ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし22日目 頂上間近で転落事故 段取りは大事ですねえ [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日もそこそこ暖かく作業日和。ミッション横のサービスホールのカバーの取り付けから始めます。
飛び散ったオイルで真っ黒だったカバー。
フタ部分のパッキンも兼ねたスポンジはグズグズだったので、パーツクリーナーとスクレーパーで剥がします。両面テープで貼ってありました。
固まったオイルを真鍮ブラシで落とします。
これぐらいで妥協しました。
万能接着剤、セメダインスーパーXを用意して。
スポンジが貼ってあった部分に塗り塗りします。
スポンジはお菓子かなにかのクッションに入っていたもの。
接着して
整形して完成。乾くまでオイルラインの取り付けにかかります。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし21日目 (ミッションを)積む積む詐欺師の汚名返上。ミッション搭載できたー。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
昨日はハイゼットのミッション搭載作業をしようとお店を広げたとたん雨が降り出したので、先日分解したインパクトレンチの修理にかかりました。
分解完了。
いつもの中国商社bangood.comから購入した550サイズのモーター。1100円。最近はちゃんとクッションで梱包されてます。昔はただビニール袋にむき出しで入ってたもんなあ。
完全に同形状です。
ただ、ピニオンギアはこっちから外さないといけません。
樹脂のギアだけもげました。欲しいのは右のギザギザ部分。こっちは何をやっても抜けないので使えそうなギアをまた発注するはめに。もともとラジコン用みたいなのでなんとかなるかなあ。というわけでここで終了です。
そして本日。明日は一日中雨予報なので今日中にかたをつけたい。実は昨日、夢の中でシミュレーションを繰り返した結果いい方法を思いつきました。睡眠は大事ですなあ。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし20日目 1mmも進展しない日。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は午前中まで雨でしたが、母を病院に連れて行ったあとで昼から晴れたので、地面が乾くのを待って2時からミッション積み込み作業開始。チョチョイのちょいで搭載完了。のハズだったんですが。
穴が全く合っていないのがわかるでしょうか。高さや左右もですがミッション自体がほんの少し回転しちゃっています。
ミッションの角度とエンジンの角度も全然あってません。ミッション後方が下がっているのです。(右がエンジン)
ミッションの最後尾が、ジャッキが届かない高さになったので、お役御免になった台車にベニヤを敷いて嵩上げします。ミッションを前方に押しやすくする役目もあります。
ミッションマウントを車体のフレームに当たるまで上げたんですが、これでもミッションとエンジンが「への字」になっています。つまりエンジン後方が高すぎるということです。
あ、エンジン後方をジャッキアップしたままでした。エンジンマウントを固定したのでもう不要です。(右のジャッキ)
このジャッキを抜いたらなんとかミッションとエンジンが直線上に。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし19日目 ミッション搭載・・・に至らず。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は明日から天気が悪くなるということで、母のお買い物のドライバーを務めたあと、今日中にミッションを載せてしまおうと2時から作業にかかりました。風もなく温かいです。
まず、トルクコンバーターからフルードを抜いて抜けた分の新油を補充。
ところがほとんど抜けませんでした。構造的に全部は抜けないのです。なので補充はなしで。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし18日目 エンジンマウント取り付けに四苦八苦 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
隣家の通夜と葬儀も滞り無く終わり作業再開です。
今日はシューズドクターで貧乏修理した左側エンジンマウントを取り付け、左右のエンジンマウントブラケットを位置決めするブレースを取り付けます。簡単なお仕事だと思ってたんですがこれが大変な仕事になりました。
とりあえず左側のマウントブラケットにブレースをつけてしまい、このままフレームにマウントして、すでに取り付け済みの右のマウントブラケットにブレースを締め付ければ終わりぐらいに気楽に始めたんですが、これでは右側のボルト穴に全然届かなかったので結局バラしました。
まず、インチキ修理をした左側エンジンマウント本体をエンジン側のブラケットに締め付けます。ここにかけているジャッキがあとでブレース取り付けのネックになりました。何しろこのジャッキがかかっている空間にブレースが通るのですから。
小さなワッシャーがエンジン側、大きなワッシャーがマウントブラケット側。ナットはどちらも12mm頭のM8です。
エンジン側はブラケットの裏にナットが付くので、手探りでショートギアレンチを使って仮締め。
さてこれをトルクレンチで締めたいのですが、周りが邪魔者だらけでレンチを振ることができません。なのでこういう形でエクステンション+トルクアダプターの裏側を使って締め付けます。
締め付けトルクは24.1Nmですが50mmのエクステンションをかますので、24.1x200/250=19.5Nmで締め付けることになります。
裏側を手探りで締め付けてエンジン側の取付終了。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし17日目 葬儀お手伝いの前にエンジンマウント修理 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
昨日、隣のご主人が亡くなったということで、隣組の葬儀手伝いをしないといけないのですが、、お通夜が日曜日、葬儀が月曜日だったので本日は作業ができます。が、母が具合が悪いので病院へ連れてってほしいというのでかかりつけのお医者さんへ。薬をもらってきて午後には良くなったけど、北風が強烈だし、家でできる作業に切り替えました。
まず、エンジンマウントゴムのひび割れに瞬間接着剤を流し込むため、レンチを差し込んで割れを広げます。
割れ目に瞬間接着剤を流し込んで、くっつくまで圧着~。
くっついたらシューズドクターの出番です。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし16日目 氷点下3度から無印5度 でも無風の温かい一日で床裏の塗装終了 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
午前零時の気温がマイナス3.4度だったので今日は寒いだろうなあ、嫌だなあと思っていたら、昼間の最高気温は昨日より少し高いだけの5.5度だったんですが、風がまったくなく日差しが暖かくて作業びよりの1日でした。が、3時から母を眼科に連れて行かなくてはならないので結局いつもの作業時間です。(上は室温)
まずはお店を広げます。風で飛ばされないって素敵。
まずは昨日ひび割れを見つけた左側のエンジンマウントゴムを外すため、エンジンのマウントベースに新たにジャッキを掛けます。
左側の車体側のナットを外してジャッキを上げていき、マウントブラケットから荷重を抜きます。これは上げ過ぎ。
左マウントにジャッキを掛けたことでセンターを受けてたジャッキが遊んだので
エンジンマウントはエンジン後方の左右2箇所しか受けていないため、ジャッキを移動してエンジン前側を受けます。(ミッション後方に3点目のマウントがあるため、ミッションがないとエンジンフロントが下がってしまう)
エンジンマウントは、家に持ち帰ってなんとかするということで外すのは後回しにして、昨日錆止めを刷毛塗りしてみっともなくなった床裏をスプレー塗装で少しだけきれいにします。
色はシルバー。何色でも良かったんですがなんとなくこれで。好きなんです銀色。
先日買ったスプレー缶アシストグリップをセットして車体下へ。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし15日目 床の錆止め続き 寒くて手が動かない [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
今日は最高気温が3度でした。しかも昨日同様の強風。
ハイゼットの下に潜る前に、エンジンマウントの本締めをしようとして、マウントゴムの上下を間違えていることに気づきました。
マニュアル見ると、ゴムの厚い方、凸部があり入れ子になる方が下側です。なぜならエンジンマウントは下からボルトがフレームにねじ込まれていて荷重は下側で受けるからです。ということで上下入れ替えて締め直し。
締め付けトルクは41.3Nmプラマイ7.3です。
41.7Nmで締め付け。
次に昨日トルクレンチが入らなかったエンジンマウントゴム<>エンジン間のナットを締め付け。
随分前、工具のストレートで、BMWR100RSのドライブシャフトのボルト締め付け用に買っておいたトルクレンチアダプタを使います。
延長分は50mmで、200mmのトルクレンチに使うと、200/250*規定トルクという計算ですので、規定トルク24.3Nmの80%=19.5Nmで締め付ければ24.3Nmで締め付けられます。
右側のエンジンマウントの締め付け完了。(計算間違いして21Nmで締め付けてますがプラス2.0なのでOK)
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし14日目 床の錆止めとエンジンマウント取り付け [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
早いもので車検が切れてあと1週間で1ヶ月経ちます。ということで作業終了目標を1ヶ月目の2月12日に設定。
今日は時速40km以上出さずに病院へ行ったあと、ミッションを収めるスペースの上に当たる床裏の錆止めをします。(ミッションを積んじゃうと手が入らない部分のみ)しかし今日は強風で大荒れでした。寒い。
作業の前に、購入した工具のテスト。フライホイールのリングギアを固定する、アストロプロダクツのフライホイールロックツールです。エンジンフロントのクランクプーリーのロックナットを緩めるためや、ドライブプレートとトルクコンバーターを締結する3本のボルトを締めるため、エンジンリアエンドのリングギアでクランクをロックするために買いました。送料ともで1010円でした。
ところがこいつはマニュアルミッション用でした。
MTの場合はリングギアがクランクエンドに締め付けられたフライホイール外周にあるため、ミッションさえなければ何も邪魔するものがないのでこの工具でクランクを固定できるのですが、ATの場合、リングギアがミッション側のトルクコンバーターの後ろに溶接してあるため、開口部からはこの工具が入らずリングギアの固定そのものが不可能なのでした。マニュアルミッションをばらす日が来たら使うことにして工具箱の奥底へ。
昨日錆止めしてシャーシーブラックを塗っておいた、ミッションマウントのベースをトランスファに19Nmで締め付け。
マウントゴムをセットしておきます。こいつは車体に固定してから本締めします。強風でウェスとか段ボール箱とか吹っ飛んでいくのを追いかけてもう大変。
ハイゼットS110V・4WDバン車検整備 ATミッション降ろし13日目 憂鬱な午後。いや、作業じゃなくて。 [H9(97)年ダイハツハイゼットバンS110V]
工具が欲しいのと母のお買い物で豊田の町へ。14mmのラチェットスパナと19mmのインパクト用ソケット、オイルライン用の銅ワッシャーを買って意気揚々と引き上げてきたのですが。
国道301号線の松平交番の近く、ゲートボール場の前で旗振りのおっさんがおいでおいでしています。
30年ぶり、57kmで捕まってしまいました。40km制限なので17kmオーバー、減点1、12000円の罰金。いつもなら自動ドアを拾ってうるさいぐらいのレーダー探知機は、ソケットが抜けて沈黙してました。
家に帰って、郵便局にて入金。インパクトレンチ買えたじゃん。
まあやっちゃったもんはしょうがないので、まだ暖かいしハイゼットのもとへ。昨日ミッションを引っ張り出す方法を思いついたのです。
台車のオカマ(ミッションの一番太いところ)を受けてる所に高さ調整用に入れていた20mmの板を抜いて、ミッションの頭にお辞儀させます。これで頭が低くなります。
嵩上げしていた理由がこれ。シフト切り替えレバーと、エンジン始動時にシフトがPかNに入っているかを検出するインヒビタースイッチのことを考慮せずに台車を作ったため、レバーとスイッチが引っかかってミッションの荷重を受けちゃってたから。なのでフロントに板を入れて持ち上げていたのです。(この写真ではすぐ前に木片を入れてレバー部を浮かせてます)
そしてオカマの一番高いところをホイールハウスとタイヤの間にくぐらせるとあら不思議。
ギリギリだけど抜けたー。抜けたよー。FF全盛の昨今、ほとんど見かけることのない縦置きミッション、トランスファー付きです。
長年漏れていたオイルが飛び散って、ホコリと混ざって分厚くコーティングされています。流石にこのまま積む気になれず掃除することにしました。
パーツクリーナーも刃が立たず、真鍮ブラシでガシガシと。オイルが届かなかったトランスファーはアルミが粉吹いてます。
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