフラー側の内径:41.0mm。おおおおおっ!
嵌合長さ:34mm:まあこれより短ければいいわけでして。
つまり使える。長さが5mm短いだけで外径、内径ともばっちりです。早速注文しました。
でもなんで年式によってガスケットが違うんでしょうか。マフラー、エキパイとも共通品番なのに。
初期型から3型までのバハ用18391-410-000、4型バハ以降用18391-ML0-000(キタコのはこっち、フレームナンバー1350001以降用と指定されてます。うちのバハは1006***)
今日は大雨なので作業はせず、部品が来たら作業再開です。
*それにしてもアマゾンで購入する時、普通にホイホイ精算すると自動的にプライム会員になっちゃうのなんとかならんのでしょうか。今日もうっかり「プライム会員になって精算する」ボタン(通常自動的にこのボタンの上にカーソルが設定されます)を踏んでしまい即解約しました。(放っておくと月400円取られます。)でも契約した時点でカードから400円落ちるので解約手続きをすぐにしないといけません。一応400円は返金という形で戻りますが、誰得なシステムなんでしょう。余計な仕事させられるカード会社がかわいそう。
ちなみに昨日気にしてた部品代をおざっぱに計算すると
2012年の復活にかかった部品代(現オーナーが支払い済み)45000円
2016年 現オーナーが購入したタイヤとハンドル、ブレーキレバー等(現オーナーが支払い済み) 20000円
以下私が支払った分
2017年9月発注分 11274円
2017年10月発注分 19342円
2018年1月発注分 15783円
2018年5月発注分 5909円
RKシールチェーン、ジョイント、DRCスプロケット 10000円
DRCスポーク 前後で10000円
塗料、その他 10000円
サービスマニュアル、パーツリスト 8000円
以上今回のレストアにかかった分のみ合計(最初のオーナー支払い済み分は除外) 90308円
これに最初にかかった分を足すと 部品代だけで155308円!!!!(当然車両代は含まず)
つまりXLRの不動車をエンジン以外フルレストアすると部品代だけで16万円ぐらい、当然通常はこれに100時間以上かかった工賃がほぼ同額プラスされますので、まともなバハは店頭価格で30万以上しても不思議はないわけです。もしエンジンを開ければ+10万円ぐらいかなあ。それだけ出すなら新車買っちゃったほうが・・・・。となるわけですねー。工賃4万ぐらいを入れて20万ぐらいでオークション出しても売れる気がしません。うちの子になっちゃうか、お前。
XLR250Rバハ レストア60日目。バルブクリアランス調整と最後の部品発注。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日はバルブクリアランスの調整から取り掛かります。
まずタペットカバー4個を外します。
がインレット側2個はエンジンハンガーボルトが邪魔。キャップは結構硬く締まってるのでオープンスパナは使いたくありません。
なのでせっかく締めたボルトを抜きました。
10mmと6mmのヘキサゴンレンチでタイミングホールのキャップを外します。500Sだとマイナス溝ですがこいつはほんと楽ですねー。
XLR250Rバハ レストア59日目。ちっともはかどらない最終作業。 [88’HONDA XLR250R MD22]
今日はエキパイを取り付けて、バルブクリアランスを調整し、フィルターとプラグを交換しオイルを入れてエンジン関係の作業を終わらせる予定でしたが・・・。エキパイ付けるためにやらなきゃいけない作業が一つ残ってました。
矢印のスタッドボルトがありません。
実は錆びついたナットと一緒に抜けてしまったのでした。
秘密兵器、スタッドプーラー。クラッチになっていてスタッドボルトを掴んで回せる工具です。
こいつにボルトを咥えて
レンチでナットを回せばこのとおり。
で再びプーラーでねじ込んでいきます。
が!あまりにも雌ねじが渋くてネジを舐めてしまいました。再び抜いてダイスを掛けます。
シリンダーヘッドにもタップを掛けて。使ってるハンドルは11番のスポークレンチ。タップの頭にぴったりです。
XLR250Rバハ レストア58日目。リアフェンダーとキャリア組み付け。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日の続きです。オークション品のテールと入れ替えてリアフェンダーを組み付けます。
まずはこの車体についていたリアフェンダーから、足の部分が割れたテールライトを外して、オークション品と入れ替えます。
組み付ける前に、新品を入れていたテールレンズのパッキンを入れ替えます。
割れていないテールランプ完成。あと一つ、ボルトを抜いてカラーを入れ替えます。
2枚上の写真の右側がこの初期型バハまでしか載っていない3版のパーツリストで頼んだ、テールライトをゴムグロメットを介してフェンダーに取り付けるためのカラー。左がオークション品に付いていた正しい純正品。まるっきり部品番号間違ってました(後の10版のパーツリストではちゃんと修正されてます)。今回オークション落札品に正規品が付いてたので助かりました。(このバハはレースに使った時にテールから外したまま紛失したらしくカラーが付いてませんでした。)右のじゃ締め込んでいくと上の写真の取付部のグロメットのゴムが潰れてしまいなんの役にもたちません。
サビが出てたのでワイヤーブラシで落として亜鉛塗装。乾いたらフェンダーにテールライトとテールバッグを取り付けます。
壊れていたテールバッグのベルトは、先日まで車体を釣っていた荷締めベルトを切って代用しました。
これで車体にリアフェンダーを取り付けることができます。
とここで、リアフェンダー、ウィンカー、リアキャリアが共締めだったことを思い出しました。せっかくつけたフェンダーのボルトを抜く羽目に。
XLR250Rバハ レストア57日目。前後ブレーキエア抜き、ケーブル装着ほか。 [88’HONDA XLR250R MD22]
雨が上がったので、最後に残ったフロント周りの配線作業をするのにバイクの向きを180度入れかえたいので、移動させるのに必要なブレーキにフルードを入れてエア抜きします。
まずリアブレーキから。こっちは古いフルードが入ったままですので
マスターシリンダータンクのキャップを開けて古いフルードを吸い出して新しいフルードを満たします。
使ったのはホンダ純正DOT4。
ブリーダーに注射器を接続してペダルを踏んで古いフルードを吸い出します。
ただ引っ張るだけじゃうまく抜けてこないので、結局普通にブリーダーを開け閉めしてエア抜き。濁ってます。この方法だとこちらからエアを吸うこと無く、エアがちゃんと抜けてくるとピストンが押し出されるため作業の目安になります。
記録によると2013年に交換したので5年ものか。
きれいになるまでフルードを足しながらエア抜きを続けます。
こんなものかな。リアブレーキ完了。
XLR250Rバハ レストア56日目。ブレーキライン組み付けとアンダーガード。 [88’HONDA XLR250R MD22]
昨日ホームセンターへ行き、新品なのにエア漏れしていたコンプレッサーの圧力計を交換してもらいました。
停止するまで回して電源切って放置。漏れがないか確かめます。
待ってる間にAMAZONに注文しておいた物が到着。
だって安かったんだもん。
放置車GSXーR1100に使おうと思って買ったリアスタンドです。なんと3500円弱。耐荷重160kgの中型車用ですが整備用ではなく放置用のスタンドなので軽量なR1100なら大丈夫でしょう。
パイプに何故かこれがテープで止めてありました。おまけ?。水準器のパーツだけど単体じゃ役に立たないよなあ。
1時間後。漏れてません。今度こそ大丈夫そうです。
そして本日。雨が降り出したけど倉庫にこもって少し進めておきます。15時スタート。
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