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1995年8月31日 BMWR80G/Sで行く3度めの北海道ツーリング 霧多布キャンプ場>オンネトー野営場 道内5日目 [北海道ツーリング]



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一晩中、すぐ目の前でなり続ける霧笛。情緒も何もあったもんじゃない。この霧多布岬は3日に一度しか霧が晴れないと言われるぐらい景色が見られないところらしいです。31日朝も行き止まりの駐車場はこのとおり。左奥に見えるのが霧多布岬です。これより徒歩のみ。


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ここ浜中は馬を放牧しています。


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もちろん牛さんもいますよ。


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昨日通った北太平洋シーサイドラインを逆走し、釧路市街へ入る前にある、典型的な北海道の古い集合住宅。

ここからは鶴居村の温泉を経てダートの峠を越えて阿寒湖の方へ行ってみたいと思います。

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1995年8月30日 BMWR80G/Sで行く3度めの北海道ツーリング カムイコタンキャンプ場>襟裳岬>霧多布キャンプ場 道内4日目 [北海道ツーリング]



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8月30日。快晴です。

今日は折角ここまで来たのでもうちょっと南下して襟裳岬へ行ってみましょう。


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黄金道路で今回2度めの遭遇。


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あ、今気づいたけどキタキツネ、2匹いるやん。まじで犬猫よりたくさん見たぞ。


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何度見ても陸地が海に徐々に沈んでくさまに感動しますねえ。


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多分ここの無敵食堂で食べたウニ丼。


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食堂にあった昔の路線図。線路で北海道が描けているのがすごい。この食堂、残念なことに2016年に火事で全焼しちゃいましたね。

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1995年8月29日 BMWR80G/Sで行く3度めの北海道ツーリング かなやま湖キャンプ場>カムイコタンキャンプ場 道内3日目 [北海道ツーリング]

道内3日目はかなやま湖キャンプ場からスタートです。




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翌日、8月29日、モヤの中撤収。


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今回の全財産。基本食事は外食するので自炊用具はありません。


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モヤが上がると晴れました。


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積み込み完了。


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国道237号線で富良野経由で十勝岳へ向かいます。


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美瑛のダートを抜け


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南富良野から延々と続く東九線の直線で突き当たりまで。


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斜線道路を経て、上富良野で右折して十勝岳温泉方面へ。


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十勝岳望岳台到着。登山届を出すポストがあります。つまりここから先は登山家の世界。


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犬かと思ったらキタキツネかい。


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なんの碑文かいまじゃもうわからないけど、きっとなにか心に響くもんがあったんでしょうね。後ろの看板には「国営しろがね地区」とかかいてあります。これについてくわしくはこちら。>KOKUEISIROGANETIKU.pdf


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大雪山?


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これもなぜ撮ったんだろう。


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今度は南下して帯広方面へ。


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なにこれ?(場所からして小豆かな)

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1995年8月25日ー28日 BMWR80G/Sでいく3度めの北海道 自宅>太平洋フェリー>道内1日目 [北海道ツーリング]



1995年8月24日。この日は現在のようなネット社会のプロローグとなる大きな出来事がありました。

この少し前まで、パソコンと言えばNECのPC98というほぼ独占時代が続いており、現在のようなインターネットなどなく、かろうじてネットの走りのようなパソコン通信(現在のように世界中につながっているのではなくNECが運営するニフティサーブというサーバーにのみ電話回線で接続されているという状態、今のSonetの元祖やピープルなんてのもありましたな)が一部のマニアによって使われているぐらい。

基本的に一般人にとってパソコンは外部と接続することなくスタンドアローンで使うもので、正直パソコンはゲーム用途ぐらいしか使いみちがなかったのですが。少し前、IBMのパソコンのコピー品であるPC/AT互換機というものがぼちぼち現れてきて、PC98の独占状態に嫌気が差した人々が乗り換え始めてWindows3.0から少し使い勝手が良くなった3.1を使い始めたのですが。やっぱり用途はゲーム機か上級の人がワープロソフト(当時は一太郎がほぼ独占)や表計算ソフト(当時はロータス123がほぼ独占)を使ってたぐらい。

そこへ本格的にマウスだけで操作する、インターネット接続という、海の物とも山の物ともつかぬものをメインの用途としたWindows95が発売されたのです。(当時は「いんたーねっと」というものを何に使うものかみんな知らなかったんです)

いや、北海道ツーリングとなんの関係があるのよ?それがどうしたというお話ですが。ただそういう年だったというお話でした。


それでは本編です。


Windows95が発売された翌日、1995年8月25日。仕事で夏休みが潰れて、遅い夏休みをもらうこととなり、どうせならハイシーズンが過ぎて競争無しでフェリーが取れることだし北海道行っちゃえ、ということに。

バイクは去年と同じくR80G/S。この年は夏休みが取れないくらい良く働いたので、750ccオーバーの料金でも支払うことができたのです。


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基本的に荷物は去年と同じですが、せっかくでかいキャリアが付いてるので、いわゆるRVボックスを積んでいくことにしました。サイドバッグは去年使った、キャリアに固定のビデオカメラのケースです。(当時のビデオカメラは牛乳パック2個分位の大きさなのでケースもこの大きさ)

今年も太平洋フェリーを使いました。8月25日。当時は今より1時間遅れの午後8時の出港です。


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当時の二等寝台、今のツーリストAです。今と違い普通の二段ベッドです。(今はカプセルタイプ)


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翌8月26日仙台港を経て、8月27日午前10時苫小牧港着。


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目の前で開いていくゲートからの風は何度体験しても新鮮です。さっきまで立っていた甲板の風と同じなのにねえ。

と、船を降りたところで事件が。

カウリングが割れて片面を擦ったBMWR100RSの脇でおじさんがしょんぼりしてます。話を聞いたら、今日朝4時の便で小樽につき、少し走ったところで転倒し、まっすぐ走らなくなったので、ツーリングは諦めて太平洋フェリーで仙台港経由で福島へ帰ろうとしていたとのこと。

点検させてもらうとヘッドカバーが割れるなどの致命傷はなく、カウルが割れてフロントフォークがねじれていただけだったので、クランプを全部緩めてねじれをとり、再度締め直したらなんとか普通に走れるようになりました。結局この人は北海道ツーリングは諦めたのですが、、後日東北ツーリングをして無事家に帰ることができたとはがきを頂きました。ちゃんと普通に走れたそうです。頑丈だなR100RS。(RSのカウルはでかいだけでなくFRP製で頑丈なので、転倒のショックを割れることでほとんど吸収できた模様。)

*このエピソード書いたあとで2002年のメモ帳が出てきて、そこにびっしりこのエピソードが。つまり記憶違い。2002年版がかけたら引っ越しします。脳みそ、もう少し頑張れ。


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まずは前年と同じく、というより恒例の、国道276号線で支笏湖を経由して今年は温かい(それでも23度)美笛峠を越え、喜茂別から道道5号線(現2号線)のオロフレ峠へ。


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削れてる部分が未成道。崩落が続きルート変更したため放置されました。今立っているところが当時の峠です。現在は少し下にできたトンネルで通過します。


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大好きなイモモチ(ひょっとしてこれってただのじゃがいも?とご当地ヨーグルト)で昼食。


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登別を経て室蘭のオヤジのうちで一泊します。

(基本的に北海道初日は小樽か苫小牧への上陸+親父んちへの宿泊、最終日は同じく小樽か苫小牧から出港という同じパターンなのでルートも固定されてしまいますねー。)


本日の走行距離 140㎞。

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北海道ツーリングに持っていったカメラたち 続き 1996年 [カメラ、写真]


昨日の記事の続きです。


もう探すところが思いつかないくらい1996年の北海道ツーリングの写真を探しました。が見つからない。

ティアラで写した最初の日と最終日を写したフィルムとプリントは見つけたのですが、間の6日分くらいが全く見つかりません。


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諦めてぼおっとしながら本棚を見てると、厚さ5センチぐらいの箱に入ったアルバムっぽいものがありました。


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背表紙には「スライドファイル」の文字が。


あーそういやあの年は、R100GSパリダカールの樹脂タンクの上についている5リッターの小物入れ(ほぼタンクバッグ1個分)に、一眼レフを入れていった記憶があるわー。だから絶対フィルムがあるはずだけど無いということは。


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あったー、ありました。当時はプリント代が1枚40円ぐらいしたので現像代だけで済むリバーサルフィルム使ったんだ。安く済むので120コマ分ほど。フィルムにすると5個分ぐらい。


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スライド=リバーサルフィルムは、ネガフィルムと違い、写したそのままの色で写ってます。


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裏から均一な光を当てるとこのように見えるのです。


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北海道ツーリングに持っていったカメラたち [カメラ、写真]


今回北海道ツーリングの記事を書くに当たり、1ツーリング当たり24枚撮りで4,5本あるフィルムからプリントしたやつの日付と、プリント裏に打ってあるコマ番号を頼りに時系列順に並べ直して、それをもとにルート図を描きました。通常はプリントの裏に1,2,3の順にコマ番号を打ってあるのですが、今回年ごとに写真を並べてみたらなんか変です。あれ?途中から順番が逆じゃねえ?

最初(XL250Rの時)に持っていったカメラ(現物が残ってないのでなにを使ったのかは不明、捨てた覚えがないのに、記憶からもカメラ防湿ケースからもきれいに痕跡が消えてます。それまでは機械式の一眼レフ専門で日付が入るようなカメラ持ってなかったはずですが)はちゃんと順番に並んでるのですが、次に持っていったカメラ、キャノンのオートボーイD5と3度めに持っていったフジのティアラは、プリワインディングと言って、フィルムを入れるといったんカメラ側に全部巻き取って、写したやつはパトローネ(フィルムを巻き取っているケース)に引きずり込むという仕掛け。なんでこんな事するかと言うと、何かの事故で(落とすとか)裏蓋が空いちゃっても、写したやつはパトローネに巻き込んであるので感光することが無いのです。(だいじょうぶ?若い人、ついてこれてる?)

というわけで24枚撮りの場合、1枚目がNo24で最後がNo0で終わります。これに気づくまで????となってしまいました。


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ちなみにXL250Rのとき使った謎のカメラで写した日付はこれ。これ以降使ったカメラは完動状態ですべて手元にあります。


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BMWR80G/Sのとき持っていった1994年発売のキャノンの防水カメラ、というかダイビング用カメラ、オートボーイD5。水中撮影のモード(オートフォーカスがオフになり固定焦点になる)がつき、ダイビング用のグローブしたままでも操作できるように、ダイヤルやシャッターは大きくできてます。ただ電源スイッチを兼ねたダイヤルにロックがないため、うっかり触って電源が入って電池がカラになる事態が頻発したり、フラッシュモードが変わっちゃうので撮影前に必ず確認しないといけません。


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あと上のように距離のあるセルフタイマー撮影では、自分にピントが合わずに、ほぼ全部がこんなふうにボケるのが欠点でした。


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裏はシンプル。日付セットボタンのみ。右の窓はフィルムケースの感度が見えるようになってます。(昔は当たり前の仕組みだったけど知らない世代が半数超えたんじゃないだろうか)


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パノラマモードが付いてるんですが、この切り替えレバーが何かに引っ掛かってすぐに変わってしまうのに悩まされました。左は電池の蓋。もちろん防水。この頃のパノラマは2種類のみです。数年後APSフィルムの普及に合わせて中間サイズができて3種類となりました。(APS-C、APS-H、APS-P)


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この時点ではまだAPSカメラはなく、35mmフィルム用です。(APS規格のカメラが出てきたのは1996年4月)防水のためパッキンつき。右の裏蓋の丸い蓋は日付写し込み用の電池。フィルム感度は自動設定されます。


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こいつね。BMWR80G/Sのときに持っていったのはこのツーリングのために購入したばかりのこのカメラです。

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北海道ツーリングの写真。フィルムにあるのにプリントがないやつが。フィルムからスキャンしてみよう。 [コンピューター、携帯電話]

今回突然思い立って書き出した過去の北海道ツーリング記事。プリントをスキャンするのにとんでもない時間がかかるためなかなか全部を記事にできません。

調べたらバイクでは、1993年、1994年、1995年、1996年と4年連続で、1999年、2002年、2009年、2015年(ただしこれはKS2を積んだハイゼット)と都合8回北海道へ行ってました。

実を言うと1993年のを初めての北海道とうたってますが、1992年にオヤジの引っ越しを手伝うため会社から借りた4トントラックで室蘭まで行ってました。まあこれはバイクツーリングではないってことで除外してます。

それ以外には2013年に18きっぷ旅で1回、2018年にオヤジの入院、葬儀などで3回行ってますがこれももちろん除外します。

このツーリングのうち、1993年のXL250R、1994年のR80G/S、2009年のR100RS、2015年のハイゼット+KS2はすでに記事にしてますので、あと1995年、1996年、1999年、2002年の4記事を書けば自分の記録としてはパーフェクトとなります。


で、まずはマップから作成してるのですが、メモがない状態からマップを造るのにも、当時の地図と合わせて写真が、それも欠けなくちゃんと時系列順に並んだやつがないと無理です。(なぜ当時の地図が?というと道道番号が付け替えられてるとか、道そのものがまだできてなかったりとか、2004年からの平成の大合併で212市町村から179市町村へと地名そのものが無くなってたりとかしてるから-これはカントリーサインの旅では致命傷)で、プリント裏に記載されたパトローネ(フィルムの入ったケース)ごとにつけられた識別番号とフィルムのコマ番号に沿ってプリント順に打刻された番号を頼りにアルバムに再整理したのですが。


何故か番号がところどころ数枚分抜けてます。で、その写真はフィルムがあるやつだったので蛍光灯に透かしてみると、全部私がなにかの前でポーズを撮っている写真ばかりでした。ああ、これは親父に送ってその後焼き増し忘れたやつだな。というわけで不足分を焼き増ししようと思い立ったんですけど。


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あー、そういえばフィルムをスキャンして色を反転させればいいじゃんと気づき、複合機でフィルムをスキャンしたやつをフリーソフトで色反転しました。が、うまくいきません。どうやら専用のフィルムスキャナーで取り込まないとちゃんとしたカラー写真にならないようです。(フィルムをスキャンするには裏から照明を当てないと真っ暗になってしまうため)


で、思い出しました。随分昔に買って、複合機を買ったことで使わなくなったスキャナーがあったことを。あいつには確かフィルムスキャン機能があったはず。


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コイツがそのスキャナー。発売当時の最上位機種、キャノン8000Fです。


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フィルムホルダーがついており、蓋にはバックライトもあります。(通常のスキャンではバックライトが必要なくて白い背景が必要なため、ふだんはスキャン範囲の大きさの板でライト部分を塞ぎます)


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本体と蓋を結ぶのがフィルムを裏から照らすバックライト用の電源ケーブル。


ところが長い間ホコリを被って放置されてたため、ガラスの内側にクモの巣状のカビが。分解してアルコールでフキフキ。まあ使えるレベルにはなりましたので早速電源コードを差し込みノートパソコンにUSBで接続。・・・・・・認識できません。

キャノンのホームページへ行きドライバーソフトを探すと、最終更新がWINXP用。かー、そんなに古いのか。更に良く読むと一応WIN7まではXP互換モードで使えるようです。ただし32ビットの7までで、64ビットの7や8、10では使えませんですと。

よかったあ、32ビットのWIN7のパソコン捨てないで。というわけで去年VISTAからWINDOWS7にアップグレードした予備機のデスクトップに接続。互換モードでドライバーのインストール。

しかしUSBをパソコンにさしても反応無し。ドライバーがインストールされたかどうかも不明です。よく説明を読むとドライバーだけでは動作できず、スキャナーの統一規格であるTWAIN機器駆動用のソフトがないと認識すらできない模様なので一緒にダウンロードしておいた当時のキャノン機器共通のスキャンソフトもインストール。ところがインストールが終わりません。だめかー。と、5分ぐらいしたら突然スキャナーが動き出したではありませんか。やったー、使えるぞーこれ。

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