北海道ツーリングに持っていったカメラたち 続き 1996年 [カメラ、写真]
昨日の記事の続きです。
もう探すところが思いつかないくらい1996年の北海道ツーリングの写真を探しました。が見つからない。
ティアラで写した最初の日と最終日を写したフィルムとプリントは見つけたのですが、間の6日分くらいが全く見つかりません。
諦めてぼおっとしながら本棚を見てると、厚さ5センチぐらいの箱に入ったアルバムっぽいものがありました。
背表紙には「スライドファイル」の文字が。
あーそういやあの年は、R100GSパリダカールの樹脂タンクの上についている5リッターの小物入れ(ほぼタンクバッグ1個分)に、一眼レフを入れていった記憶があるわー。だから絶対フィルムがあるはずだけど無いということは。
あったー、ありました。当時はプリント代が1枚40円ぐらいしたので現像代だけで済むリバーサルフィルム使ったんだ。安く済むので120コマ分ほど。フィルムにすると5個分ぐらい。
スライド=リバーサルフィルムは、ネガフィルムと違い、写したそのままの色で写ってます。
裏から均一な光を当てるとこのように見えるのです。
北海道ツーリングに持っていったカメラたち [カメラ、写真]
今回北海道ツーリングの記事を書くに当たり、1ツーリング当たり24枚撮りで4,5本あるフィルムからプリントしたやつの日付と、プリント裏に打ってあるコマ番号を頼りに時系列順に並べ直して、それをもとにルート図を描きました。通常はプリントの裏に1,2,3の順にコマ番号を打ってあるのですが、今回年ごとに写真を並べてみたらなんか変です。あれ?途中から順番が逆じゃねえ?
最初(XL250Rの時)に持っていったカメラ(現物が残ってないのでなにを使ったのかは不明、捨てた覚えがないのに、記憶からもカメラ防湿ケースからもきれいに痕跡が消えてます。それまでは機械式の一眼レフ専門で日付が入るようなカメラ持ってなかったはずですが)はちゃんと順番に並んでるのですが、次に持っていったカメラ、キャノンのオートボーイD5と3度めに持っていったフジのティアラは、プリワインディングと言って、フィルムを入れるといったんカメラ側に全部巻き取って、写したやつはパトローネ(フィルムを巻き取っているケース)に引きずり込むという仕掛け。なんでこんな事するかと言うと、何かの事故で(落とすとか)裏蓋が空いちゃっても、写したやつはパトローネに巻き込んであるので感光することが無いのです。(だいじょうぶ?若い人、ついてこれてる?)
というわけで24枚撮りの場合、1枚目がNo24で最後がNo0で終わります。これに気づくまで????となってしまいました。
ちなみにXL250Rのとき使った謎のカメラで写した日付はこれ。これ以降使ったカメラは完動状態ですべて手元にあります。
BMWR80G/Sのとき持っていった1994年発売のキャノンの防水カメラ、というかダイビング用カメラ、オートボーイD5。水中撮影のモード(オートフォーカスがオフになり固定焦点になる)がつき、ダイビング用のグローブしたままでも操作できるように、ダイヤルやシャッターは大きくできてます。ただ電源スイッチを兼ねたダイヤルにロックがないため、うっかり触って電源が入って電池がカラになる事態が頻発したり、フラッシュモードが変わっちゃうので撮影前に必ず確認しないといけません。
あと上のように距離のあるセルフタイマー撮影では、自分にピントが合わずに、ほぼ全部がこんなふうにボケるのが欠点でした。
裏はシンプル。日付セットボタンのみ。右の窓はフィルムケースの感度が見えるようになってます。(昔は当たり前の仕組みだったけど知らない世代が半数超えたんじゃないだろうか)
パノラマモードが付いてるんですが、この切り替えレバーが何かに引っ掛かってすぐに変わってしまうのに悩まされました。左は電池の蓋。もちろん防水。この頃のパノラマは2種類のみです。数年後APSフィルムの普及に合わせて中間サイズができて3種類となりました。(APS-C、APS-H、APS-P)
この時点ではまだAPSカメラはなく、35mmフィルム用です。(APS規格のカメラが出てきたのは1996年4月)防水のためパッキンつき。右の裏蓋の丸い蓋は日付写し込み用の電池。フィルム感度は自動設定されます。
こいつね。BMWR80G/Sのときに持っていったのはこのツーリングのために購入したばかりのこのカメラです。
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