2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 マッドガード取り付け。あれ?タコメーターが動かないよ。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
すべての部品を付けたつもりがマッドガードの取り付けを忘れていました。
取付部のサビを落として
さびチェンジを塗布。
この辺の雌ねじって腐食が激しくてなかなか入っていきませんねえ。すごく時間がかかりました。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 車検整備完了といったけどガソリン漏れ発覚。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
車検に向けてハイゼットの車内に満載の工具やパーツを片付ける前に、エンジンを掛けて起伏のある住宅内を一周してみました。シューズドクターで固めたインチキエンジンマウントのせいか走行中の振動がやや多いと感じましたが、整備前より静かにアイドリングするようになりました。左エンジンマウントの切れと、右のエンジンマウントブラケットとミッションとの締結部にボルトが1本入ってなかったのがアイドリングでの騒音と振動の原因だったようです。
とここでフューエルフィルターのバンジョーからガソリンが滲んでいるのに気づきました。パッキンを新品に換えたのに。
あーあ、またエアクリーナーダクトを外す羽目になりました。そしてパッキンを交換。しかしエンジンをかけるとブワッと漏れてきます。どうやら使った銅パッキン(12x20x1mm)の面積が広すぎて面圧が足らないようです。オイルのような粘度のある液体だとこのパッキンで漏れは止まりますが、ガソリンのような粘度のない液体には効かないみたい。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 リアブレーキ整備後大地に立つ。車検整備完了です。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
また日が空きましたが、本日リアブレーキのチェック後、地面におろしてATの全レンジでの走行チェックとブレーキのチェックをします。(駐車スペースで1mぐらい前後移動するだけですが)
と、その前に、少し足らなかったATフルードを追加しときましょう。
結局1リッター追加してやっとフルレベルになったので、全容量3.8リッター中3リッターが抜けていた計算です。(ちょっとオーバーレベルかな。しばらく走って余分を抜きましょう。)
まず、前輪をジャッキアップして地面に下ろします。後で後輪を浮かせたままスピードメーターが動くかどうかチェックするので、とっさのときにブレーキを効かせるためです。
ブロックに載っていた後輪を浮かすため、ジャッキアップしてブロックを外して馬を掛けます。
リアブレーキシューの残量を見るため後輪を外しますが、エア圧が足りないのかこのインパクトがだめなのかナットが緩みません。
なのでこの前モーターを交換した12Vインパクトをテストがてら使用。一発で緩みました。これ、馬鹿にできません。でも普通のコードレスインパクトが安く手に入るようになったので、もう売ってないんだよねえ。
割りピンを抜いて
36mmのロングメガネで体重をかけて緩めます。
サイドブレーキを外してドラムを抜きます。
蜘蛛の卵が・・・・。ドラムともどもエアブロー。シリンダーからのフルード漏れはありません。なので分解はなしで。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始7日目 圧縮圧力測定後エンジン始動。オイル漏れ修理確認完了です。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
体調不良で随分サボってましたが本日久しぶりに気温が10度超えたので最終作業に入りました。
プラグを外すので周りをエアブロー。
1番気筒。きれいに焼けてます。
2番気筒。
3番気筒。すべてのプラグOKでした。
次に圧縮圧力を測定するためバッテリーを接続します。ハイゼットのバッテリーはここ。荷物を積むと開けられないという・・・。
家で充電してきたバッテリーと入れ替えます。
運転席下にあるフューエルポンプリレー(右上)を外して燃料の供給を止めます。
しかーし、外す方法がわからず。引っ張っても抜けません。どこにロックがあるのかが不明。なので諦めました。プラグ刺さってないから点火はしないし、短時間ならかぶることもないでしょう。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始6日目 オイル漏れ修理とベルト交換すべて完了 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
昨日は母の買い物ドライバーで潰れたので、先日外したフロントドライブシャフトのガードの錆落としと錆止めを。
えらく錆びてるなーと思ってたんですが
以外やサビはスポット溶接されたブラケット部分だけで、サビだと思ってたのは泥でした。
なのでサビ転換剤をブラケットに塗って終了。塗装は明日。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始5日目 タイミングベルトクランクプーリーはずせず クランクシール交換は次の機会へ [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
本日は快晴でした。というか18度もあって暑かったです。
アマゾンで購入したプーラーが届いたのでタイミングベルトの駆動プーリー外しに挑戦です。
まず、この前見つけた、鉄粉でふさがっているプーリーのボルト穴2個(オレンジ矢印横の穴と対角の2個)にタップを通します。M6X1.0でした。
ところがもっと小さいかと思ったプーラーが意外とでかくて、2本の引き抜きボルトのピッチがプーリーのボルトピッチより10mmほど広くて使えませんでした。リューターでプーラーの穴を削って広げようとも思いましたが、今回はクランクオイルシール交換は諦めて次の機会にします。そうしないとこのまま完成せずに廃車への道を突き進みそうな予感がしたので。それぐらい、やることなすことがうまく行かず、メンタルがぐずぐずになっています。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始4日目 タイミングベルトに翻弄される日 ちっとも先に進めない [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
実は前回大チョンボをやっていて、作業が終わってから「あ!」と気づいてしまい、そのチョンボが夢にまで出てきて胃に穴が開きそうで・・・。そのチョンボは、ハイゼットのエンジンがちゃんと掛かったら、そしてほとぼりが冷めてから発表しますので今は静かに見守ってやってください。
ということで作業にかかる気力が出ずにしばらく寝込んでました。まあ猛烈に寒い日か雨の日かしかなかったせいでもありますけど。
前の作業の翌々日。台風並みの風で外作業が無理なので、変形してクランクプーリーと接触して削れたタイミングベルトカバーロアの変形を熱湯で修正します。
クランクプーリーの芯側と接触して削れた穴。
プーリー外周との接触で削れた溝。
もし変形を修正してもプーリーと接触してしまい新品に交換しなければならない場合の純正部品番号。11322-87208。
あー、ATミッションパンのマグネット、やっぱりダイハツのマークだったんだ。
修正前。よじれてます。
瞬間湯沸かし器で熱湯を浴びせてひねっていきます。しかし、熱湯よりも温度の高いオイルが漏れて来たら変形するよねこれ。
プーリー周り。修正後。
まあ見かけは変わりませんが修正完了。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始3日目 はずれないクランクスプロケット [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
母が、「トイレットペーパーがない、お米もない」というので朝からスーパー巡りです。コロナ騒ぎで出回らないお米は地元のコンビニヤマザキで普通に売っていたので5kg購入。トイレットペーパーも、1件目の生協にはなかったけど2軒めのスギヤマで買えました。あいかわらずマスクはないけど。
さてハイゼットですが、先日タイミングベルトを外してオイル漏れ箇所を特定できたので、オイルシールの打ち込みジグを作ってみました。(正確には見つけてきて加工しただけ)
カム側。オイルシール寸法が内径38x外径52mmだったので家中探していいのを見つけました。
割れてしまって廃棄した湯たんぽの、内径が40mmx外径が58mmの蓋です。マニュアルでは純正の圧入ジグにはM10X1.25x50mmのボルトを使えと書いてあったので11mmの穴を開けてます。
こいつでオイルシールを圧入しようとしたんですが。
位置決め用のノックピンに内側のリブがあたって入りません。
カム側はちょっと置いといて、クランク側は内径32mmx外径46mm。
こいつがぴったりでした。内径30mmの塩ビパイプ用の蓋です。内径38mmx48mmx53mm。こいつにも11mmの穴を空けてボルトで圧入。の予定だったのですが。
試しにカム側に当ててみるとこっちにもぴったし。というよりこっちの方に誂えたようにサイズが完全に一致してます。
よしこれでカムシールはOKだっ!とボルトを挿してみたら入りません。調べたらM10じゃなくてM12じゃねーか。この現場には12mmの穴をあける道具もないので、こいつで叩き込むことにしました、
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始2日目 オイル漏れ箇所特定 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は3時から母を病院に連れて行くので、1時半からの作業開始ですが、とりあえずやれるとこまでやってみました。
まずこのカムスプロケットを外します。
その前にタイミングベルトを外しますが、外す前に第一気筒の上死点を出しておきます。
クランク側の合わせマークを確認。スプロケットのボッチとケース側の突起を合わせたところが上死点ですが、2回転に1回の圧縮上死点かどうかはカム側の合わせマークを見ないとわかりません。
クランクにボルトを戻して
19mmのソケットでクランクを正回転(前から見て時計回り)させてクランク側のマークを合わせます。カメラを突っ込んで写してるので見えますが、肉眼では上から見下ろすか下から見上げるしか無くマークが見ずらいので、ケース、スプロケット両方のマークをペイントしてます。
カム側もペイント。上下ともあっているのでここが圧縮上死点です。
ベルトに回転方向とスプロケットとの合わせマークをマーキング。純正部品なら印刷されています。
カムスプロケットをバイク用のフライホイールをロックするツールで固定し、センターの17mm頭のボルトを緩めます。こちらも98Nmで締まってるので、全体重を掛けて緩めるために、フレームにかまぼこ板を挟んで工具を支えてもらいました。
クランクの前方はフロントドライブシャフトのガードがあるため、車両下からはクランクスプロケットが見えないので外しました。
これでカメラがすんなり入るようになり撮影がしやすくなりました。しっかし、穴に詰まっているのはサビか?どこから来たの?
ベルトテンショナーの14mm頭のボルトを緩めるとタイミングベルトのテンションが抜けるのでベルトを抜きます。
2020年ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 エンジンフロントオイルシール交換開始1日目 ちょっと予想外のタイミングベルトカバー内部 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
*日にち的には前の記事からの続きですが、作業内容が変わるので2つに分けて新記事としました。
ここからはエンジンフロント側のクランクシールとカムシール交換のための作業開始です。
まず調整代(しろ)のストロークが足りないためにプーリーから抜くことができなかったエアコンベルトを、エアコンコンプレッサー本体をブラケットから外すことで抜いちゃいましょう。車の下に潜りコンプレッサーの下側を固定しているこの2本のボルトを抜きます。
ところがスペースがなさすぎて、フロント側のボルトを抜くための工具が回せません。ラチェットレンチの爪1個分をちまちま作動させて時間を掛けて緩めていきます。
柄の短いハンドルを見つけて少しだけ効率がアップ。左側にボルトの先端が出てるのわかります?。この分は全く不要な長さです。かって自動車製造に乗り出した本田宗一郎氏が、試作車に使ってある、今回のように反対側に突き出したボルトを見て「なぜこのボルトは無駄に長いんだ!!!」と設計者を怒鳴りつけたというエピソードを思い出しました。
工具を振るスペースが足らないこともあり、この1本を外すのに30分かかったのよ。
リア側のボルトは下からは手が届かないので、せっかくつけたエアクリーナーダクトを外しました。こんなことならつけるんじゃなかった。ほんと学習しないなあ。
ダクトを外すと上からボルトが視認できました。右がコンプレッサーのお尻です。
こっちはレンチを振るスペースが十分あり割と楽でしたが、ほんと無駄な長さだよなあ。(先の黒い部分はいらない部分)
コンプレッサーがブラケットから外れたのでやっとベルトが抜けました。
コンプレッサーを定位置からちょっと動かすので、電磁クラッチのケーブルを抜いておきます。
使用限度を超えたコンプレッサーベルトが、交換しようと思ってから10年の時を経てやっと外れました。これで内側のオルターネーターベルトを外すことができます。
キュルキュルという音の原因だと思っていたエアコンプーリーのベアリングですが、手で回してみてもスムーズで音も出ません。やっぱり音の出どころはあれだったかー。(後述)
オルターネーターは外さなくても黄色矢印の先にある固定ボルトを緩めただけでベルトは外れました。
外したオルターネーターベルトは完全に寿命でした。外れてよかったー。クーラーベルトは切れてもエアコンが効かなくなるだけだけど、こっちは車が死んじゃうからねえ。
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